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データ編集

別名超鎧装獣
身長65m
体重9万1千t
出現地???

概要編集

超鎧装獣 グルジオレギーナ

ウルトラマンR/B第23話「滅びのクリスタル」、第24話「私はハッピー」に登場した怪獣の一体。

本編登場に先駆け、11月上旬より「ウルトラ怪獣シリーズ」のソフビ人形が発売されている。

ルーブクリスタルも同時に先行販売されており、属性が「」であることが確認できる。

クリスタルをグルジオボーングルジオキング→グルジオレギーナという順番でルーブジャイロにはめ込んでいくと、グルジオボーン! 強化!グルジオキング! 進化!グルジオレギーナ!という特別音声を聞くことができる。

大怪獣倉庫(仮)【328~330,334】

その音声通りグルジオボーンが進化した最強戦闘形態であり、全身がグレーの生体装甲で覆われ太陽の熱核反応に似たパワー供給力を獲得。グルジオキングより機動性が若干落ちているがその弱点を補って余りあるほどに攻撃力が高くなっている。

グルジオボーンの面影は鎧の下に見え隠れする程度であり、顔を含む全身のシルエットがガラリと変化しているのも特徴。

グルジオキングに存在した背中の巨大な砲塔がなくなっている一方、両肩と胸の3か所に新たに砲塔が備え付けられており、小型のエネルギー弾「エルガトリオランチア」を連射可能なほか、そこから放つ「エルガトリオキャノン」を必殺技としている。格闘戦では体に蓄えたエネルギーを放電し、敵に放つ「レギーナボルテジオ」頭部の角・レギーナコルノで敵を貫く「コルノアサルト」的めがけて突進し、体当たりする「レギーナコルサ」といった技を持つ

鳴き声はグルジオボーン・グルジオキングに比べると高めな金切り声のようなものであり、一部は女性の悲鳴のようにも聞こえるなど変身者であるサキを思わせるものとなっている。

インナースペースは、今までのグルジオ系統に比べて

背景が白いだけというよりシンプルなものになっている。


活躍編集

灰色の女王

第23話にて、クリスタルに封印されたルーゴサイトを実体化させ地球もろとも自爆して消し去ろうとした美剣サキが、止めようとした湊兄弟に対抗するため、グルジオボーンのクリスタルを進化させクリスタルを生成し、変身。ルーゴサイトを実体化できる場所であるアイゼンテック本社に向かおうとし、兄弟が変身したロッソフレイムブルウインドとの戦闘となる。頑強な装甲で兄弟の攻撃を寄せ付けず進撃を続けるが、兄弟が変身したウルトラマンルーブの前に足止めされ、それでも進もうとしたため、湊兄弟はやむを得ず倒すことを選択、ルーブボルテックバスターの直撃を受けてしまう。

しかし自身の装甲でこれすらも耐え抜いたばかりか、逆にエルガトリオキャノンを発射、バリアを破ったばかりかカラータイマーが青の状態のルーブを一撃で変身解除に追い込むという規格外の攻撃力を見せた。


湊兄弟撃破後も進撃を続けたが、突如ルーゴサイトのクリスタルが自らの意志で活動を始め、この際に変身を強制解除されてしまっている。


第24話では怪獣形態となったルーゴサイトと戦うべくサキが再変身。果敢にルーゴサイトに立ち向かうも、圧倒的な力の前に劣勢となり、エルガトリオキャノンも通用せず追い詰められる。戦闘の最中、サキが自らをルーゴサイトのゲネシスレクエイムから庇ったロッソとブルに兄達を重ね合わせた事で、今度は逆に自らがロッソとブルを庇ってゲネシスレクイエムを食らい倒されてしまった。


劇場版『ウルトラマンR/B セレクト!絆のクリスタル』でも登場。

スネークダークネスウルトラマントレギアと戦うために、湊アサヒが残されたサキのジャイロとクリスタルを使って変身。

しかし変身者であるアサヒが喧嘩すらしたことないような女の子だったためトレギアとスネークダークネスに歯が立たず、続く第二戦でもエルガトリオランチアで援護はしたが苦戦し、兄二人から「お前だけでも逃げろ!」「女の子なんだから!」と心配をかけるが、最後まで兄とともに戦うことをやめなかったアサヒ。そんな彼女の前に消滅したサキが現れ、グルジオレギーナの体がまるで昆虫が羽化した蛹のように崩壊。ウルトラウーマングリージョが出現した。


余談編集

私はハッピー

名前に含まれる『レギーナ』の由来は、ラテン語で「女王」を意味する''Regina''と思われるが、一方でグルジオの一つ前の強化形態の名は英語で「王」を意味するキングの名が入っている。王と女王では上位というよりむしろ対になっているようにも見えなくはないが、ラテン語が英語に多大な影響を与えた言語である(ラテン語由来の英単語は数多い)こと、およびグルジオが本来は美剣が変身する怪獣であることを踏まえると、まさしくグルジオの最強形態を表現するにふさわしいネーミングといえよう。


また、グルジオ系の下の名はチェス駒に掛かっている説があるが、そうなるとグルジオレギーナは『クイーン駒』に相当する。直線斜め八方向に好きなだけ動けるこの駒はチェス駒の中でも最強扱いであり、これまたグルジオ系の最上位種へ冠するのに相応しいネーミング由来を持つ。


前述の通りグルジオボーンの面影はかなり薄いが、デザイナーによると、グルジオボーンが比較的シンプルなシルエットかつ骨のようなデザインをしていたのは、最終的に2段階のパワーアップをする予定があったからだとのこと。


超全集収録の小説『蒼い瞳の少女は灰色と名乗った』によると「グルジオレギーナ」のクリスタルは人々の強い意志の力により美剣サキのインナースペース内で誕生したもの。この経緯からしてウルトラマンに進化し得る可能性を秘めた怪獣だったが、過去の経験により諦めない心を失っていたサキではその真価を引き出すことは叶わず、その力と意思を受け継いだアサヒがその領域へと至った。


スーツは新規に造形された。


当初は『ウルトラマンデッカー』に登場したネオメガスに改造する案が上がっていたが、「グルジオライデンのほうが改造しやすいのでは?」との提案があり、グルジオライデンに変更された。


アサヒの変身シーンは、どれも本来の所有者である美剣サキのものを踏襲している。


関連タグ編集

ウルトラマンR/B

ウルトラマンルーブ

グルジオボーン

グルジオキング

マガオロチ:外見が酷似している。何気にO-50関連の戦士にとっては因縁浅からぬ怪獣である。子供を産んでいたのでこちらも雌の怪獣でもある。ちなみにメツオロチという同族もいる。

クイントータス:同じく女王の名前を持つ雌の怪獣。

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