概要
TVシリーズ本編アセム編とキオ編を繋ぐエピソードであり、時系列はキオ編のプロローグに準じる。
EXA-DBやビシディアン、一部MSの先行登場の他、アセムが行方不明となった任務の詳細やダークハウンドの誕生の経緯が描かれている。
機動戦士ガンダムSEED、機動戦士ガンダム00における外伝作品のように本編と世界観を共有し、物語の展開を密接にリンクさせながらも別の物語として描かれるタイプの外伝ではなく、劇中に登場したキーワードや組織が本編へ合流していくタイプの外伝となっている。
ただしアニメで「追憶のシド」の時系列にあたるエピソードが語られた際には、ウィービックらの介入については意図的にぼかして表現されている(機動戦士ガンダムSEEDにおいても同様の表現が成されている)。小学館と角川とサンライズそれぞれの権利関係の都合と考察される
なお単行本にはアニメ放送前にサンデーに掲載された「はじまりの物語」も収録されている。
ストーリー
AG151年、ヴェイガンと地球連邦の戦争が続く中、ヴェイガンや腐敗した連邦軍一部部隊の悪行に立ち向かう宇宙海賊がいた。その名もビシディアン。
彼らは秘宝を手に入れるべくとある小惑星帯に向かう、その際、連邦軍と交戦状態になったがそこで謎のMSと遭遇する。
主な登場人物
宇宙海賊ビシディアン
本作の主人公の一人。ビシディアンの時期キャプテンを約束された熱血漢だが…。
本作のヒロイン。EXA-DBの管理者であり、データバンクと共にコールドスリープで眠っていた所をウィービックに発見される。
ビシディアンの首領。元は連邦の軍人だが友人がヴェイガンに内通していた事件を契機に腐敗した連邦軍を離反し、ビシディアンを結成した。
地球連邦軍
地球連邦軍少佐。65歳。還暦を過ぎながら尚も現役。
本編アセム編の主人公であり、本作のもう一人の主人公。シドと交戦した際に行方不明となってしまうが…。
登場メカ
宇宙海賊ビシディアン
地球連邦軍
ヴェイガン
?
サブタイトルにもなっている超大型MS。
自己進化・自己修復機能を兼ね備えている。