Earth Federation
- 空想の組織・政府。全世界を統一している政府・政権としての名前の場合が多い。
- ただこの政府陣営の組織や役職が作られるのは極めて稀である。
国連を強化したような組織としての作品
- 機動戦士ガンダムシリーズ ※アニメによっては設定がかなり違う
公式媒体によってはUnited Nations(国際連合)と英語表記されることもあり、ほぼ近未来において国連が発展した政府組織と位置付けられる。
ただし、首都と首相がおかれ、地球人類の統一政権あるいは統一国家としての側面が強まっている。地球圏にあるスペースコロニーも、ジオン公国のように独立した勢力を除けば、地球連邦政府の支配下に置かれている。その関係で一年戦争でジオン公国のサイド3と中立を表明したサイド6以外のスペースノイドは地球連邦として扱われる。
宇宙世紀での詳細は地球連邦政府を参照。
物語開始以前の時代に地球統合連邦政府として存在しており、統治下は少なくとも豊かな時代だったらしいが幾度か宇宙コロニーとの戦乱が発生しており、特に宇宙革命軍との第7次宇宙戦争の結果、壊滅・瓦解している。だが戦争終結から15年後に旧連邦の関係者により新地球連邦政府が樹立している。
物語開始以前から存在している。樹立の経緯については不明だがコロニー国家戦争時代には存在していたことが明らかとなっており、戦争終結後は軍備を廃止する銀の杯条約に則り地球連邦軍を解体していた。UEの出現で軍を再編したが技術的ノウハウを破棄していた為に劣勢を強いられている。
しかしUEの正体が火星移民の末裔である事を知っておりわざと隠蔽していた。後に連邦政府の首脳陣の何人かが敵と内通していた事実が軍内部の良識ある者たちにより暴露され、それをきっかけに大勢の内通者が粛清され、新政権に移行した。
戦争終結後は太陽系連邦に改変したと言われている。
当所は宇宙戦艦ヤマト2199の時点で国連となっていたが、続編で改変され地球連邦となる。同時に国連時に編成された軍備も国連統合軍から、地球連邦防衛軍に改変されている。
この作品での地球連邦政府は国家間の武力紛争を経て樹立した統一国家。メドール、マルドー、テシオ、マラン、コホード、ミンガス、ローディアからなる7つの自治州で構成されており連邦評議会と言う最高意思決定機関が統治している。ワームホールを使った恒星間航行技術により他の星系への移民が既に行われており、地球から遠く離れたスタフェラス二重太陽系の第5惑星デロイアが植民地となっている。
23世紀の地球を統治している存在として地球連邦機関なる組織が言及されている。だが強大化している日本を抑えられずにいるらしく、環境均等会議と言うテロ集団にタイムマシンを奪取され、過去の日本がキングギドラに襲撃されると言う事態に陥っている。
西暦時代の隕石落下事件で起きた世界の混乱や紛争などを経て、国際連合の内暫定組織を発展させ誕生した国際機構として地球連邦政府が存在している。
旧西暦時代の国連特別軍を母体に地球連邦軍が組織されている。
ただし地球全土を統治するような強固な政体ではなく、役割は構成国家間の経済や行政の調整に留まっており、それゆえか西暦時代に抱えていた国家や民族間の紛争といった負の遺産までも引き継いでいる。長は大統領が務める。
連邦軍では隕石メテオ3から察知したエアロゲイターに対抗する形でパーソナルトルーパーなどのロボット兵器の開発に乗り出したが政府内部のEOT特別審議会は地球を売るような形でエアロゲイターとの和平交渉を推し進めようとしているなど一枚岩とは言えない。
DC戦争とL5戦役を経てからはブライアン大統領率いる新政権となり、異星人の侵略に対抗する為の軍備増強計画イージス計画を開始する。が後にミッション・ハルパーと言うクーデターによる政変が発生する。
ローマ帝国(共和体制・から元首政治までなど)などを参考にした作品
大日本帝国を参考にした作品
国連内の超大国が中心となった統一政権
私設武装組織ソレスタルビーイングとの戦いを経て国連を中心に樹立した。セカンドシーズンから登場している。保有している3本の軌道エレベーターによる太陽光発電システムなどの最新技術や宇宙開発などで安定した財政によって加盟国家の人々は豊かな生活を送っているが一方で加盟しない国家は貧困に見舞われており、地球連邦平和維持軍や独立治安維持部隊アロウズにより統一政策に反発する非加盟国や反乱組織への殺戮同然の弾圧が裏で行われている。また中東国に対して加盟条件として石油産業の引き渡しを加盟条件にしたりと明らかに受け入れられない条件を提示したりしていたので中東国から反発されていた。そうした戦乱による中東の貧困や非道な弾圧などの暗部は徹底的な情報操作で隠蔽されており、大衆にはまったく知らされていない。
こうした悪政を平然と行っている地球連邦の実の所、大統領を始めとする連邦政府首脳部や政財界のトップらは人を人と思わないイノベイドなる邪悪な存在によって支配されており、地球連邦は実質的には人類をコントロールしようとするイノベイドが支配する独裁国家と化していたのだ。だが後にソレスタルビーイングや反乱組織、軍内部のクーデター勢力の抵抗によりイノベイドが殲滅され、その後にそれまでの政府による悪政やアロウズの悪行が暴露された事で世論からの信用を完全に失った首脳部は全員総辞職する羽目になり、武力を頼らない平和主義を唱える新体制へと移行した。
劇場版では中東国への復興や軍縮も行われ、いずれ現れるイノベイターに対応したインフラ整備も行っていたがそれが原因でELS襲来に際して戦力不足に追い込まれると言う不覚を取ったもののソレスタルビーイングと共にELSに立ち向かった。
ELSとの戦いの後にイノベイターに反発する勢力と交戦状態に突入してしまっている。