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エンドラ

えんどら

エンドラとは、TVアニメ『機動戦士ガンダムZZ』、及びOVA『機動戦士ガンダムUC』に登場する宇宙巡洋艦である。
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曖昧さ回避編集

  1. TVアニメ『機動戦士ガンダムZZ』、及びOVA『機動戦士ガンダムUC』に登場する宇宙巡洋艦
  2. エンダードラゴンの略称

こちらでは1について説明する。

概要編集

ハマーン・カーン率いるネオ・ジオンが開発したムサイ級軽巡洋艦の発展型。

基本的な性質は概ね原型を引き継いだ仕様ではあるものの、技術の発展に合わせて全性能が大きく向上しており、サラミス改などは問題にしない戦闘力を有している。

また、宇宙専用だった原型と異なり、バリュートを用いての大気圏突入能力の獲得や、ミノフスキークラフトの搭載による大気圏内飛行が可能となっており、汎用性も大幅に向上している。

第一次ネオ・ジオン抗争を通して多数の同型艦や一般仕様の量産型が登場しており、ネオ・ジオン側の主力艦艇として最後まで運用された。


第一次ネオ・ジオン抗争終結後は『袖付き』が残り少ない戦力として運用しており、宇宙世紀0096年5月4日の最終局面において緑色と黄色の艦体色の二隻が投入される(旗艦レウルーラは係留していたネオ・ジオングと共に護衛のムサカ級1隻と共に戦闘に参加してなかった)も、黄色の一隻はネェル・アーガマ改によるハイパー・メガ粒子砲の照射によりムサカ級共に轟沈(何故かこのシーンのみ緑色で描かれていた)、残る緑色の1隻は照射の余波で損傷し戦線を離脱した模様。


同型艦編集

エンドラ編集

メイン画像のものはコレ。

一番艦にしてネームシップともなっている。

マシュマー・セロ指揮の下物語序盤から早々に登場しており、グリプス戦役最終決戦後の傷が癒え切らぬアーガマ隊を幾度も追い詰めている。

だが、指揮官のマシュマーが度重なる失態により更迭され、指揮を引き継いだキャラ・スーンもまた失態を重ねた上に、サイド1宙域にあるロストコロニー・ムーンムーンにおける騒乱でアーガマの捕虜になったりと戦力は低下し、最終的には同コロニーにてアーガマ隊の抵抗により撃沈。



エンドラⅡ編集

強化人間処置後のマシュマーに与えられた。

名前とエンドラ同様緑色であることから同一艦と思えるが、別個で新たに建造された新品である。



ミンドラ編集

黄色のカラーリングで塗装されている。

ネオ・ジオン軍の部隊指揮官に昇進したグレミー・トトに与えられ、その後グレミーがサンドラに移乗した後は、ラカン・ダカランの指揮下で戦う。

地球降下作戦時は、オウギュスト・ギダンの指揮で戦闘を継続した。



サンドラ編集

青色のカラーリングで塗装されている。

艦長が2点3点を繰り返した珍しい艦で、

・最初はラカン・ダカランの指揮でサイド1侵攻にてアルカディア・コロニー制圧に参加して38時間で制圧。

・地球降下作戦直前にラカンはグレミーと指揮艦を交代し今度はグレミー指揮下で戦闘に参加。

・ネオ・ジオンが地球侵攻作戦で連邦政府を恫喝してサイド3を手に入れてからはグレミーと共に宇宙へ帰還してアクシズの防衛につく。

・グレミーがハマーンへの叛乱軍を蹶起させ、それにラカンが参加したことでまたラカンの指揮下に戻る。(グレミーは叛乱軍旗艦となったグワンバンに移乗した。)


他のエンドラ級とは異なり、プルシリーズを保存している冷凍睡眠装置を搭載した特別仕様であり、彼女らの管理・教育を担当しているグレミーの実質的な専用艦となっていた。



ランドラ編集

キャラがエンドラに移乗してくる前まで指揮を執っていたエンドラ級。

彼女はサイド1侵攻において、エルドラド・コロニーを19時間で制圧している。



インドラ編集

ガンダムエース連載の漫画作品「機動戦士ガンダムZZ外伝 ジオンの幻陽」に登場した主人公フェアトン・ラーフ・アルギスの座乗艦。

艦体色はフェアトンの髪の色と同じ銀色。

サイド1侵攻において、ブリガドーン・コロニーを376時間と言う長期間掛けたものの敵味方問わず一滴の血を流すことなく無血開城させた。

その後、フェアトン個人の野望のための行動でサイド1コンペイトウ宙域を経て、更に仲間集めのためにサイド7宙域に残されていたグリプス1へ赴き同地で抵抗を続けていた旧ティターンズ残党兵を糾合する。

地球降下作戦にも参加してダカールへ降下後、新たに追加配備されたエンドラ級2隻(パンドラ、シンドラ)と共にインドラ艦隊を結成して、北米ニューヤークへ侵攻し同地制圧。

エゥーゴ・連邦共同軍によるアクシズ攻略作戦に対する増援として宇宙へ帰還し、アクシズの防衛に就いた。


ちなみにインドラのクルーたち27人はフェアトンと同じくかつてアルギス伯が奴隷として買い集めた子供達であり彼と共に兄弟として生きる事を決意した。


パンドラ / シンドラ編集

『ジオンの幻陽』に登場。インドラの僚艦。



レジェンドラ編集

ガンダムエース連載の読み切り作品「皇女陛下のレジェンドラ号」に登場したエンドラ級。

アクシズの騎士ベルグ・スレイが指揮官を務め、サイド1制圧作戦に参加。同コロニー群のエリュシオン・コロニーに赴くも、同コロニー駐留の連邦軍部隊の抵抗により、コロニーの制圧に失敗し、撤退した。



リエンドラ編集

ガンダムエース連載の漫画作品機動戦士ガンダム ヴァルプルギスに登場するエンドラ級。

ネオ・ジオン残党軍の一派が運用するエンドラ級で、宇宙世紀0089にサイド2のオリンポス・コロニーににて、オーヴェロンを回収したアーガマ級強襲揚陸艦ユーロンと交戦する。


エンプラ級(エンドラ改級)編集

アクシズと協力関係に会った火星のジオン残党軍『火星独立ジオン軍ジオンマーズ)』において生産・運用された主力艦。

エンジンブロックが左右双発になり、砲塔が一基増設されているなど、ムサイ級に近いレイアウトとなっている。

チェスターJr.率いるチェスター宇宙艦隊に10隻以上が配備され、アクシズの支援を目的として地球圏に向かったものの、アクシズは内乱で壊滅状態、巻き込まれることを嫌った艦隊はハマーン、グレミーのどちらにも与しない派閥を回収し、地球圏に数隻のエンプラ級を残して火星に帰還。

留守の間に火星の支配権を簒奪していた『レジオン』との戦闘を行って火星に降下を試みるも、降伏したアクシズ残党組が乗る数隻のエンプラ級以外は、全て『エレノアサテライト』のビームにより轟沈した。


なお、10隻以上が配備されたと書いてあるものの、劇中では火星降下作戦中のシーンで最大17隻が一度に描かれており、地球圏に残した数隻と合わせれば20隻以上となるため、この記述はあまりあてにならない。


余談編集

デザイナーは永野護

元々は前作のゲストメカとしてデザインされた艦であり、TV版Zの46・47話には本級(エンドラと同色)が登場している。


関連タグ編集

機動戦士ガンダムZZ ネオ・ジオン 火星独立ジオン軍ジオンマーズ) マシュマー・セロ キャラ・スーン グレミー・トト ラカン・ダカラン

機動戦士ガンダムUC 袖付き

巡洋艦 宇宙戦艦

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