SPEC
型式番号 | AMX-114 |
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全長 | 28.5m |
頭頂高 | 21.4m |
本体重量 | 42.72t |
<全備重量 | 77.7t |
ジェネレーター出力 | 2370Kw |
スラスター総推力 | 92400Kg(30800Kg×3) |
装甲材質 | ガンダリウム・コンポジット |
武装 |
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概要
グリプス戦役で華々しく活躍したキュベレイの後継機。『赤のグリモア』とも呼ばれる。
第一次ネオ・ジオン抗争後期、第四世代MSに苦戦を強いられるキュベレイの性能向上・欠点解消を図ったプロトタイプ・ディマーテルの改修機。
パイロットはハマーン・カーンを名乗る女性
頭部等にキュベレイの面影とあるものの、スタイルはより細身で女性らしく、塗装は薄いピンクを基調としている。
バックパックから伸びた三本の『爪』型ユニットはスラスター兼用のファンネルコンテナで高機動と高火力を両立している。
武装は両前腕部にビーム・ガン兼用ビーム・サーベル、ファンネル・ポッド一基に付き10機装備、計30機のファンネルを搭載している。ファンネルはキュベレイと同型だが、ポッド先端に接続することでビームサーベルを発振可能な機能が追加されている。
オプション装備で脚部に装着されるブースターが用意されている。
他のグリモア搭載機と異なり、グリモア未起動状態での機能低下を補う増加装甲オプションを持たない。
関連機
キュベレイ
ベース機。本機の性能向上機がディマーテルである。
プロトタイプ・ディマーテル
型式番号AMX-114 / MMS-31X
漫画『機動戦士ガンダムヴァルプルギスEVE』に登場。
キュベレイに連なる第四世代のニュータイプ専用MSで、開発コード'LMES5'。
エルメスをMS規格に落とし込んだキュベレイは火力や航続距離が犠牲となっており、第四世代MSにパワー負けする局面も存在し、本機はそれらを先祖返りさせることで改善し、キュベレイの正統な発展型とされる。一方で操作性は'じゃじゃ馬'と評される。
頭部形状以外はディマーテルと同一で、カラーリングはキュベレイ(一号機)に近く、白を基調としている。
グレミー陣営の開発が担当していた機体で、他の機体はグレミー軍は持っていかれたが、本機は開発途中であったため、ハマーン陣営に残されたが、最終決戦には間に合わず、降伏勧告を行うエゥーゴ艦隊に対抗するための『旗振り役』としてハマーン・カーンを名乗る女性が配備前の本機に搭乗して出撃する。