概要
ガンダムAGEの最終話で、フリット・アスノは今までのヴェイガン殲滅路線の考えを捨て、連邦とヴェイガン両軍へ通信を送り、ヴェイガンのコロニー「セカンドムーン」を救うために尽力する。孫のキオ・アスノからは「本当の救世主になれたんだね」と評された。
その後はAGEシステムとEXA-DBを使い、火星圏の死病「マーズレイ」を無効化する「イヴァースシステム」を開発。ラ・グラミス攻防戦から37年後のA.G.201年には、連邦首都ブルーシアのガンダム記念館の前に彼の銅像が建てられた(なお、肩には昔ユリン・ルシェルの肩へとまっていた鳥と似た鳥がとまっていた)。
この時点を以って、A.G.101年におけるUE(ヴェイガン)の出現、そしてフリット生誕より100年が経過。ガンダムAGEのコピーのひとつである『100年に渡る戦い』はついに終結する。
恐らく、ガンダムシリーズの主人公で銅像まで建てられたのは彼一人であろう。ゲーム版、小説版ともに銅像が建てられることは同じだが、小説版では「男の遺志に反するとわかっていても」と、決してフリットがそれを望んだわけではない旨が記されている。
まさかの立体化
2020年6月発売のカプセルトイ、モビルスーツアンサンブル14にてまさかの立体化。武器セットの中にラインナップされている。また、銅像自体にダボがついているためMSフィギュアの各所に取り付けることが可能。