機体データ
型式番号 | ovv-a |
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全高 | 19.7m |
重量 | 40.4t |
分類 | 重装甲型 |
特殊装備 | 電磁装甲 |
概要
ガフランの上位機種にあたる「UE(Unknown Enemy/ヴェイガン)」の機体。
パワーと防御力に秀でた重装甲型の機体であり、四肢はガフランやゼダスよりも大型化している。ファーデーン襲撃の際に初めて投入された。
特殊装備として全身に電磁装甲を持ち、登場同時期のドッズライフルのビーム攻撃を干渉・拡散させることで無力化できる。ただしサーベルや高出力ビームは防ぎきれない。
この電磁装甲は火星地表上で太陽風や電磁波から人体を保護する電磁フィールドが起源となっているとされている。
電磁装甲は後にデファースにも採用された。ドラドやゼイドラ等にも前腕部に限定で標準装備されているが、それらの機体群は、バクトと違って防御姿勢を取らなければ使用できない、展開範囲が前腕周辺に限られるという点で腕に固定装備したシールドのような扱いになっている。
ちなみにこのバクトの投入がガンダムAGE-1のタイタスウェア開発のきっかけとなった。
武装はガフラン共通のビームバルカンとビームライフル。胸部の5つの小さなひし形のレンズからはビームスパイクを発振し、体当たりする戦法も可能。アセム編からはスパイクの形状が変更されている。
重装甲の機体ながらもガフランとゼダス同様に可変機構を有しており、ドラゴンのような飛行形態に変形する事で機動力の問題を解決している。だが重量があるせいか兵士の評判は良くない模様。
得意技はしゃがみ大キック。
カラーリングは濃淡グリーンのツートン。
アセム編以降でもビーム兵器の標準搭載や装甲とパワーのメリット、戦力の埋め合わせのため引き続き運用されているものの、連邦軍にヴェイガンMSが解析されており、連邦側の兵器の技術向上や相対的な旧式化、前述の電磁装甲の欠点も相まってアデルやジェノアスⅡの近接武装や装甲化されていない関節を狙う射撃によって容易く撃破されている。
バリエーション
- バクト重装型
書籍「機動戦士ガンダムAGE メカニック&ワールド」に機体名称のみ記載されている。バクトをさらに重装備化したと思われる機体。
- バクトV / バクトB
PSP版AGEにのみ登場する色違いのカスタム機。
- マジオ・バクト
PSP版に登場する色違いの上位機種。機体色は灰色。
- バックス
書籍「機動戦士ガンダムAGE メカニック&ワールド」に機体名称のみ記載されている。バクトの後継機らしい。後のダナジンの基になった。
- バクトマーズフェザー
マーズレイを無効化するイヴァースシステムを構成する為の磁場展開装置内蔵ユニットを装備した。
関連動画
関連タグ
ドム:重装甲ながらも機動力を持っている繋がり。
ダナジン:バクトの直系機体