CV:乃村健次
概要
スペースコロニー「ファーデーン」に住む男。38歳。正義感が強い。
ケツアゴで金髪、異様なまでの逆三角体型が特徴的な男の中の男。
「ファーデーン」の下層に娘として育てている養女のリリア・ブライア(CV:斎藤千和)と住んでおり、上層の街中で旧国家派閥の「ザラム」と「エウバ」の戦闘に巻き込まれたフリットとエミリーを助ける。その後、一人で地上へと行ってしまったリリアを助けるため、作業用MSデスペラードに搭乗する。リリア救出後に「ザラム」のMS、ジラを1機ヒートスコップで倒す活躍も見せた。また、MSだけでなくトラックも所有していたようで、「ザラム」に捕まったフリットをエミリーとバルガスが助けに向かう際に、それを貸し出している。
なお、コロニー下層のスラム街に住む身でありながら、18m級のモビルスーツだけでなくトラックを所有し、更にリリアを養っていることから、「生活にはかなりのお金が必要ではないか?」と思われるが、イワーク自身の職業や収入源は不明である(リリアが屑鉄拾いをしていたので、ジャンク屋或いは廃品回収を生業にしていると思われる)。PSP版『ユニバースアクセル/コズミックドライブ』では退役した元軍人と明かされているので、退職金等で蓄えがあったのかもしれない。
そして、BD第2巻の特典イラストにおいて、スタッフ(?)のコメントで「就職したようだ…。」と書かれ、何らかの店員の服を着た彼がミレースと2ショットで描かれているが、そうなると「え…じゃあ今まで無職だったの?」という疑惑が(それ以上いけない)。きっと、ファーデーン下層の仕事でなく、ファーデーン上層の店に就職できたのでは、と思うのだが…。
下記の通り知名度は物凄いが、実は登場したのはわずか3話だけである。
イワークさんが有名になった理由。
- まず、その「イワーク」という名前。
どう聞いてもその世代の方々にとってはポケモンな名前であり、レベルファイブといえばゲームフリークにバチバチに対抗心を燃やしている事でも知られているため、「イワーク」というネーミングセンス自体が本当にポケモンもといゲーフリに対する当てつけと思われた。
当たり前だがポケモンとは何の関係も無い。まあ結局こうなるんだけどね↓
まったくの余談だが、その12年後には「ブライア」という名前のキャラクターも登場してしまった。だが女だ。何の因果かアニメ出演時のCVは上述のミレース中尉である。
- 体形がおかしく、上半身が筋肉隆々な割に下半身が細いという微妙なフォルム。
公式ページの立ち絵発表時から頭身のバランスがおかしいと指摘されていた。バルガスやディケを始め、この作品は子供向けな側面から頭身がポップなメインキャラはごまんと登場しているが、一般人ポジションのキャラまで頭身がおかしいのはおかしいと指摘された。
- 彼が叫んだ「俺達は、そのしわ寄せでこんな生活を強いられているんだ!」というセリフ。
ストーリー上はなんてことない台詞であり、別に叫ぶ必要もないシーンなのだが、何故が「強いられているんだ!」と叫ぶシーンに集中線が付いており、明らかに過剰演出となっている。
- アニメ放送前から一部で話題になっていた、デスペラードの搭乗者だったこと。
スコップとピッケルを武器とする工業用MSであり、安全ヘルムを被っただけの二足歩行重機なデザインがやっつけすぎると話題になっていた。作中では勢いよく登場した割には次のカットでいつの間にかボロボロになっており、キャラの濃さに反して戦闘での活躍が無さすぎる事が逆に話題となった。そもそもデスペラードは「ならず者」という意味なので、ジャンク屋専用MSならまだしも工業用MSの名前としてはふさわしくなかったりする。
- ついにその人気からキャラソンが発表される。
タイトルはDesperado Blues。強いられ続ける人生を懸命に生き抜く姿、そしてその原動力となる娘への愛を切々と歌い上げた名曲である。
ネットで話題になったキャラがキャラソン化されるケースは今までにも多くあったが、彼の場合はあまりにもスピードが速すぎた。しかもこういう時はだいたいネタ曲を期待される所なのだが、Desperado Bluesは普通に名曲である。
以上のことから、機動戦士ガンダムAGE内において屈指のネタキャラとなってしまった。
挙句の果てには別アニメで担当声優の乃村健次氏の名前が出てくると反射的に強いられているんだ!ネタが出てくるほどで、特にAGE終了後間もない頃に登場したこのキャラはもろその煽りを受けた。
ちなみにPSP版やGジェネ等の外伝作品では若干頭身が上がっており、一般人と同じような体型となっている。
第二回人気投票一位
上記に起因するネット上での人気から、ブルーレイ特典イラスト掲載キャラを決める人気投票の男性部門において「72.0%」という圧倒的得票数をはじき出して堂々の一位を飾った。 ⇒ まさかの配役
まさかの参戦
そして本編登場から実に12年後の2023年2月、機動戦士ガンダムアーセナルベースLINXTAGE1弾(通算第5弾)において、ガンダムAGE本格参戦に伴い、本職のウルフやラーガンを差し置いて、愛機(?)デスペラードを伴いまさかの参戦を果たす。肝心の性能こそ控えめ(というか民間人?だけあってぶっちゃけ弱い)なものの、デモ映像にも出演したり、同年5月稼働のLINXTAGE2弾においても継続参戦したり、レベルアップ時のセリフ(「強いられているんだ!強くなることを!」)であったり、運営も確信犯と思われる。
関連タグ
機動戦士ガンダムAGE ガンダムAGE フリット編 フリット・アスノ エミリー・アモンド リリア・ブライア
デスペラード(MS) 強いられているんだ! 強いられているんだ! 強いる
貧困・格差社会:彼らのみならずガンダムシリーズ全般に言える社会風刺。
ククルス・ドアン:中の人が同じで共に戦災孤児を育ているところなど共通点が多々ある。