概要
青山翔吾とは、東映版『遊☆戯☆王』の劇場版に登場するキャラクター。
初代の劇場版にのみ登場したキャラクターで、一流のデュエリストになることを夢見ている。
だが、遊戯曰くカードが持つ能力を上手く発揮させてあげることができないこととデュエルに敗北することが怖くて勝負へ踏み込めないことが原因でどんどん怖くなっていき、友達と一緒に遊ぶことがなくなっていくと同時にゲームをやる頻度が減っていっているらしい。
ある日、デュエルモンスターズのカードを買い求めて訪れた店で購入したブースターパックを開封した時に真紅眼の黒竜のカードを引き当てた。
偽りの決闘者(デュエリスト)
当初は『これを所持しているから、僕の勝利は目に見えている!』と言い放ち「闘わなくても、僕は強い」と安心感を得ていた。
ある者が真紅眼の黒竜の情報を調べ上げ、一度は奪われたのだが、城之内の手によって手元に戻って来た。
この時に、城之内に『お前は、こいつで (海馬と)闘うか?それとも、闘わなくても勝利は決まっているのか?』と問われた際、初めて『本当は怖いんだ、もし真紅眼の黒竜を使っても敗北してしまったら・・・僕は、立ち直れなくなってしまう!』と打ち明けた。
真の決闘者(デュエリスト)へ
遊戯が海馬との決着をつけるために挑む決闘を観客席で観ていたが、恐怖心から逃げ出そうとする。
だが、隣席していた城之内に『逃げるな、これはお前の決闘でもあるんだ!』と止められたうえ遊戯がデッキから引いたカードの正体を明かし、『闘いもしないで、決闘者の幻にしがみついているのは我慢ならねぇ! カード抱えこんで、(強い決闘者の)夢見るのはよせ・・』と説教を喰らう。 更に真紅眼の黒竜のカードを使わない理由も言われるが、「敗北してしまえば、臆病者の自分に戻ってしまう」ことを恐れたがカードショップの店長の老婆が言っていた『赤き竜がもたらす物は勝利にあらず、可能性なり……ただし、戦う勇気がある者だけに』という言葉と城之内の言葉により『僕も闘う! いけ! 僕の・・・僕の真紅眼の黒竜!!』と勇気を振り絞り、闘う勇気を手に入れた。
海馬が主催した大会の後、一人の決闘者として遊戯達と交流を深めかつて自身をいじめていた者達とも友達となった。