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湊アサヒ

みなとあさひ

湊アサヒとは、『ウルトラマンR/B』の登場人物。
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演:其原有沙

概要

湊カツミ湊イサミの妹である女子高生。母のいない湊家の家事全般を受け持っている。
カツミとイサミの事は「カツ兄」「イサ兄」と呼ぶ(二人をまとめて呼ぶときは「お兄ちゃん」と呼ぶ時もある)。公式における口癖は「ハッピー♪」(あまり言っていない気もするが)。

SNSやスイーツ、ファッションに目がない今時の女子高生だが、ジャンケンすらしたがらないほどの平和主義者でもあり、世界中の人々がいつも幸せになることを祈っている(もっともジャンケンについては相手があのコマ姐だったことも一因らしく、兄たちとは普通にジャンケンをしている描写もある)。
キャンディーを常に持参しており、それで誰とでも仲良くなれる。キャンディーを渡す時の決め台詞は「はい、飴ちゃん!」
ちなみにかなりの甘党のようで、その度合いはといえば、夕食に何を食べたいか聞かれ「フルーツいっぱいのチョコフォンデュ」と即答してしまうほど。

そうした争いごととは程遠い性格である一方で、怪獣が暴れている中、危険を顧みずに兄を救出しようと奮闘する等、勇敢な一面も併せ持っている。

元気いっぱいタイプの女の子ながら、誰に対しても敬語で話しかけるのも特徴。

実は……?

ウルトラシリーズでも珍しい身内の、それも妹という人気属性を持つヒロイン。
しかし、同時に極めて不可解な謎に満ちた存在でもある。

まず、第1話での初登場シーンが「グルジオボーンを倒し、変身解除されたカツミ達を迎えに現れる」というやや唐突に感じられるもので、それ以前に描かれていたクワトロMでの日常生活シーンや、幼少期のカツミ達の回想シーンにもアサヒは一切登場していない(前者に関しては、アサヒはまだ高校生なので昼間は学校に行っていて不在、夜のシーンは深夜だったため既に就寝していただけなのかもしれない)。

その後も、

  • アサヒが「お母さんも言ってたじゃないですか!一人でできなくても二人なら出来るって!」と語るシーンがあるが、三人兄妹にも関わらず「二人」と言い切っている。加えてミオ失踪当時のカツミ、イサミ兄弟はとても幼く、当時まだ赤子だったであろう彼女がミオの言葉を正確に記憶している(仮に現在のアサヒが高校1年生とすれば、誕生時期はミオの失踪時期と重複する)。
  • 母であるミオと共同研究していた愛染マコトの「娘さんがいるとは知らなかった」という発言。
  • カツミが高校野球で活躍し大学からも沢山スカウトが来たという話を知らない。
  • 同級生に誕生日プレゼントを渡したが、その際に同級生は自身の誕生日を把握していないかの様な描写があった(結局同級生二人が自己解決したものの、最後までアサヒは黙っているだけであった)。
  • 赤子の頃の出来事を鮮明に覚えている事を語り、ウシオを驚かせている。

などと家族の一員や普通の人間として見るにはおかしい点がチラホラあり、一部の視聴者からは「カツミ達は気づかぬうちに記憶を改変されたが本来湊家に娘は存在しないのではないか」という疑惑の声が上がっている。そんな考察もあるため、小牧カオルが「4人家族」と告げた際の意味深なアサヒの目線も順当なら「母親をハブったから怒った」と取れるべきなのだが、「カオルを洗脳したシーンなのでは」と言われることも。

また、湊家の名前は

・名字の「湊」:船を停泊する場所である「港」
・父ウシオ:潮汐(月と太陽の引力で起きる海面の昇降現象)を表す「潮」
・母ミオ:船が河川と海を航行する際に使われる水路を表す「澪」
・長男カツミ:漢字表記で「活海」
・次男イサミ:漢字表記で「勇海」

この様に「水や海に関連する言葉」から取られているが、アサヒには海に関連するどの言葉も当てはまらない。
どちらかと言うと、アサヒという名前から連想する言葉は「朝日」、つまり光に関連する言葉である。第7話で判明した漢字表記は「朝陽」であり、やはり海ではなく光・太陽に関する言葉である。

また、従来のヒロインは、新世代ヒーローズで限定しても、防衛チームの隊員だったり、主人公と同じ敵に復讐を誓っていたり、主人公の幼馴染でも関係や過去がすぐに仄めかされたり発覚したりと、イメージが付きやすいものばかりであったが、アサヒの場合は「戦闘力も無ければ、特殊能力を持っていたり、超常的な存在と近しい訳でもない普通の女子高生」である。

にも関わらず、演じる其原有沙氏はインタビューで「私のセリフに隠された伏線も注目してほしいです」と語っている。

よってアサヒの正体は「主人公達を助ける神様やその使いの様なポジション」ではないかと疑われているが…

色について

カツミは「」、イサミは「」のイメージカラーを持つが、アサヒは黄色で統一されている。
カウントダウンメッセージでの一文字、OPでのキャスト紹介、そして私服は黄色と、兄達同様にイメージカラーが決まっている事はほぼ確実である。
愛染マコト湊ウシオには特に定められた色はないが、アサヒは兄達以外では数少ない特定のカラーが決められた人物であり、兄妹揃って、赤、青、黄と代表的な三色となる。
単純に、兄達が赤と青だから妹は黄色になったのか、それとも今後の展開に関わる伏線なのかは定かではない。

しかし、前述の名前の由来を考えると光を連想する黄色がイメージカラーなのは何かしらの意味があると思われる。
なお、美剣サキは湊兄弟とアサヒを除いた登場人物の中で唯一イメージカラー()を有している。しかしサブカラーとしてアサヒと同じ黄色も配されており、サキとアサヒの関連性が視聴者からは囁かれている。

更なる謎

第9話でカツミ達の特訓に付き合った際(本人はどちらかというとピクニックに行く気分だったが)、何者かの声に導かれ、結果カツミ達はビクトリーのルーブクリスタルを手に入れる事になる。
第10話では、回想シーンでは母親の失踪前に赤ん坊だった頃のアサヒが登場している。
そして第12話では、カツミ達がウルトラマンの正体だと知って普通に驚いていた。
これらの点から、アサヒは予想よりも普通の存在である可能性がある。

だがこれだと、第9話の件で「何故カツミ達ではなく、アサヒを導いたのか?」という謎が生まれる。
ビクトリーのルーブクリスタルを見つけさせるだけならば、カツミ達に直接伝えても良い筈である。
前作にも似た様なシチュエーションはあったが……

第10話の回想の存在から怪しいこと自体はミスリードという声もあった…が、
第12話ではその回想シーンでアサヒも一緒に撮った筈の家族写真にアサヒが映っていないというアサヒが普通ではない物的証拠がついに登場、さらに第13話で、ウシオが子どもたちの思い出の品を整理してみたところ、アサヒにまつわる品は何一つ見つからなかった。いよいよ疑念は深まり、ついに彼女に問い詰める。
「君は誰だ?」
すると当のアサヒは困惑し機嫌を損ねてしまっただけでなく、続く第14話では接触してきた美剣サキに「お前は何を演じている」と問われてもやはり困惑しており、さらに同話で彼女自身も家族の思い出の品の中に自分のものがないことを遂に知り、愕然。第16話では家族の前から姿を消し、「自分は何者なのか」とひとり苦悩している。同話でウシオによってアサヒの母子手帳や写真が見つからなかった事も言及されている(これについてはカツミとイサミがアサヒの母子手帳も写真もミオが持って行った可能性を指摘している)。

以上のことから、特殊な存在ではあるが本人にはその自覚がない可能性が浮上している。

その正体は?

湊兄弟の母、湊ミオ説

現状、最も有力視されている仮説。
ミオが失踪した時期とアサヒの年齢が重なっており、誕生に矛盾が生じる点が最大の根拠。初登場シーンが唐突なものであったりと、母ミオ関係の話には必ず絡んできている。ただ、ミオが若返った理由に関する謎や、周囲の記憶を改竄・洗脳した可能性を踏まえるとただの人間であるミオに特殊能力があるのかという疑問も出てくる(ルーブジャイロがあの場で出現した理由にはある程度の接合性が生まれるが)。
一時期「第10話の回想シーンにて、母親がまだ健在だった頃に赤ん坊だった彼女も同じ場面に居た事からチェレーザの表の顔である愛染マコトと同じく実在の地球人」という説もあったが、先述の通りその回想シーンが地球人である確証を否定する描写が出てきており、「記憶を改竄した過去」という可能性が高まっている。

湊ミオ憑依説

上記の説の派生。
第10話の回想シーンで赤ん坊のアサヒとミオが同じ場面に居たため、「失踪後にミオの精神がアサヒに入り込み同居している」と予想されたもの。アサヒが実在の人物であることとミオと何らかの関わりがあることを両立する仮説。同作品内では愛染マコトにチェレーザが憑依した前例もある。
ただし、第12話ラストにて第10話回想シーンで撮ったと思わしき写真に父親と兄弟しか写っていなかったため、アサヒは実在の人間ではない可能性が高まり、この仮説の信憑性は下がった。

何かしらの超次元生命体説

所謂、宇宙人などの人外の存在が化けているという仮説。
カオルを洗脳したという考察などを絡めると、不可思議な能力を持っていてもおかしくない。
ただ、現状アサヒには明確に超能力を使う描写がない為イマイチ説得力に欠ける。

ウルトラの母

上述の超次元生命体説の一つで、その正体がウルトラの母で、ミオと「母」という共通点から浮き出た仮説。また、前々作ゾフィー前作ウルトラの父ウルトラマンキングが物語に絡んで登場しており、ウルトラの母が初登場した『ウルトラマンタロウ』が45周年を迎えている為、この流れで次はウルトラの母が登場してもおかしくないという考察。
ただ、現状ルーブにウルトラの母が登場する様な示唆が一切ない為、上の仮説以上に説得力に欠ける。

光属性の何か説

上述した光要素及び関係性の深いウルトラマンオーブ関係を絡めた説。
現状、湊兄弟のクリスタルチェンジに使用する変身用ルーブクリスタルはオーブカリバーの4つのエレメントと同じ属性であり、さらに闇属性要素の強いオーブダークが登場。よってオーブオリジンの使う6つのエレメントの内4ないし5種類の要素があると取れるため、残る光のエレメントの要素が彼女だという説。ただしこちらも後に光属性のクリスタルであるウルトラマンクリスタルが登場している。

ここまで書いてみてはわかるが、どの仮説もイマイチ根拠のないものばかりで、話が進む度に謎が明かされる所か、寧ろ謎が多くなるばかりで、ここまでミステリアスなキャラクターはシリーズを通してアサヒだけだろう。


余談

演じる其原氏はウルトラシリーズのメインヒロインでは初となる2000年代(2001年)及び21世紀生まれである。

関連タグ

ウルトラマンR/B
湊家
月島あかり/ジャンヌ…ウルトラシリーズではアサヒと同じく妹系ヒロインに該当する。ただしこちらは小説作品のキャラクターである。

斎田リコ…ウルトラシリーズにおける「自分が何者なのかわからなくなり姿を消してしまったヒロイン」繋がり。ただし彼女の場合、その顛末は…。

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