こちらファルコン1、ファルコン1応答せよ
概要
劇場版『ウルトラマンR/Bセレクト!絆のクリスタル』にて良からぬ関係になっていると勘違いした湊アサヒと朝倉リクを追跡する際に湊ウシオが考えたコードネーム。ウシオ、カツミ、イサミ全員のコードネームが1にしたので混乱状態になりカツミがツッコむ事になった。活動時にファルコン1と目立ったTシャツを全員が着用する。
何故ファルコン1なのかは不明。
ファルコン1案件
元々はウシオの台詞の一つにしか過ぎなかったのだが、アサヒの人気が高い事や彼女がウルトラウーマングリージョとして『R/B』以降のウルトラシリーズに登場し、他のウルトラマン達との共演が増えて来た事もあり、ファンからはアサヒ(グリージョ)に近付いた男性(湊兄弟=ロッソとブルを除く)に対する警告として使われる様になった。
主にグリージョと一対一で対応した場合にのみ発令されて、複数の男性といる場合では使用されない。
ファンアートでは、大体ロッソとブルが険しい顔で後述の容疑者等に殺意を向けている事が多い。
アサヒ(グリージョ)に近付いた容疑者達
『セレクト!絆のクリスタル』で対面。
最初の容疑者にして唯一ファルコン1案件として湊家が実際に動いた事例。
アサヒから飴を貰い、そのお礼にキスをしようと迫った……が、実際は湊家の勘違いで終わり、その後は親友のペガッサ星人ペガと共に家にお招きされてすき焼きを御馳走になった。
年が近く2人の出生にも似たようなものがあるため、アサヒとのやり取りは仲睦まじい様子なので、概ね好意的に見られている。
『ウルトラマン コネクション LIVE ウルチャン出張SP』のラストショーでは同時変身を披露。ハイタッチやギャラクシーライジングがグリージョお姫様抱っこして戦うなどの描写にコメント欄にファルコン1が続出していた。
話の構成の都合上リクとばれるためカットになったシーンとして、ウシオはイサミとGPSでアサヒの位置を確認しており、カツミとの電話でリクのことを上下デニムの男と呼んでおり、その後のもう一台のスマホでミオに「アイゼンテックの高性能GPSでアサヒとリクの位置を追っかけてくれ!クライシスなんだ!」と必死に頼んでいる(過保護過ぎる)。
『セレクト!絆のクリスタル』で対面。
最初にグリージョを殴った容疑者。
詳細は本人の記事に書かれているが、グリージョとは浅からぬ因縁があり、お互いに嫌い合っている。
というのも、アサヒがウルトラマンとして覚醒した間接的な要因であり、ましてや親友の美剣サキの豹変の切っ掛けともなった人物である。
他人の不幸を好むトレギアと皆の幸せを願うグリージョとは、正に水と油とも言える関係なのだが、ファルコン1案件としての声は少ない。
寧ろファルコン1案件としてのネタにすら出来ない事件と言った方が良い。
『ウルトラギャラクシーファイトニュージェネレーションヒーローズ』で対面。
恐らくファルコン1案件としての報告が最も多い容疑者。
作中ではグリージョの肩に触れるなど、スキンシップが結構目立っており、続いて対面した『大いなる陰謀』でも兄達がよくやるルーブタッチを行う等、一歩リードしている描写が多い。
ゼロの人気の高さもあり、ファンからはグリージョと付き合って欲しい声もあるが、認めない声も多く、賛否が激しい組み合わせである。ちなみに坂本監督は地味に推している組み合わせである様子。ある意味で坂本監督もまたファルコン1の元凶である。
断っておくが、ゼロはあくまでグリージョの事は新世代ヒーローズの面々と共に妹分として見ているだけに過ぎないのだが、その下心の無い接し方がファルコン1案件としての声が多い要因にもなっている。
『ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀』で対面。
唯一グリージョの事を明確に異性として見ている容疑者。
かねてより、グリージョの事は「可愛い」と評価する等、彼女へのアプローチは凄い。
しかし、グリージョはあっさり流す等、空振り気味である為、寧ろフーマには同情する声の方が多い。
ファンアートでは、たまにロッソやブルと共に激しい怒りを容疑者達に向ける事がある。
…そして
『NEW GENERATION THE LIVE ウルトラマンデッカー編 STAGE3 ~希望の光に導かれ~』にて、前半と後半の合間に上映された会場限定ボイスドラマ「同郷のよしみ」では、ロッソとブルも含めたオリジナルキャストの声でフーマのファルコン1案件が描かれてまい、まさかの(ほぼ)公式化に会場を爆笑の渦に包んでしまう珍事が発生した。
また、カーテンコールでHANE2の紹介でウルトラマン達が登場しアクションを披露した後、エンディングでウルトラマン達が観客席を回りカナタ達が観客に手を振ったり多少の交流をしてる際に、グリージョに近づこうとしたところをロッソとブルに連行もとい逮捕され、カナタ役の松本大輝氏とケンゴ役の寺坂頼我氏が挨拶する横で、グリージョからかなり離された場所に立たされていた…(グリージョは兄たちやトリガーと共にケンゴサイドの上手側、下手側には、デッカー、ダイナ、ティガ、フーマ、オーブが並び立っている)。
なお逮捕する際、ロッソとブルはいつものルーブコントらしく少し笑いながら「あっちで話を聞こうかな」と言わんばかりに連行しており、フーマも「お兄様達!」と遠吠え虚しくも連れていかれた。
『ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀』で対面。
トレギアに続いてグリージョに直接危害、それも不意打ちを行った容疑者。
ユリアンと共にゼットンを倒した直後、背後から突然現れてグリージョに電撃を放った。
吹っ飛ばされたグリージョは暫くの間、立てなくなるくらいのダメージを負う事になった。
トレギアと同様、ファルコン1案件にすら出来ない事件なので、その様な声は少ない。
『運命の衝突』でも、またしても不意打ちでグリージョを念力で拘束、更に引き連れたバット星人に怪しい実験をさせる暴挙を起こした。
『ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀』で対面。
恐らく最も許されている容疑者、というか救助者。
タルタロスの不意打ちを食らい、立てない状態であったグリージョに手を差し伸べた。
メビウスが礼儀正しい好青年という事や、事態が事態なだけもあり、ファルコン1案件としての声はほぼ皆無であった。
しかし、続編『運命の衝突』ではさらに強くなろうとするグリージョをメビウスが鍛えることになったため、別方向でファルコン1が発生することになった。
また、この特訓でメビウスがグリージョにレオキックを習得させた可能性が高い。
ちなみにメビウスと人間態のヒビノ・ミライを演じた五十嵐隼士氏は『ウルトラギャラクシーファイトニュージェネレーションヒーローズ』を視聴した際、好きになったウルトラマンとしてリブットと共にグリージョを挙げている(『大いなる陰謀』視聴時には冗談まじりにアウトな発言もしたが)。
『ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突』で対面。
ゼロに次いでファルコン1の報告が多い容疑者達。
EP1にて、メビウスと訓練してたグリージョの近くで訓練してた3人はエキサイトしすぎて、ストレートパンチが顎に当たり痛がってたところを、グリージョチアチャージで治してもらったのが始まりで、その後はプラズマスパークタワーに近い広場で日光浴的なことをした後、4人で怪獣墓場に向かうという事案が発生。そしてそのせいでアブソリューティアンの襲撃を受け、兄達が現れ、乱戦となった。
特にボーイがグリージョに夢中で、面と向かって「可愛い」と言ったり、怪獣墓場へ行く切っ掛けも「見せたいものがあるから」と彼が誘ったのが原因である。
もっとも、この3人はファンクラブと言った面が強く、グリージョダークネスとの戦いを3人揃って応援する様はまさにそれ。
初対面は『ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀』だが、明確に絡んだのは『ウルトラヒーローズEXPO2021 ニューイヤーフェスティバル』。
唯一グリージョを「姐さん」呼びしている、比較的許されている容疑者。
前述の通り、お互いに存在を認知していたので、「グリージョ姐さん」、「ゼットさん」と呼んでおり、どっちが先輩なのか分からない状態となっている。この件もあってかライブステージなどではそこそこ共演している。
『運命の衝突』でも、ジードと共にダークネスと戦うグリージョを援護し行こうとしたり(ギナ・スペクターの妨害で叶わなかった)、場所は少し離れているがゼアスやナイス、ボーイの3人組、タイガやジード、メビウスと一緒にゼロとアストラの立ち合いを見ているなど、少ないが他のニュージェネレーションヒーロー達より一緒に映っている。
また二人ともメビウスの戦闘訓練を受けている。
兄のロッソ・ブルともゼットが宇宙警備隊入ってすぐの最初の任務を描いたライブステージで70親子とジードと一緒に行動してる時に出会って共闘しており、運命の衝突でも共闘している。
ウルトラマンニュージェネレーションスターズ
第14話「戦う女の子」にて、劇場版本編でのファルコン1案件についてロッソ(カツミ)が回想。
ちなみにこの放送の時、字幕では『ファルコンワン』とカタカタナで表記されていた。
ウルトラマンシリーズにおけるファルコン
ちなみにウルトラマンシリーズにはファルコン1以外にも、
- 『ウルトラマンA』のTACが保有するライドメカ「タックファルコン」
- 『ウルトラマンガイア』のXIGの戦闘部隊「チームファルコン」
- 『ウルトラマントリガー』に登場するGUTS-SELECTが保有の無人戦闘機「GUTSファルコン」
といったファルコンの名を持つメカや戦闘部隊が存在しており、ファルコン1と絡めてネタにされることもあるようだ。