演:平田雄也 / 藤沢元(幼少期)
概要
『ウルトラマンR/B』の主人公。漢字表記は湊活海。
年齢23歳(本編開始15年前に8歳と明言されている他、1年後を描いた劇場版にて24歳との表記がある)。5月23日生まれ。血液型はA型。
昭和世代も含むこれまでの主人公格のウルトラマン変身者は
- 防衛隊などの組織に所属
- そうでなくとも何かしら特殊な素質や能力がある
- ウルトラマン本人が地球人の姿で活動している
……といった具合に敵と戦う為の力となり得る要素を持っているのだが、本作の変身者であるカツミは弟のイサミ共々戦闘訓練を受けている訳でもなければ特殊な能力も持たない完全な一般市民という珍しいケースとなっている(カツミの方に関しては野球をやっているので身体能力は決して低い訳ではない)。
普段は父、湊ウシオが経営するセレクトショップ「クワトロM」の唯一の従業員として働き、父と共に一家の生活を支えている。
かつてはかなりの実力を持つ野球少年として将来を有望視されていたが、8歳の時に宇宙考古学者であった母親の湊ミオが謎の失踪を遂げた事で家族を支えるために夢を断念する事になってしまった(大学野球のオファーを断ったとの事)。しかし野球自体は現在も地元商店街の有志で構成された草野球チームの「ホワイトベアーズ」に所属する形で続けている。
アクの強い父や弟のツッコミ役となる事が多い一方、ウルトラマンに初めて変身できた際は終始困惑気味で、「自分たちがウルトラマンであることがばれると家族に迷惑が掛かる」「巨大生物を相手に毎回勝つことを人々から求められるようになる。そんな責任に耐えられるのか?」と、当初はウルトラマンとして戦うことに躊躇しているような描写もあった。
基本的には本作でも数少ない常識人で、温厚かつ理知的な性格なのだが、好きなことに関しては周囲も驚くほどの熱血ぶりを見せる(所謂野球バカ)ことがあり(イサミ曰く「意外とノリで何とかしようとする」)、第4話では恩師である熊城松雄の引退試合に花を添えたいという気持ちが先走るあまり、医学的に効果がない練習をチームメイトに強要したり、根性論を押し通そうとしたりして弟達に突っ込まれ(ちなみに、このシーンでは何故かとある別作品のBGMが使われていた)、チームメイトたちからも反発されてしまう事態を招いてしまったことがある。
劇場版では事実上の主人公を務める。
イサミとアサヒが夢に向かって歩む中、自分の将来を決めかねていた(悩みすぎてメザシと犬が合体した謎の生物をノートに書いた)ところに、久しぶりに会った戸井ゆきおの変わりようにショックを受ける。
更には自宅でテレビをつけるとどのチャンネルでもウルトラマンに対しての世間からの非難ばかりで、戸井の家から帰宅している最中に誰もいないところでぶつけようのない苛立ちや怒りをぶつけていると、自分を付け狙うウルトラマントレギアによってホスター21星系に飛ばされてしまうが、湊一家と朝倉リクの活躍で帰還。
事件解決後、上述の謎の落書きをウシオがTシャツのデザインに使ったところ大人気となったことを受け、デザイナーの勉強をすることを決意。ウシオの知人のいるミラノへ留学することとなり、同じく留学するイサミと別れて自分の道を進み始めた。
余談
カツミを演じた平田雄也氏は大卒のため、大学出身者で平成ウルトラマンシリーズの主人公を演じるのは『ウルトラマンネクサス』の主人公・孤門一輝を演じた川久保拓司氏と『ウルトラマンX』の主人公・大空大地を演じた高橋健介氏に次いで3人目となる。
また、平田氏は前作の愛崎モア役・長谷川眞優氏と同様に日テレ系の情報番組『ZIP!』でもリポーターとして出演しており、2年連続で『ZIP!』からウルトラシリーズレギュラーが登場することとなった。
また平田氏は神奈川県横浜市出身であり、主人公役が横浜市出身をなのは『ウルトラマンレオ』の主人公・おおとりゲンを演じた真夏竜氏以来である。
また、4話の野球シーンは、平田氏が野球経験者のため、綺麗なフォームを見せている。
ウルトラマンタイガ
ヒロユキを助けるために新世代ヒーローズの面々と共に世田原市にやって来る。
その後、イサミや朝倉リクと共に銀河クワトロマーケットという店を営む。
直接の交戦経験こそ少ないが、湊家とトレギアの因縁はトライスクワッドに劣らぬほど深く、カツミは自分達がトレギアを逃がしてしまった事がパラレルアースの災厄に繋がったと考え責任を感じており、決着に並々ならぬ闘志を燃やしている。
UGFTAC/ウルトラヒーローズEXPO2021
両作品ともロッソとしての登場はなかったものの、グリージョことアサヒの口からイサミと共にデビルスプリンター関係の事件を追っていることが語られた。
ウルトラマンZの前日談であるヒーローズexpoでは、別の場所でデビルスプリンターの対処をしてたリクと70親子に会って、行動を共にしておりこの時初めてウルトラマンゼットに会っており、ベリアルにいつもお世話になってます!とお礼をしている。(なお正体は...
関連タグ
アスカ・シン:元高校球児だったウルトラシリーズの先輩。