タグに関して
同名のアダルトゲーム『ヴァルプルギス』が存在するため、ガンダムとしては本タグを使用することを推奨します。
概要
2017年7月26日発売のガンダムエース9月号で、ガンダムエース×バンダイナムコエンターテインメント共同企画として発表された作品。同年8月26日発売のガンダムエース10月号より連載開始。
ストーリー
宇宙世紀0089年グリプス戦役、そしてハマーン戦争が終結し地球圏は平和を取り戻したかに思えたが・・・。
サイド2のオリンポスコロニーに住む高校生の少年、マシロ・オークスは父トニオから『物事に全力で取り組む事』を固く禁じられていた。
マシロはその戒めを破り、才能を見せつけるかの様なゲームプレイ動画をアングラのネットワークに公開してしまう。
それが危険を呼び込むとも知らず・・・。
そしてエゥーゴの新鋭艦ユーロンが現れた夜、一条の光がオリンポス外壁を貫いた。
更には死亡したはずのハマーン・カーンを名乗るニュータイプが襲来。
謎の機体オーヴェロン、エゥーゴのZⅡV型、ネオ・ジオンのディマーテルによるグリプス戦役の最終決戦を彷彿とさせる三つ巴の戦いが始まった。
登場人物
※担当声優はゲーム作品での配役
民間人
クラン
- トニオ・オークス
- コバサン
- ハイファン
- フィオリーナ・フィリー(CV:高野麻里佳)
- コンチェッタ・フィリー
アナハイム・エレクトロニクス
- レイモン・メキネス
- ヘイミル
エゥーゴ・地球連邦軍
- フレドリカ・エルメ
- セイン・アマディオ
- ロクサーヌ・ロックス
- ジェシー・レオン
- クリストフ・エルメ
- レント・ナスカ
- アリーゼ・マテバ
ネオ・ジオン
- ハマーン・カーン(自称)※リンク先ネタバレ注意
- エルナルド・バト
PMCウェルキャスト
- デルエスト
登場兵器
クラン
- オーヴェロン
- メッサーラ・グラシュティン
- メッサーラ
- サイコ・フレア(オルフェウス)
- ハンブラビ
- ガブスレイ
- ボリノーク・サマーン(クラン改修仕様)
地球連邦軍極秘機関・嵐
エゥーゴ・地球連邦軍
ネオ・ジオン
ティターンズ
PMCウェルキャスト
- ジム・グラム
- ジム・グラム・スカイ
- アレキサンドリア級フラワーガーデン
作中用語
グリモア
パプテマス・シロッコの開発した特殊なサイコミュシステム。表向きはバイオセンサーとされる。
「サイコミュの細胞」や「本を編む字」と形容され、相互連絡可能な極小の演算素子を無数に並べて、そのネットワークで巨大なコンピュータを仮想構築するとされる。
これ自体は小さな粒であり、MSの僅かな隙間を利用できるというサイコフレームと同様の特性を持つ他、人体内を循環させたり、皮膚に焼き付けることも可能。
エルドリッジ・システム
グリモア搭載機はZガンダムがジ・Oを行動不能にした現象『エルドリッジ効果』を再現可能とする一方、その対抗策でもある。
このシステムは周囲のMSの関節部や変形機構をロックし行動を阻害するが、スラスターは稼働するため、戦域からの離脱は可能。
トニオがグリプス・ダウンを目撃し、このシステムの着想を得る。
エルドリッジ効果
ジ・Oの疑似神経がパイロットの意思を伝達する際、駆動部のセンサーが外部干渉を受ける脆弱性があり、ジ・Oと同等の思念波が場にあった場合、それと共振を起こせばミノフスキー粒子の励起によって消磁のような現象を引き起こし、機体が動作不能に陥る、というもの。
ガンダムエース15周年連動企画
ガンダムエースの15周年を記念して本作に登場するMSのデザインが読者公募された。
結果、ZZガンダムヘッジホッグが採用されている。
また、大河原邦男氏によってリファインされ正式な設定画が書かれた。
型番も機体名称も正式版に変更され、MSZ-009H2ヘッジホッグとなった。