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ガンダムAGE-1

がんだむえいじわん

ガンダムAGE-1とは、機動戦士ガンダムAGEに登場する機動兵器。第1部(第1世代)の主役機。
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デザインは海老川兼武氏。

概要

主なパイロットフリット・アスノ。フリットがから託されたAGEデバイスを研究して、地球連邦軍の技術者達と共に伝説のモビルスーツガンダムを模して開発した。AGEデバイスが起動のキーとなっており、機体にはパイロットと共に成長する自己進化システム、AGEシステムが搭載されている。地球圏に襲来した謎の敵、UE(Unknown Enemy)」に唯一対抗できるMS。
正式名称こそ「ガンダムAGE-1」だが、フリット編においては専ら「ガンダム」とだけ呼ばれている。
支援機としてGウェアを輸送する無人輸送機「AMENBO」を有する。

アセム編、キオ編以降も引き続き登場。
ロールアウトして25年以上経つ機体であるが、マイナーチェンジを繰り返す事で性能水準を維持しており、本機をベースとした量産機であるアデルや後継機のガンダムAGE-2が開発されている他、搭乗者次第ではXラウンダー専用機であるゼイドラクロノスを圧倒する活躍を見せている。
後にガンダムAGE-2にAGEシステムを移植してからは、システムから切り離して運用できるよう改修され、半世紀にも及ぶ戦争を戦い続けた。AGE-2やAGE-3が大破により大規模改修され姿を変えた中、唯一原型が変わらなかった機体でもある(後述のグランサはあくまで追加装甲・武装)。
ヴェイガンとの戦いが終結した後はAGEシステムを搭載した状態で「ガンダム記念館」に展示保存された。

バリエーション

ガンダムAGE-1 ノーマル(AGE-1)

【来春発売予定】勝手にMG風 ガンダムAGE-1 【完全版】


ガンダムAGEの通常状態。
この状態からAGEビルダーで作成されたパーツや武器を装着していく事で「進化」していく。
武装は、ビームドリル状に回転させて貫通力を高める「ドッズライフル」や出力調整でビームサーベルにもなる「ビームダガー」、シールドと所謂「ガンダム・タイプ」としてスタンダードな物が揃っている。なお、「ドッズライフル」は銃身部を九十度回転させる事で狙撃モードとなるほか、銃身を取り外して短銃としても使用可能(劇中未使用)。
ただしドッズライフルはAGEシステムによる後付けの装備であり、ロールアウト時点での装備は固定武装のダガーと専用シールドのみである。
またその装甲はアスノ家由来の特殊材質で出来ておりガフランのビームバルカン程度では傷ひとつ負わないほどに堅固。

ジェノアスとは携行武装の互換性があり、ガンダムがジェノアスのビームスプレーガンを使用したことがある。
逆にドッズライフルはカスタム機など(当時の年代で)高性能な機体でしか扱えなかった(後にドッズライフルの解析により通常のジェノアスにも扱えるドッズガンの生産に成功している)。

なお、背中のエアロパーツを思わせるウイングは戦闘データの収集やAGEシステムとのデータ送受信に使われる大型ブロードアンテナであり、後継機にも受け継がれている意匠である。

ガンダムAGE-1フラット(AGE-1F)

ガンダムAGE-1フラット


第2部と第3部に登場。AGEシステムをガンダムAGE-2へ移植し、システムから切り離されたAGE-1。
装備、性能はAGE-1ノーマルに準ずるが、頭部センサー群の発光が緑から黄色になったほか、コクピットハッチ前面の「A」字部分がカバーで蓋されている(このカバーパーツは1/144プラモデルにも付属(パーツ番号はふられてない)しており、フラットを再現可能)。
オプション装備として、大型ミサイルとウイングが一体になった「ゼフルドランチャー」がある。
第3部キオ・アスノ編にも登場。
ヴェイガンの策略に掛かったガンダムAGE-3救援のためにフリットが搭乗するが、ギラーガザムドラーグの猛攻を受け大破し、修復を兼ねてアーマーを装備し、ガンダムAGE-1グランサへと強化される。

ガンダムAGE-1 グランサ

AGE-1グランサ


第4部に登場。
大破したAGE-1フラットを強化改修した機体。後述のアサルトジャケット等で培われたジャケットシステムの最終発展系。
全身に増加装甲を装備した所謂フルアーマー形態であり、両肩と膝アーマーにミサイルを内蔵し、両腕に複合武器「シールドライフル」(ドッズライフル、ビームサーベル、シールドの複合武器)を装備する。増えた装備分重量増加からの機動性低下を補うバーニアも完備されており推力はフラット時と同等かそれ以上であると推測される。
最終決戦では背面に「グラストロランチャー」(大型ミサイルとシグマシスキャノン、スラスターを内臓した複合装備)を装備して出撃。その際の機体名は「ガンダムAGE-1 フルグランサ」(命名はフリット)とされる。
ルナベース攻防戦およびラ・グラミス攻防戦では大きな戦果を挙げ、本体であるAGE-1フラットは目だった損傷もないまま終戦を迎えている。
なお増加装甲はパージ可能でヴェイガンギアとの戦闘後に装甲・ランチャーをパージした。

フルアーマーガンダムAGE-1とも言える存在であるが、単なる装甲増加版強化型だけに留まらず、フリットの心情を表したかのような鋭い目つきの演出、老年者が乗るというシリーズでも珍しい扱い、主役機王道の装備強化と、老年を感じさせるデザイン、玩具の出来も相まってプラモが販売された当時はAGE放送終了から時期が経過していたのにも関わらず売り切れが相次いだなど非常に人気が高いバリエーションである。
またガンプラのフルグランサの箱や説明書には書かれていないが、使用しないパーツでドッズライフル、ノーマル・フラットで使用するシールドも付属しており、グランサの追加装甲を全て取り除く事でフラットを完全再現出来るようになっている(胸部前面の「A」部分は前述のカバーパーツだけでなく白無地のシールを取り付ける事で再現されている)

ガンダムAGE-1 タイタス(AGE-1T)

勝手にMG風 ガンダムAGE-1 タイタス


重装甲型の敵と戦うべくAGEシステムによって提案された格闘戦特化形態。
大柄な手足が特徴。武装は格闘武装のみで射撃武装は装備していない。
防御力の強化と格闘性能の強化に重点を置いた設計の為、高いパワーを誇る一方で重量級の機体故にスピードが他の形態よりも劣るという欠点を持つ。
パンチ・キックなどの打撃戦のほか、膝や肩に搭載された「ビームショルダータックル」や「ビームニーキック」及び腕部の「ビームラリアット」などを駆使して戦う。
またリミッター解除によって両肩・両腕・両膝すべての磁気旋光システムを稼働させることでさらに攻撃力を高めることができるが、過負荷で四肢が損傷する危険があるため通常は使用されない。
小説版ではエネルギーを物理的な質量に変えて防御力を瞬時に向上させる装甲となっており、武装は重力場とDODS効果で圧縮することで対象の分子構造を崩壊させるものとなっている。
第二部以降ではタイタスウェアに換装したアデルが登場している。

figma鹿目まどかとの立体コラージュ「まどかタイタス」が話題を呼んだ形態でもある。
また、模型誌連載「ガンプラビルダーズD」ではビギニングガンダムとの即席ミキシングが行われており、その(見た目の上での)汎用性はある意味お墨付き。

ガンダムAGE-1 スパロー(AGE-1S)

勝手にMG風 ガンダムAGE-1 スパロー


AGEシステムによってゼダスに対抗する為提案された高速戦闘特化形態。
タイタスとは対照的な細いシルエットが特徴。
徹底した軽量化と内蔵された姿勢制御バーニアによって高い機動性・運動性を獲得し、ある程度のステルス性も有している。
武装は、高周波振動ブレード「シグルブレイド」と両膝に内蔵された「ニードルガン」。
シグルブレイドは、腕部バーニアの加速によって威力を増大させる事が出来るが、素材の耐摩耗性が低いため長時間の使用には向かず、一定ごとの最硬化処理を必要とする。
その戦闘スタイルは忍者にたとえられる(と言うかデザイナーによると忍者そのものである)。
脚部や腕部スラスターの構造などが、Gバウンサーをはじめとする後継機に引き継がれている。

TV本編以外でのバリエーション

コミック「トレジャースター」より

  • AGE-1 ガンダムAGE-1(ダイキ機)

外伝「トレジャースター」に登場するAGE-1。
主人公であるダイキの父親リュウジ・リュウザキが作り上げたMS(それ故完成はフリット機よりも遥かに早い)。
当初はフリット機と完全に同一の外見をしていたが、後に胸と膝の「A」の字状のパーツが「トレジャースター」を表す「T」字に変更され、左肩にエンブレムをマーキングされた。
なお当初は対となるAGEビルダーを持たなかったため(後に発見・回収された)、フリット機とは異なりドッズライフルが作出されていない。
実はこの機体は数十年後の未来から来た未来人であるリュウジがアデルをベースにしたレプリカ機だった。トレジャースター号からのトレジャースターキャノンを受けることにより一時的に限界を超えたパワーを発揮できる。

  • ガンダムAGE-1 フェニックスウェア
フリット機がタイタスで対抗したバクトに対し、ダイキ機のAGEシステムが作出した多機能型のウェア。
実剣とシールドを携行し、背部ウィングを変形させる事でソードモード、バスターモード、シールドモードの各種形態へ変形する。

MSV「UnknownSoldiers」/「EX-LOG」より

  • ガンダムAGE-1 レイザー
ガンダムAGE-1レイザー


初出は外伝「UNKNOWN SOLDIERS」。後にゲーム版への登場が発表された。
腕部と脚部に大型シグルブレイド「レイザーブレイド」を装備する。腕部レイザーブレイドは連結して「レイザーブーメラン」として使用可能。
スパローウェアの発展系として作出されているが、スパローのシグルブレイドがバーニアの推力で切れ味を高めていたのに対し、レイザーブレイドはそれ自体の質量を活かした破壊力重視の装備として設計されている。
その分攻撃が大振りとなり命中率も低下するため、Xラウンダーでなければ本来の性能を引き出すのは困難であるとされている。
また、スパローウェアの欠点であった長期戦に対応すべく、レイザーブレイドは刃を剃刀状の多段構成としているのが特徴。
コウモリ退治戦役から8年後のAG123年頃のアーシュランス戦役で活躍した。

  • ガンダムAGE-1 2号機 アサルトジャケット
外伝「UNKNOWN SOLDIERS」に登場。
コウモリ退治戦役後に、AGEシステムが製作した予備パーツを元に組み上げられた2号機。ウェア換装システムとは別系統の機体拡張システム「ジャケットシステム」およびアデル開発の為のテストベッドとして運用された。
パイロットはラーガン・ドレイス
本機に装備されているアサルトジャケットは、対要塞・拠点攻撃用に開発されたジャケットであるが、テスト用の装備である為、搭載されている火器類は他機体への流用も可能な物が中心である。
アサルトジャケットはオリジナルたる1号機にも装備可能。本装備で培われた技術は後のAGE-1グランサに発展していった。
なお装備構成は肩部キャノン、二連装ドッズライフルなどフルアーマーガンダムに準ずる。

  • ザ・ガンダム

伝説のモビルスーツ


外伝「EXA-LOG」に登場。
ガンダムAGE-1の元となった伝説のモビルスーツ。アスノ家に飾られていた油絵に描かれていた機体(絵画自体は本編開始時既に消失している)。
銀の杯条約締結後の戦争技術の情報統制・廃棄が進んだ事で機体の実像は明らかになっていないが、ヴェイガンとの戦争が終結した後に「文化歴史の保護」を目的にガンダム記念館のアルベート・ファーガソンを中心に本機の復元プロジェクトが発足され、過去の資料から極端な方向に変容した神話的な部分を取り除きつつ、生前のフリット・アスノの証言やアスノ家の資料、ヴェイガンの保有するEXA-DBのデータを元に、足りない部分の意匠・機構などをAGE-1のそれを参考にしつつ復元された機体が建造された。
武装については機体以上に詳細な資料は残っていないものの、復元された機体には「巨大な剣でドラゴンを倒した」という伝承を元に「エクスカリバー」の仮称を与えられた大型実体剣を装備している(絵画も実体剣と思われる装備を背負った姿で描かれている)。

ゲーム版より

  • ガンダムAGE-1 ガンデッド

ゲーム「機動戦士ガンダムAGE」に登場する砲撃戦用ウェア。
右腕に折りたたみ式のドッズバズーカを、左腕にエネルギー加速器を装備し、それをドッキングさせる事で強力な砲撃が可能となっている。

  • ガンダムAGE-1 マギナ
ゲーム「機動戦士ガンダムAGE」に登場する射撃戦用ウェア。
ロッド型ビームライフルを装備し、魔術師のローブを思わせる外観のエネルギータンクからのエネルギー供給で一定時間ビームの出力をアップする事が出来る。
  • ガンダムAGE-1 ソーディア
スペシャルエディション「MEMORY_OF_EDEN」およびゲーム「機動戦士ガンダムAGE」に登場する格闘戦用ウェア。
機動力重視のスパロー、パワー重視のタイタスと違いこちらは防御力を重視した形態となっている。
騎士を思わせるデザインをしており、シールドとナイトソードを装備する。
コロニー「トルディア」での戦闘の際に作出され、アセムが使用した。
  • ガンダムAGE-1 スタークス
ゲーム「機動戦士ガンダムAGE」に登場するウェア。
両肩のブースターにより高い加速性能を有しており、ブースターが内蔵された専用ビームランス「ルートレイバーランス」を用いた一撃離脱戦法を得意とする。
外伝「UNKNOWN SOLDIERS」においては「AGEシステムによって提案されていたが、実際に構築されなかった装備」とされ、識別信号を偽装し建設中のコロニーへと接近しようとしていたゼダスを迎撃すべくアデルに装備された。
  • ガンダムAGE-1 ウォーゼス
四肢にビームを反射するミラーシールドを装備した特殊装甲型ウェア。
エネルギーチャージによってミラーバリアを張ることが可能。シールドを支えるためにタイタス並みのパワーも持っているため、拳「ウォーナックル」による近接格闘攻撃も強力。
  • ガンダムAGE-1 バドラン
九尾の狐をモチーフとしたウェア。腰部に9基のビットを装備する。
ゲームで入手するにはパスコードが必要。
  • ガンダムAGE-1 ゴリアテ
全身に電磁バリアを張るための装置を搭載した防御重視形態。
銃弾を防ぎつつ目標に向かい、拳「ゴリアテブロウ」の一撃を放つ突破力を持つ。
  • ガンダムAGE-1 ビークス
蜂のような外見を持つ高速射撃形態。昆虫の飛行データを参考に開発され、高い飛行性能により、敵機の近接格闘が届かない距離からの高速射撃で制圧する。
専用のスプレットマシンガンとシールドを装備する。

小説版より

  • ガンダムAGE-1 ゴールドアロー

小説版に登場する特殊装備。
特殊ガスを噴出・機体表面にプラズマ蒸着させ、防御効果のあるコーティングを常時行う。
そのコート色は金色
なお外観的にはノーマルと同一。

読切コミックより(アニメ本編の初期案を元とする)

  • ガンダムAGE-1 ネーデル

読み切り漫画「はじまりの日」(週刊少年サンデー掲載)で登場。
UEとの戦闘中にAGEシステム(サンデー版コミカライズにおけるAGEシステムは「極限状況の中で近辺にある物品や建造物などから戦況に合致したものを探し出し、その場で武器に改造して機体に取り込む機能」と設定されている)が導き出した武器としてコロニーの排気用ファンを背中に装備した形態。
大型ファンを背中に背負ったが為に機動力が低下してしまったが、大型ファンは高速回転させることで連続攻撃が可能な刃となる。
ちなみにネーデルの名称はファンによる通称で公式ではない。

備考

胸部の「A」を思わせるマークが浮かび上がったユニット、独特なパーツ構成の角など、過去のガンダムには無い独自の意匠が目立つ。
コンセプト的には、「機動戦士ガンダム00」で確立されたシンプルな機体シルエットと、「機動戦士ガンダムSEED」シリーズのユニット換装を両立している。
また、「過去の伝説的MSであるガンダムを模した機体」というコンセプトは「Vガンダム」に通じる。

なお、(ある程度前線を退いていた時期があったとは言え)50年以上を通して実戦を戦い抜いたガンダムであり、実戦配備されていた期間は歴代ガンダムの中でも1、2を争う程長い。
ちなみにそれ以外では「最長候補」にはZZガンダム/ガンプ(UC0088-0153、非公式)やダブルオークアンタ/ELSクアンタ(AD2314-2364)が挙がっている。

関連タグ

機動戦士ガンダムAGE ガンダムAGE AGEシステム フリット・アスノ
ガンダム ガンダムAGE-2 ガンダムAGE-3
まどかタイタス ほむらスパロー

ウルトラマンティガ - トリコロールの基本形態、青いスピード重視の形態、赤いパワー重視の形態の3形態を持つという共通点がありデザイナーの海老川氏によるとタイタス、スパロー含めてのモチーフ元であるとのこと

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