概要
アドバンスド・ジェネレーションより前の時代に起こった大きな大戦。
宇宙に進出した人類だが、増えすぎた人口とそれに伴い増加を続けるスペースコロニーがきっかけで発生した各コロニー同士の小競り合いが最終的には「ザラム連合」「エウバ同盟」の2つの勢力に分かれ、全面戦争へと突入した。また開戦の前後に火星移住計画マーズバースディが行われていたが火星の磁気嵐による死病が発生した為に失敗、計画も抹消され、火星圏コロニーに大勢残っていた火星移民達は置いてけぼりにされた。
約数十年(一説には約50年)にわたる戦いを経て両陣営とも痛み分けと地球連邦政府の勝利という形で終息したが、コロニー落としなどが敢行されたり大量殺戮兵器が投入されるなどあまりに過激化した戦いによって双方とも組織その物を含めこの世界から消え去りかねない状況となったことが終戦の最大の理由と思われる。
終戦において締結された「銀の杯条約」によってモビルスーツをはじめ全ての兵器や軍事技術の廃棄がなされ、地球連邦軍も解体され、地球連邦によるかりそめの平和が訪れた。それと合わせて新宇宙歴「アドバンスド・ジェネレーション」が採用された(だが条約に反対した一部の者たちが軍事技術のデータを密かにEXA-DBに保管していた)。
多くのコロニーでは戦いとは無縁の生活が訪れたが、ファーデーンのようにかつての組織の流れを引きずり終戦後100年あまりが経過しても抗争を続けているなどアドバンスド・ジェネレーションの歴史に未だ暗い影を落とし続けている。
この戦いを含めた旧宇宙暦の時代に登場し多大な戦果を挙げたMS鍛冶のアスノ家製作のモビルスーツとして「ガンダム」の名が伝わっておりいくつもの戦いに現れたことから「救世主」として伝えられている。
またこの時代のモビルスーツは多数のユニットを操ったり出来たりと後世のものよりも高性能らしい。
関連タグ
第7次宇宙戦争:過去のガンダム作品で語られる大戦争。但しこっちは本編よりも15年前になっており、劇中には参加者も存命したまま登場している。