機体データ
型式番号 | AMX-102 |
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所属 | ネオ・ジオン軍 |
開発 | アクシズ |
生産形態 | 量産機 |
頭頂高 | 15.0m |
全高(ズサブースター装着時) | 25.11m |
本体重量 | 23.7t |
全備重量 | 74.5t |
ミサイルポッド重量 | 8.2t |
ズサ・ブースター重量 | 26.3t |
ジェネレーター出力 | 1,820kW |
スラスター総推力 | 34,600kg+53,400kg(ズサブースター) |
センサー有効半径 | 10,800m |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
固定武装 |
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ズサブースター部武装 |
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概要
旧ジオン公国軍の試作MSガッシャのコンセプトを受け継ぐ形で、ガルスJと連携して作戦を遂行する事を前提に開発された火力支援型モビルスーツ。
グリプス戦役後、ネオ・ジオンが本格的な地球圏侵攻作戦を発動するのに合わせて、マシュマー・セロによって実戦試験が行われ、その結果が良好だった事から相当数が量産された。
機体本体は第一次ネオ・ジオン抗争時に投入されたMSの中でも小型な部類(具体的に言うとF90など後の時代に台頭する小型MS並みの小ささ)に入るが、その上に本体よりも巨大な追加装備を装着するのが本機最大の特徴と言える。
近接戦闘用であるガルスJに対し、面制圧による中距離支援を行うことを主目的としている為、全身に計44発のミサイル、腹部に高出力の拡散ビーム砲(7.64Mw)を内蔵しているうえ、本体側より一回り大型のミサイルポッド4基を搭載した専用の大型ブースターユニット「ズサブースター」を背部に装着し、これによって全身火器の塊となる。
中距離支援の他にも大推力を生かした一撃離脱戦法による強襲攻撃や爆撃、拠点防衛等、多岐に渡り運用された。
また、ズサブースター自体にもコックピットが搭載されており、ブースター自体を宇宙突撃艇として運用する事も可能。
しかし、切り離したパーツは戦闘中に再装着できない仕様となっており、これはグリプス戦役以前に開発されたティターンズのロゼットTR-4や第二次ネオ・ジオン抗争時のリ・ガズィに近い思想となっている。なお、ミサイルポッドはズサブースター側面のドラムフレームに接続されているが、初めからブースターを背負わず出撃する際は肩に直接装着することも可能。
なお、脚部にビームサーベルを格納しており、ズサブースターを切り離す事で白兵戦にも対応できる。
第一次ネオ・ジオン抗争後もネオ・ジオン残党によって運用され、袖付きに参加した機体はモスグリーンで塗装され袖を思わせるエングレービングが施されている。
本機は本来携行武装は持たない機体として設計されていたが、ギラ・ドーガのビームマシンガンとシールドを装備した機体、ショットガンを装備した機体の二種が確認されており、火力支援のみならずモビルスーツ同士による直接戦闘を想定した武装選択が成されている。
関連動画
バリエーション
ズサ・カスタム
過激派組織NSPに分類される組織「カラード」にて運用されたズサの改修機。型式番号AMX-102C。
改修は格闘戦能力を強化して汎用MSに仕立て上げる目的で行われ、ズサの特徴であった本体、腕部、脚部に装備されたミサイル群を撤去し、武装は腕部マウント式速射ビーム砲「ガン・スピア」を装備するなど、ビーム兵器中心の構成となった。これにより大幅な軽量化を実現し、汎用MSとして必要十分以上の機動力を確保した。
パイロットはアルヴェニシカ・キースト。
ズサ・ダイン
ズサの開発チームが格闘戦用にズサを再設計した機体。型式番号AMX-013。
格闘戦用と銘打ってはいるが、ズサではオプションだったミサイルポッドおよびブースターが本機では本体へ収められ、更に追加武装として胸部ビーム砲やメガビーム砲を装備し、腕部にはクローを備えているなど各レンジに対応可能な武装が揃えられており、汎用性が高い。
パイロットはアルヴェニシカ・キースト。
ズサブースター・マリンタイプ
火星独立ジオン軍(ジオンマーズ)が、レジオンによる火星飛行禁止令下に於いて余剰となったズサブースターを改修した水中用オプション装備。
背部中央にバラストタンクを備え、火器や推進機関が水中用の物へ換装されている。
モビルスーツ単機を水中から目標地点まで運搬する事が可能であり、ジオンマーズと手を組んだティターンズ残党が持ち込んだジム・クゥエルに改修を施し、これを運用した。
ズサ用のブースターと同じくコックピットが搭載されている為、潜水艇としての運用も可能。
ズサン
∀ガンダムに登場するギンガナム艦隊所属のモビルスーツ。型式番号G-M2F(AMX-1002)。
ギンガナム艦隊により月面のマウンテンサイクルから発掘され、ギンガナム艦隊の月面残存部隊が使用した。機体は有人操作の他、無人機としての運用も可能。
宇宙世紀に運用されたズサに似た機体構成を有するが、ズサの特徴であったブースターは装備されておらず、ガルスJのアームパンチを有し、脚部にワイヤーアンカーを装備するなど格闘戦も想定されている。
型式番号のGはギンガナム艦隊所属を意味し、M2は二番目に発掘されたモビルスーツ、Fはファイターを意味する。
無人機として運用する事でパイロットの不足を補う事が出来るが、行動に規則性がある為行動パターンを読まれると脆く、コントロールを行う有人機が撃破されると無人機側にコントロールが移行するが、これによって更に行動が単純化するという欠点がある。
立体物
旧キットとしてZZ時のものが1/144で販売。
HGUCとして袖付き仕様が発売された後、ZZ仕様がプレミアムバンダイ限定で発売された。
マシュマー搭乗時やシュツルムガルスと出撃してきた機体の様な右肩にのみミサイルポッドを装着した形態は新旧同様、再現には改造が必要。
ガシャポン「ガン消しシリーズ」にラインナップ。※現在、入手困難
カプセルフィギュア「HGガンダムフルカラー」にラインナップ。※現在、入手困難
関連項目
ガンダムヘビーアームズ:コンセプトが類似しているガンダム。