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概要編集

機動戦士ガンダムZZの主人公であるジュドー・アーシタの妹。

年齢は10歳(物語開始時。のちに11歳になる。兄と再会したU.C.0089年3月15日時点で12歳)。

声:ZZ 岡本麻弥 / GUNDAM EVOLVE.10 仙台エリ


身長153cm。


サイド1のスペースコロニー「シャングリラ」にて兄と共に生活していたが、彼が学校に行かずにジャンク屋稼業に勤しむことを、あまりよく思っていなかった。

問題児であった兄に似ず、優等生的な性格の持ち主。

兄からは溺愛されている。


そもそもジュドーはエゥーゴアクシズの戦いを「大人が勝手に始めた戦争」として傍観していたが、その彼がアーガマへの乗艦を承諾したのは、究極的には妹リィナの勧めによる所が大きい。

彼女としては腐敗著しいシャングリラのしかも最下層で生きるよりはずっとマシ、と考えた為だが、しかし兄が戦争の中でパイロットとして人を殺すという点や、兄妹や友人たち自身が生命の危険に晒されるという点に関してはほとんど想いを巡らせている様子はなかった。


ジュドーがアーガマのクルーになる際に一緒にアーガマへ乗り込むが、第12話にてジュドーが乗機Zガンダムダメージを受け危機に陥った際に、アーガマからルー・ルカと共にコア・ベースに乗り込み出撃。

ジュドーの危機を救うが乗機のコア・ファイターから放り出され、ネオ・ジオン所属のグレミー・トトに拿捕されてしまう(グレミーはルーと勘違いして保護していた)。

その後はグレミーの元、レディになるための教育を受けさせられることとなる。


その後、グレミーらと共に地球降下し(第23話)、ダカールで社交界デビューする(第27話)。

この時ニュータイプ能力の表れなのか、舞踏会に参加していた地球連邦政府の人々の醜い思念を感じ取り激しい憤りを覚える。

その後ジュドーの気配を感じ取り再会を果たすもののハマーン・カーン銃撃を受け負傷する。

辛くもその場を抜け出しジュドーと共に迎賓館の出口へ向かうが、エゥーゴとネオ・ジオンの戦闘で動揺した連邦政府の出席者でその場は混乱していた。

リィナは負傷していたにもかかわらず憲兵に代わって出席者たちに対し毅然とした態度で会場へ戻るように促し、場の混乱を鎮める。

その毅然とした態度はその場にいたネオ・ジオンの憲兵すら感服させ、思わぬところでグレミーの教育が役立つこととなった。

その後コア・ファイター撃墜によって孤島に流れ着く。

その間、エルピー・プルに看護されるが、強化人間であるプルを信用できず、兄を守るため倒そうとする一幕もあった。

そして負傷した彼女が休んでいた小屋にモビルスーツ墜落し、死亡した…ものと思われたが実はセイラ・マスに救助されており(第37話)、最終話で木星へ旅立つ直前の兄と再会する。


ボンボン版では意図的にこの辺が変えられており、グレミーに誘拐もされておらず(地球に落下したガンダムチーム救助のために向かったことにされた)、爆発事故からもシャア・アズナブルが救ったことになっていた。


漫画『機動戦士ガンダムピューリッツァー』では、宇宙世紀0094年時にもセイラとともにイギリスの港町で暮らしている。


その他編集

なお、TVアニメのキャスティングはオーディションではなく、スタッフの指名によるものだった。

前作『機動戦士Zガンダム』のエマ・シーンを演じ終えた岡本さんは、次回作のガンダムの告知でリィナを見て「この女の子は一体、誰がやるんだろう?」と思っていた矢先に、スタッフから「この女の子は君がやるんだよ」と言われ驚いたという。


関連項目編集

機動戦士ガンダムZZ リィナ ジュドー・アーシタ ルー・ルカ ビーチャ・オーレグ モンド・アガケ

イーノ・アッバーブ エル・ビアンノ エルピー・プル ブライト・ノア グレミー・トト

ハマーン・カーン セイラ・マス

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