概要
ガンダムの下半身にGパーツBメカがドッキングした形態。資料によっては「ガンダム高機動型」「ガンダム・スカイ」とも呼ばれる。
ガンダムの下半身がそのまま戦闘機になった奇妙な外見をしている。
これは設計段階から存在した運用法ではなく、アムロ・レイが対MA用に独自に考案したものである。
GパーツBメカの推力を利用して高速戦闘が可能になった反面、AMBAC機動が損なわれ運動性が大幅に低下してしまう。元々イレギュラーな運用法だった事もあり、対ザクレロ戦でしか使用されなかった。なお、ザクレロのパイロットであるデミトリーからはガンタンク共々「出来損ない」と揶揄されている。
とはいえ、一年戦争時の段階でガンダムMAモードと同様の設計思想に基づくガンダムGダッシュが正式に計画されていた他、後にガブスレイも下半身だけMA形態に変形させるという似た運用を行っている。
さらに言えば、ガンダム試作3号機やディープ・ストライカーなど、後続のガンダムタイプの中にはガンダムMAモードのコンセプトを受け継いだと言える機体がいくつか存在する。
外部出演
この形態が使用できるのはスーパーロボット大戦Aのみだが、同作屈指の強ユニットとして知られる。
というのも…
- ガンダムとGファイターに装備した強化パーツ全ての効果が同時に発揮される(1周目は6、2周目以降は8つ)
- ガンダムの武装を全て使える。本作のガンダムにはスーパーナパームがあり、火力の面でも見劣りしない
- ガンダムとGファイターのパイロットの精神コマンドを使える
- 改造段階が初期から最大の15段階ある
- UCガンダム系パイロットなら誰でも乗ることができる
- PSP版ではガンダムのフル改造ボーナスですべての武器がバリア貫通に、Gファイターのフル改造ボーナスで武器とユニットの地形適応オールA、空陸対応になる
という、異常な使い勝手の良さが売り。宇宙専用のため地上で使うには強化パーツでフォローする必要がある(PSP版ではGファイターのフル改造ボーナスを取れば必要なくなる)ものの、メインとなるガンダムに強いパイロットを乗せ、サブのGファイターに育成したいパイロットを乗せて育成に使ったり、サポート役のパイロットをGファイターに乗せてサポートをしながら戦うなど、様々な使い方が可能。強化パーツスロットが多いのでV-UPユニットとの相性も抜群。
唯一、永久離脱してしまうセイラの撃墜数が必要なのが欠点だが(アムロとセイラの撃墜数でアムロが多いとフルアーマーガンダム、セイラが多いとGファイター)、それを補って余りある強さを持つ。ぶっちゃけνガンダムより強い。PSP版の2周目以降はどちらも入手できるため、フルアーマーで暴れておき、弾切れしたら分離して合体するなど幅広い運用が可能。
pixivでは
インパクト抜群の見た目からか、ガンダムMAモードそのものよりも、ガンダムを別のMSに挿げ替えたネタイラストが多い。
確認できる中で最初に描かれたものからしてこれだよ!
関連タグ
仮面ライダーアクセル - 下半身に飛行ユニットを取り付けた、似たような形態を取った事がある。