曖昧さ回避
- 「機動戦士ガンダムAGE」に登場する、コロニー「ファーデーン」を二分する旧国家派閥の一つ
- 「烈車戦隊トッキュウジャー」の登場人物。トッキュウ6号に変身する。
ここでは2について説明する。
概要
声:長濱慎
虹野明がシャドーだった頃の姿・名前である。トッキュウ6号に変身出来るようになってからは「シャドー怪人としての過去を封印」した…のだが、いわゆる「怪人体になる能力」は保持しており、(シャドータウン内での戦闘でトッキュウジャーの5人が不利になる状況など)時と場合によってはこの姿になる時もある。
雨を降らせる能力があり、遠足や運動会など多数のイベントを『雨天中止』に追い込んで闇を生み出していた…とされる(実害があったかどうかは本編では深く描写されていない)。
しかし、雨上がりの虹を見てその美しさに心を打たれ「あの美しさを消す闇はもう生ませない、虹を守って消えることが使命」と考えてシャドーラインから脱退した。
雨天中止の事は「残酷な事をしてしまった」と大げさに罪悪感を感じているが、そもそも他のシャドー怪人達と比較すれば彼の「悪行」は「際限なく雨を降らす事で人間社会に大打撃を与える」には充分な能力である一方で、小規模であれば「様々な理由で『雨天中止』を喜ぶ人達」にすれば逆に感謝されそうな話でもあるため、彼なりに感受性の高さの現れとも思われる。
現在はレインボーラインに入り、保線作業員を担当している。ただ、元・シャドーラインの一員である為、完全な信用は得ておらず、当初は烈車内部への立ち入りは禁止されていた。
その後は→虹野明も参照。
余談
名前の由来はアラビア語で「闇」を意味するザラームからだが、立ち位置がいわゆる「○○シャドーと称される一般怪人」ではなく「幹部怪人」なのかは不明である(彼だけが例外なのか、他の一般怪人にも「本名」が存在していて作中で明かされていないだけなのかも不明)。
同じく「固有名」を持つ、シュバルツとも古くから交友があるなどかなりの大物だったのではないかと思える部分はあるが、本人の語る過去の悪行とのギャップは大きい。
一応、Vシネマ作品においてはヘイ大公に最強のシャドー怪人と言われており、配下のシャドー怪人がいることも明らかになった。