概要
Gファイターが内部にガンダムを格納した状態。Gファイターの前部Aパーツと後部Bパーツが仰向けにしたガンダムを挟み込む形でドッキングした重爆撃機形態である。
ガンダムを前線に投入するまでの時間短縮、空輪中の耐弾性の強化を主目的としており、分離(ボルトアウト)する事で即座にガンダムを展開させる事ができる。
遭遇戦が想定される戦闘空域の強行偵察や、機動力を活かしビグ・ザムの懐へ飛び込むために用いられた事もある。
Gパーツの後部Bパーツのウイングは機体バランスとガンダムの腕との干渉を防ぐ関係上、後ろ向きにし上下逆として使用する。
当初はガンダムの腹部が剥き出しになるという設計ミスがあったが、その両脇をガンダムの両腕に装備したガンダムシールド2枚で保護するという方法が実戦運用で誕生した。これにより装甲が強化されただけでなく、機体の安定性と飛行特性改善にも役立った。
当初はボルトアウト時に2枚目のシールドを投棄してしまっていたが、後にはその無駄を防ぐため、シールドを2枚重ねにするという運用方法も取られている。
サイズが合えば(GスカイやGブルにはなれないが)ガンダム以外のMSを格納する事も可能であり、派生作品ではガンダム・ピクシーやジムを格納した事例もある。
そのコンセプトは一年戦争後もGP03デンドロビウムやスーパーガンダム、ΖΖガンダム等にも取り入れられているなど、その運用実績は高い物であった事が窺える。
立体物
1/250スケール、HGUC1/144シリーズ、BB戦士シリーズにラインナップ。各スケールにMSが同梱されているのが特徴、BB戦士シリーズはBB戦士ならではの組み換えパターンが多くオリジナル形態【Gバスター】への組み換えが可能
ガシャポン「SDガンダムフルカラーシリーズ」にラインナップ。※現在は、入手困難