機体データ
型式番号 | xvv-xc |
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全長 | 19.3m |
重量 | 32.6t |
分類 | 高機動型/Xラウンダー専用型 |
パイロット | デシル・ガレット |
概要
ガフランの上位機種にあたると思われる「UE(Unknown Enemy)」の機体。
カラーリングはダークグレー。手の色は黄色。
武装はガフラン同様にビームサーベルとしても使用可能なビームバルカンと尾の実体剣『ゼダスソード』。他の機体と異なり、胸部は拡散ビーム砲ではなくビームキャノンとなっている。
ウイングを展開し、腕部を前へ突き出し脚部を折りたたむ事で高機動形態となる。また、高機動形態時は胸部が機首となるなど他の機体と比べて航空機的な印象を与える。
その変形スタイルから高機動型かガフランの上位機種と推察されていたが、実際にはヴェイガンのXラウンダー専用機のテストベッドとしての性質を持っていた。
劇中での活躍
崩壊しつつある「ノーラ」の周辺宙域に出現し、その機動性でガンダムAGE-1やディーヴァを撃破直前まで追い込むが、あえて手を下さずに見逃すといった不可解な行動を見せた(恐らくこいつの指示かと思われる)。
その後ヤーク・ドレによってマッドーナ工房に性能向上のために持ち込まれたが、フリットやウルフが工房に訪れるのと前後して起動し、工房の一部を破壊して逃走。
それから暫くしてコロニー「ファーデーン」周辺宙域での戦闘で参戦し、ザラムとエウバ両派閥のフレンドリーファイアを狙うも、ガンダムAGE-1スパローによって致命傷を負い撤退した。
その時代における最終決戦であるアンバット攻防戦ではヴェイガンのXラウンダーであったデシル・ガレットが搭乗して参加し、ガンダムAGE-1を『支援パーツ』であるファルシアとともに追い詰めるが、ファルシアの搭乗員に反抗された挙句、ガンダムの猛攻により大破。
機能を喪失した機体は止めを刺されることなくデシル共々宇宙を漂流することとなった。
ノベライズ版ではフリット編以降も複数製造され、ガフランなどと同様に長く運用されたと言う。
『UNKNOWN SOLDIERS』では建設中のコロニーを襲撃しようとした機体がアデルスタークスと交戦した。
バリエーション
ゼダスC
外伝「EXA-LOG」に登場。
高機動近接戦闘で真価を発揮するゼダスに、砲撃戦用のゼダスキャノンと、追加センサー、レーダーシステムを搭載した機体。
ガンダム出現によってヴェイガン側のモビルスーツが優位性を失い、ある種の技術的混乱に陥っていた時期に開発された。
本機で得られたデータを元に、ウィゲルを経てクロノスが完成している。
なお、開発はガンダムへの恨みを抱くデシル・ガレット主導で行われ、ガンダムを倒すモビルスーツを模索していたとヴェイガン側の技術者が証言している。
ゼダスR
ドラドロールアウト後もXラウンダー専用機として生産され続けたゼダスの改修型。
詳細はゼダスRを参照。
ゼダスM
Xラウンダー部隊マジシャンズ8隊専用機。
詳細はゼダスMを参照。
クランシェ(小説版)
後の地球連邦軍量産型可変機。但し小説版での設定。
詳細はクランシェを参照。