概要
機動戦士ガンダムAGEフリット編に登場したスペースコロニー。
位置はラグランジュ5。
交通の要衝にある巨大な規模の古いコロニーであり、商業や工業が非常に栄えている賑やかな場所である。
しかし地上では「ザラム」と「エウバ」という2つの旧国家派閥が戦闘を繰り広げていた。一応、 戦闘は建物の前に堅牢な防壁が競りあがり、作業用MSであるモビルスタンダードの装甲も貫けないような低レベルの火砲を用いるなど、コロニーや街に配慮された上で行われている。
さらには、地上である内壁と外壁の間に存在する地下に住まわされている人々は貧困にあえぐ生活をしている等、不穏で貧富の差の激しい所である。
このコロニーにも地球連邦軍は駐屯しているのだがザラムとエウバの抗争に関しては見て見ぬふりと言う黙認同然で、更にはここの憲兵士官は賄賂を貰って入港許可の無い者を入港させている始末であり、連邦軍の腐敗ぶりが見えている。
地下の住人の一人であるイワーク・ブライアがファーデーンの現状を批判する際に言い放ったネタ的な面でも「強いられているんだ!」は有名なセリフとなった。
ノーラから脱出したディーヴァはここに入港しており、UEの基地を発見したグルーデックはここでザラムと接触して独自にUEと戦おうとした。
その際にUEの襲撃を受け、それまで争っていたザラムとエウバは共闘する事となった。
その後、連邦軍とヴェイガンが正式に戦争をするようになった後のファーデーンの動向は語られていない。