CV:遠藤綾
人物像
フリット編のヒロイン。
フリット・アスノやディケ・ガンヘイルと同級生の少女。14歳。ハロと仲が良い。
母を亡くしてコロニー「ノーラ」へとやって来たフリットの最初の友達で、バルガス・ダイソンの孫娘。
ガンダムに乗り戦闘を繰り返すフリットを心配しており、ディケ・ガンヘイルと共にグルーデック・エイノアがディアン・フォンロイドを拘束する場面を目撃してしまった為に、彼に対して疑問も抱いていたが、後にグルーデックから理由を聞かされ、また、マッドーナ工房を見学に行った際にララパーリー・マッドーナから諭されたのをきっかけに、フリットに関する悩みを吹っ切り、グルーデックがクルー達に自ら真意を語った時には彼を擁護した。
第2部のアセム編ではフリットの妻になっており、アセム・アスノとユノア・アスノの二児を儲けている。
小説版
アニメ版よりも出番が増え、フリットに対する心理描写も大いに追加されている。また、学校ではマドンナ的存在として扱われている模様(これがフリットがディケ達から嫌われる一因となっている)。
ミンスリーでユリンがフリットと仲良く遊ぶシーンを目撃してしまい、嫉妬のあまり一時間ほど泣き続けた。よほどショックだったのだろう。
その後は吹っ切れたのか、フリットに渡すはずだった弁当のポーチを川へ投げ捨て、「それでも負けない」と誓い、デシル・ガレットにユリンを殺されたフリットを激励した。この彼女の優しさと強さがあったからこそ、フリットは復讐鬼になりながらも家族愛を忘れなかったのかも知れない。
その後、キオ編ではロマリーと共に仕事で宇宙へ上がり、アニメ版と同様にキオとは関わりはないと思われていたが……。
何とガンダムAGE-FXの開発に取り組んでいた事実が判明。そしてディーヴァを降りたユノアの前にエミリーは声をかける。
「あなたのやりたいことくらい、理解しているつもりよ、ユノア。私たちにはたぶん、ちゃんと話し合う時間が必要だわ」
エミリーは最初から解っていたのかも知れない。ユノアがどうして不良になってしまったのか。そして、彼女が何を気に入らなかったのかも。半世紀もの間フリットを支えてきた「アスノ家の女」の立場も伊達ではなかったようである。
関連タグ
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