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概要

チェスのように駒を使って、冒険を行うテーブルトークRPGと呼ばれるもの。


プレイヤーは『ダークマスター(RPGで言うところの『魔王』に相当する)側』と『冒険者側』に分かれて、冒険者側がダークマスター討伐を目的に進行する。

ダークマスター側は1名、冒険者側は複数人。

駒に使われるのはカプセルモンスターの人形たち。


特徴

  • ストーリー及びゲームの進行はダークマスター側の指示のもとで行われる。
    • 指示なく動いた場合はペナルティを受ける。
  • モンスターのエンカウトと戦闘は2つの十面ダイスを振って出た目の数で決まる。
    • 00に近ければ近い程、行動の成功率が高くなったり、先手を取りやすくなる。逆に99に近ければ近い程、行動が失敗したり、後手に回りやすくなる。
  • フィールドは村や町、山や城などのボードパーツを接続していくことで拡張可能。
    • 村や町に入れば従来のRPG同様情報収集が可能。
  • 草原や森フィールドでモンスターとエンカウントする数はダイスロールで決まる。

作中に登場したものを記載

使用者は武藤遊戯。名前はユーギ

『手玉ハンド』と呼ばれる技で敵モンスターを仲間にできる能力を持っている。手玉ハンドそのもので攻撃も可能だがダイスシャッフルでの成功に依存する。

目がウルウルしており、コレを意識している気がする。


使用者は城之内克也。名前はジョー

剣技でモンスターを倒すパワー型で作中ではスーパークリティカル攻撃に成功した。

城之内が元不良ゆえか悪党面であり、城之内のデジタルペットに似ている。

ジョーの名に関しては克也の名前が出る前だった為、読者に本名が城之内ジョーなのかと思われたとかいないとか。


  • マジックガンマン

使用者は本田ヒロト。名前はヒロト

魔法の銃を持つ後方支援型(別漫画のコレに似ている)

こちらも元不良ゆえかヒロトのほうも悪党面。


使用者は真崎杏子。名前はアンズ

回復魔法攻撃魔法を使う後衛型。作中ではスーパークリティカルにより、双方発動できている。

目がウルウル。ローブの上からも分かる乳袋。アニメでは目が遊戯に近い。後のブラック・マジシャン・ガールコスプレの伏線と噂されることも。


使用者は野坂ミホ。名前はMIHO

資金を見つけ出す能力を持っている。ミホが選択した妖精の種族と併せて、ダイスの目を自在に変更できる能力を持つ。

目がウルウル。ポニーテールがカタツムリの殻のような渦巻きを描いている。アラビアン風で上半身が乳バンド一枚というきわどい格好。


使用者は???。名前は○○○

回復呪文補助呪文を使う支援型。

目がウルウル。石油王ではない。


使用者は刈田。名前は村人D

強制参加させられた為、遊戯一行に助けを求めるもゲームマスターに脅され、村人Dを演じきることになる。


ダイスについて

  • ダイスロール時に2つのダイスを使うが10の位を担当するダイスと1の位を担当するダイスを識別するために色が異なるダイスを用意する必要がある。作中では赤を10の位、白を1の位にしている。
  • ダイスの目が00だった場合は戦闘時はスーパークリティカルヒットとなるが99の場合はファンブル(大失敗)となる。

モンスターワールド編

このゲームを扱ったモンスターワールド(TRPG)編は獏良了闇バクラの初登場回であり、東映版アニメのテレビシリーズ最終章でもある。


獏良がもっとも好きなゲームであり、モンスターワールド用のフィギュアも自身で作るほど。

バクラに支配されるようになってからはモンスターワールドをプレイする友人たちの魂を知らず知らずのうちにフィギュアに移し替えてしまっていたがバクラが一度倒された影響で魂たちは元の身体に戻ることが出来た。


遊戯一行に対するマインドールに関しては獏良に最初に人形化されるのは原作では杏子だったがアニメ版ではミホに変更。それに伴い、怒りのあまり、ルール無視したために人形化されるのは城之内から本田、挽回を狙うも失敗したために人形化したのは本田から城之内と2人の人形化の順が入れ替わっている。杏子は遊戯と一緒に人形化するのを志願するという形で人形化した。


モンスターワールド編は東映版放送時に発売された枕の柄にもされている。


デュエルモンスターズ版

アニメ第2期では第12・13話でモンスターワールド編をアレンジしたデュエルが展開。

遊戯はブラック・マジシャン、城之内は炎の剣士、本田はコマンダー、杏子は聖なる魔術師に心を移され、同様にとある人物心変わりに心を移されたがモンスターワールド編同様にこれが逆転の鍵となった。


ちなみにバクラも心変わりに宿った者の抗いでハイ・プリーステスに心を移された姿を披露した。


小ネタ

  1. 城之内くんがこのシリーズでのみ、スーパーサイヤ人のような金髪碧眼に描かれていたのがよく話題になる。
  2. 城之内と本田が前半に棘が生えた天井を支えていたため、この2人の頭にずっと穴が開いているのだが、なんの炎上を狙ったのだろうか。

WJでの評判(過小評価

センシティブな作品

前述の通り、カードゲーム主軸になる前の最後のゲームであり、次の章で○○○のような展開になってカードゲーム主軸になってからは、作者が唐突に長者番付に入り、爆発的ヒットを記録したことで知られる。


単行本派・アニメ派・TRPG好きなコアな読者・遊戯王=カードゲーム主軸のイメージが強い読者には信じられないかもしれないが、モンスターワールド編の遊戯王はWJアンケート順位最下位を記録している。

殷郊&殷洪登場時に(展開が青年誌のようで暗かったために)最後に載るようになった封神演義と入稿が遅かったために最後に載るようになった(と言われているが真相は不明)幕張と共にWJの幅広い読者層には衝撃を与えていた。

現実パートが解像度が高いストリート系(しかも喧嘩シーンが少ない)で異世界パート(ボードゲームの舞台)が解像度が低い人形という、ジョジョスタンドコレと真逆の世界観が主要ターゲットである男児読者には合わなかったのかもしれない。

冷静に読めば面白いものの、城之内&本田の人形が某太公望師叔の人形やギャグ顔に匹敵する悪党面であり、女の子の人形がサービスカットに欠け、杏子(アニメではミホも)の胸が強調された衣装が役に立っていない有り様(このシリーズを反面教師にしてずっと俺のターンの表現やエロかわいいブラック・マジシャン・ガールが生まれたかは定かではない)。

だが、遊戯王の(カードゲームを始めとする)ゲームだけではなく、初期のちょっぴりホラーな学園ドラマ要素が好きだった読者には人気が高いシリーズである。

ラストの獏良の生霊が現れるシーン、人形が全員集合するカットは感動もの。

海馬兄弟や御伽や静香や舞の人形が見たかった読者は多いに違いない。


実は海馬モクバが初登場するカプモン編の時点でアンケートは著しくなく、文庫版ではシャーディー編の不人気とDEATH-T編(和希一番のお気に入りであり、人気のカードゲームを早くやる為に短縮された)で打ち切りになるかもしれなかった点のみに言及され、モンスターワールドは「コンピューターRPGよりもTRPGのほうがみんなで交流しながら楽しめていいと思う」という点に言及されていた。

結局、カードゲームがそのポジションになったため、結果オーライに。


関連タグ

遊戯王 高橋和希

TRPG ボードゲーム 人形化


カプセルモンスター マジック&ウィザーズ

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