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ウルトラマンゼット

うるとらまんぜっと

ウルトラマンゼットとは、特撮作品『ウルトラマンZ』の主役にして、かのウルトラマンゼロの弟子を名乗る新人熱血戦士。
目次 [非表示]
  • 1 データ
  • 2 概要
  • 3 出身、出生地
  • 4 人物
  • 5 Z語
  • 6 能力・形態
  • 7 他戦士との関係
  • 7.1 ウルトラマンゼロ
  • 7.2 ウルトラセブン
  • 7.3 ウルトラマンジード
  • 7.4 ウルトラマンエース
  • 7.5 ウルトラマンヒカリ、ウルトラマンメビウス
  • 7.6 ウルトラマンタイガ
  • 7.7 ウルトラマントリガー
  • 7.8 ウルトラウーマングリージョ、ウルトラマンロッソ、ウルトラマンブル
  • 7.9 ウルトラマンエックス
  • 7.10 ウルトラマンオーブ
  • 7.11 ウルトラマンタイタス
  • 8 敵との関係
  • 8.1 セレブロ
  • 8.2 アブソリュートタルタロス
  • 9 客演
  • 9.1 『ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀』
  • 9.2 『ウルトラマンクロニクルZヒーローズオデッセイ』
  • 9.3 『ウルトラマントリガー』
  • 9.3.1 第7話「インター・ユニバース」
  • 9.3.2 第8話「繁殖する侵略」
  • 9.4 『ウルトラマントリガーエピソードZ』
  • 9.5 『ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突』
  • 9.6 『ウルトラマンニュージェネレーションスターズ』
  • 9.7 『DARKNESSHEELS -Lili-』
  • 9.8 ウルサマボイスドラマ2022
  • 10 ライブステージでの活躍
  • 10.1 ウルトラヒーローズEXPO2021 ニューイヤーフェスティバル
  • 10.2 ウルトラヒーローズ EXPO THE LIVE ウルトラマンゼット
  • 10.3 『TDG THE LIVE ウルトラマンティガ編 in 博品館劇場』
  • 10.4 NEW GENERATION THE LIVE ウルトラマンデッカー編
  • 10.4.1 STAGE1
  • 10.5 NEW GENERATION THE LIVE スターズ編
  • 10.5.1 未来へ繋ぐ戦士たち
  • 10.5.2 新世代の戦士たち
  • 10.5.3 巡る願い星 SIDE スターズ
  • 11 余談
  • 12 関連タグ
  • ご唱和ください、我の名を!ウルトラマンゼーット!


    データ編集

    ご唱和ください!我の名を!

    CV畠中祐ピーター・ファン・ガーム(英語、ギャラクシーファイト)、マット・シップマン(英語、ウルトラマンZ)
    出身地M78星雲ウルトラの星 但し出生地は不明(本人曰く非公開)
    年齢約5000歳
    人間体ナツカワ・ハルキ
    デザイン後藤正行
    初登場作品ウルトラマンZ

    概要編集

    ULTRAMAN Z

    『ウルトラマンZ』の主人公にして、ウルトラマンゼロの弟子ウルトラマンレオにとっては孫弟子にあたり、セブン一門の末弟扱いとなる。ただしセブン一門の従来の師弟関係とは少し事情が異なる(詳細は後述)。

    ウルトラマンコスモス以来となる、基本色が青の主役ウルトラ戦士と言われることが多いが、黒やアクセントとして赤も入っているため、青トラマンというのかは微妙なラインである(比率的には青が最も多いが)。


    前々作ウルトラマンブルはW主人公の片割れ、前作ウルトラマンフーマ主人公変身するウルトラマンの一人であったので、それを踏まえれば三年連続で青メインのウルトラマンが主役級として登場する事になる

    ただ、ブルも銀ベースに青と黒を配色しており、そもそも青い部分はプロテクターなどしかない。

    ウルトラマンエックスのようにメカニカルな印象の体で、カラータイマーの形はアルファベットの「Z」である('アルファベット型なのはウルトラマンオーブ以来、左右非対称なのはコスモス以来)。また、細部のディテールも細かい「Z」の文字で構成されているという拘りぶり。


    「ゼット」という名前は、地球の言葉で「Z」には"最後"という意味があることから、長きにわたる争いを終わらせ、宇宙に平和をもたらす最後の勇者になれ、という願いが込められたもので、ある戦士から名付けられた名である。


    光の国を襲撃した怪獣ゲネガーグを追って地球に来訪。その際の戦闘で共闘し自身もろとも窮地に陥った末に命を落としたストレイジ隊員のナツカワ・ハルキと一体化し、以降は地球のために戦うこととなる。



    出身、出生地編集

    ボイスドラマ第8話で自らの出身地について、光の国以外のウルトラ戦士の話をしていたゼロから「確かお前も…」と話を振られた直後に「その辺は非公開」と語っていたり、第18話では「実技なら自信があるが勉強は苦手」と一般的なブルー族とは真逆の特徴を持っていたりすることから、少なくとも光の国の出身ではないらしいことが示唆されている一方で、出身地はM78星雲光の国と記述する媒体も多くはっきりとしていない。

    もしもブルー族であった場合、それ以外の部分も含めてこの人の地雷を踏みまくっていることとなる。


    M78星雲のウルトラ戦士としてはかなり独特と言える容姿から、一部のファンからは、「元はM78星雲とは別の星出身で何らかの事情により光の国に在籍しているのでは?」と考察する声も。


    「M78星雲だけでも沢山星がある(カプセル怪獣の出身地やTOY一番星など)」と前段階で言っているため、M78星雲出身までは完全否定されていない様子ではあるが……。

    曰く『ミステリアスな部分も残していた方が良い』とのことだが、いったい誰からそれを聞いたのかは軽く流しており不明である(まあ、ボイスドラマの空気的に、単なるメタ発言か、ゼット本人の茶目っ気と捉えるべきだろうか)。


    初期からの設定変更や表記揺れかと思われていたが放送終了後の媒体でもM78星雲・光の国出身と紹介されている事から、現状では光の国育ちではあるものの出生地は他の星と考えるのが妥当だろうか。


    また、容姿が他と異なる存在が必ずしも別の星出身地とは限らないので前作のウルトラマンフーマと同様に(ただしこちらは惑星O-50出身である)、「両親、あるいは先祖が他の星、宇宙出身で、本人は現地(光の国)生まれ・育ちなのではないか」と、同じあると考察するファンもいる。


    因みに出身地により突き上げる腕の左右が異なるウルトラマンジードの変身アイテムウルトラカプセルでは右腕を突き上げて描かれているが、これは他のM78ワールドのウルトラマンと同様である。ウルトラカプセルは、M78ワールド出身であればたとえそれが光の国でなくても右腕をあげている(L77星出身であり非M78星雲出身のレオも世界観は同じであるため右腕を挙げている)ため、少なくともM78ワールド出身なのは確実であろう。


    人物編集

    ゼロに憧れ、努力の末に宇宙警備隊の隊員となった若きウルトラ戦士(ただし読本によればまだ研修生に近い立場の様子)。

    年齢はだいたい5000歳(本人曰く)で、前作に登場したフーマとは同い年。世代的には4800歳のウルトラマンタイガと5900歳のゼロのちょうど中間程ということになり、人間に換算すると中学3年生~高校1年生程ということになる。


    一人称は「俺」。

    「ウルトラすごい」や「ウルトラ強えぇぇ!」「ウルトラヒット!」など、言葉の頭に「ウルトラ」をつけるのが口癖。


    その才能やポテンシャルはゼロも認めているが、現状ではゼロ曰く「半人前どころか三分の一人前」と評価されている(ウルトラギャラクシーファイトにてルーゴサイトの戦いを乗り越えたルーブ兄弟ですら半人前扱いだった事からそこから更に下の扱いとなり、言われたゼット本人は「ウルトラショック」だったらしい)。


    ジードを先輩付けで呼んでおり、自身にとっての「兄弟子」であると語っている。また、力を借りているウルトラ戦士についても、セブン一門を"歴代の師匠"、ベータスマッシュ組を"頼もしい兄さん達"、TDG三戦士を"輝ける先輩達"と呼び慕っている等、体育会系らしい礼儀作法を弁えており、先輩への尊敬の念も垣間見える(後述する言葉遣いは置いといて)。


    ただし、直近の先輩であるタイガトライスクワッドとは少なくともボイスドラマの時系列では面識はなく、タイガは名前だけは知っている程度でタイタスとフーマについては全く知らなかった。その後『大いなる陰謀』第8話でタイガとは初対面となった(ボイドラではゼロとの出会いから宇宙警備隊入隊までが描かれており、大いなる陰謀のあらすじによればゼットは「宇宙警備隊の新人」となっているため時系列的に本編前にはちゃんと知っていたと思われる)。


    また、ハルキとの会話で年齢の話になった際、自分が年下だという理由で敬語を使うハルキに「ウルトラ気持ち悪い」とうろたえていたことから、先輩扱いされるのには慣れていないようだ(ちなみに、上で書かれているように人間の年齢に換算すればゼットはハルキよりも年下である)最終的には根負けしたのかそのまま通しているようだが。


    一応、光の国の訓練校で勉強はしているが、ネロンガを美味しそうな感じの名前と言ったり、その怪獣の好物についてうろ覚えだったりと、真面目に受けていなかったことが窺える(ただし、これは諸事情で訓練校に通えなかったゼロにも言える。現にツッコミながらも、間違いを正そうとしなかった)。未だに勉強が苦手らしく、テストで赤点を取ってしまい補習を受けていたほど。一方、自分の知識の無さを痛感したことで光の国のライブラリーで資料を読み漁り、その過程で『ウルトラの歴史の考察資料』にハマり込むなど、自分にとって興味のあることは夢中で勉強していることから、あくまでやる気の問題であるだけの模様。後に80に勉強を教えてもらった際には、「わかりやすい」と評していた(単に80の教え方が良かったのかもしれないが)。


    実際、バロッサ星人ケムール人の様に学んだことを本編で活かしている部分があるため、努力はしてきたことは窺える。またゾフィー、ジャック、ウルトラの父のメダルを入手した際にハルキに「斬撃を強化する力がある」と即座に説明したあたり、ゼットライザーの機能に関しては、ある程度記憶している(もっとも、コスモス・ネクサス・メビウスメダルの使い方をド忘れして、戦闘中、しかも後ろにがいるのに考え事をするという大ポカもやらかしたが)。

    また、素直すぎて相手を疑わない性分か、グレンファイヤーに乗せられて銀河系100周を本気で実行し、この時には流石のゼロにも同情された。


    また、怪獣の事は当初「悪い奴」と認識しており、ゼロから「怪獣の中にはいい奴もいる」と反論されても冗談だと思い込んで笑い飛ばし、カプセル怪獣セブンガーについて学ぶまで信じなかった。

    ……ベータスマッシュ赤いアイツに似ているのも、そのためかもしれない。

    なお、特空機の方のセブンガーウインダムを見ても当初は特に反応は示していなかったが、特別編『特空機シークレットファイル』にてウインダムの容姿がオリジナルとそっくりな点について言及している(ゼット自身は疑問を持ちながらも「他人の空似ってやつかな〜たぶん」と彼なりに結論付けている)。


    ギルバリス戦でジードと共に変身した際、偉大な先輩と出会った感動を敵を前に語り尽くそうとしたり、第2話で地球に来た経緯を語ったものの、デビルスプリンターの事をハルキに詳しく説明しておらず、そのせいで第6話でハルキはリクから「ゼットから聞いてない?」と言われてしまった上、特に、デビルスプリンターがウルトラマンベリアルの細胞であるという重要な事を説明していないなど、迂闊な面が見受けられる(似たような事例でエックスが相棒の大空大地に事情を前もって説明していた際の描写と比べてみても、ゼットの説明不足感は否めない)。

    他にも上述の通り、考え事をしてたせいで後ろの敵に気づかず、もろに攻撃を受けてしまうという未熟さ故のポカをやらかしている。


    最終回においても、タイマー点滅状態で戦い続けた事もあるが、怪獣を撃破し勇ましい姿を見せたのにかっこよく飛び去ろうとして力尽きて墜落するという締まらない行動を取り、ストレイジの面々に笑いながらツッコまれていた。


    第15話でベリアロクを入手したものの、地面に突き刺さってしまったベリアロクに対して「新しい仲間なんだから」と挨拶するハルキに対して、「速やかに抜けやがりなさいよぉ~!」と完全にただの武器として扱っており、結局ベリアロクはあくまでハルキを認めて使われており、暫くの間はゼット自身は完全に無視されるなど全く意思疎通できていなかった(第17話では「お前には聞いてない」と突っぱねられた)が、終盤に差し掛かるとベリアロクはハルキだけでなくゼットとも意思疎通をするようになり、ゼット自身も認めるようになっている。


    ウルトラマンZ

    後述する言葉遣いと相まって抜けている部分が多く、早い話がアホの子である。

    戦いに関係のないときは若者らしい砕けた様子を見せることも多く、ボイスドラマではそうした一面がより強調されている。

    それでもゼロ譲りの熱いハートを秘めており、初邂逅時にハルキから「あんたと手を組めば、みんなを守れるんだな?!」と問われた際に、「ああ、守れる!」と力強く応えている。また、ハルキが命を落としたときには(責任を感じたのか)「申し訳ない」と謝罪し、自身も危機的な状態にも拘らず「ついでに」で流しあくまでハルキの身を優先するなど、他人を思いやる優しさも持ち合わせている。


    他にもキングジョーのように心を持たないロボットが善にも悪にもなり得ることを例に挙げ、「強い力を使うには強い心が必要」だとするゼロの言葉の思い出しつつ、「ストレイジの皆ならそうしたこともちゃんと考えてくれるはずだ」という自身の気持ちを述べていることから、一緒に怪獣と戦っている地球人に強い信頼を置いていることが分かる。


    過去のトラウマが再発してしまい、それ以降怪獣を倒すことに対し戸惑いを抱いていたハルキの心境を知ったときには「一つになってるのに分からないこともあるもんです」「難しい問題です。だから、オレも考えるよ、一緒に。ウルトラマンにとっても大事なことだと思うんです」とハルキに語り、戦いでの苦難を共に乗り越えることを誓うなど、ハルキとの絆は非常に強い。

    俺も考えるよ...一緒に【ワンドロ】

    終盤ではハルキを戦いに巻き込み怪我をさせてしまったことを謝罪しており、彼に分離しなければいけないかもしれないとの旨を伝えた際には、寂しいという胸の内を明かしている。

    最終回ではハルキとともにストレイジメンバーの声援を受けてラスボス怪獣に立ち向かい、オリジナルの姿で撃破するという成長ぶりを見せている。


    一方、第21話で超獣ヤプールの力を応用した超兵器D4のパワーに危機感を抱き、相談をしてきたハルキに対して「地球人が自力で怪獣を倒せるようになるのはいいことだと思う」とした上で、その力が恐ろしいものだったとしても「(それをどう使うかは)この星の人類が決めることだ」と応えている。ドライに聞こえなくもない回答だが、こうした反応は過去の先輩戦士同様ウルトラマンが過度に地球人類に干渉すべきではないとするスタンスを取っているが故のものと思われる(あるいは、ゼット本人の意志とは別にそう応えざるを得ないのが実状だろうか)。

    これらのことから『Z』本編の前にジードとの共闘や『ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀』が入ることを想定すると、精神・心構え面ではすでに立派な宇宙警備隊員である、と考える視聴者もいる。


    戦闘時の掛け声は、エコーがかかってかなりくぐもった様な独特なものとなっており、ハルキと会話する時とはだいぶ印象が違ったものになっている。CVの畠中氏曰く、掛け声は「キアッ!」らしく台本にもそう書いてあったとのこと。超全集にてエックスの「イーッサ」のような独特な掛け声を模索していた田口清隆監督が坂本浩一監督に英語のうんちくはないか問い、アメリカの空手では「気合」という掛け声を言うことがあると話し、ハルキが空手をやっている設定だったことから面白いと採用されたという(ちなみに恒例の「シュワッチ!」の掛け声も存在する)。


    ハルキ以外の地球人とは会話できないため、ジェスチャー(ゼット曰く「気合いとボディランゲージ」)をしなければならない。


    Z語編集

    Twitter詰め

    「えぇっマジ?参りましたな…地球の言葉はウルトラ難しいぜ」


    地球の文化に疎く地球の言葉遣いを間違えてしまうコミカルな一面を持っている。

    ご唱和ください我の名を!というインパクトの強い決め台詞もこの結果生まれた。

    そのインパクトの強さ故、放送開始直後からネットを中心に大きな話題となった。詳しくはリンクを参照。

    他にも、一部のファンからは「ゼット語録」(または「Z語録」)と言う愛称もつけられている。

    ハルキとの初対面時には、敬語とタメ口が絶妙に入り混じった上に、やや棒読み気味の独特すぎる口調で彼との会話を進めた結果、「言葉遣いがちょっと変」と指摘され少しうろたえていた(あの人初めて地球に来た時を彷彿とさせる演出をバックに繰り広げられる、シュールでぐだぐだな初変身シーンは一見の価値あり)。


    彼曰く地球の言葉はウルトラ難しいらしい(まあ日本語なんて地球の言葉の中でも特にややこしい言語だし…)。おかげで一部視聴者からは「自動翻訳ウルトラマン」と呼ばれているとか。

    若干日本語として不自然な上述の決め台詞もその為であろうか。ただ、それを言う時だけウルトラ気合が入った発声になっているのが、かっこいいのに若干のシュールさを醸し出している。


    ゼロとの会話やナレーション等では、そうした事もなく流暢に喋っている為、ハルキを相手に経験がないのに無理に地球の言葉を使おうとしてこうなっている可能性がある(参考までに記すと、ゼロは脳内に直接語り掛けたり変身者の体を借りて喋ったりする事が多く、その上相手を問わずタメ口で会話する為、言葉の問題に直面した事はほぼない)。

    喋る相手が人間ではなくウルトラマンだったため、実際は地球の言語では喋っていなかったのだろうが。

    とはいえ、ゼロとの初対面では敬語の使い方が拙かったり、素が出てタメ口になったりと、上述のことを差し引いても敬語を喋り慣れていない事がわかる。


    また、そのボイスドラマでのゼロとの会話でも、露骨に失礼な事を失礼と気付かず口走るところも見られたことから、張り切る余り若干空回りしやすいようでもある(その内容は後述)。

    そもそもその内容も傍から聞いている分には憧れの人物に初対面で滅茶苦茶不敬を働いたという半ば黒歴史のような内容にもかかわらず、本人はまるで武勇伝のようにボイスドラマで語っている。

    実は地球以外の言葉もからっきしな面があるらしく、『ウルトラヒーローズEXPO THE LIVE ウルトラマンゼット』ではスチール星の言葉も理解できていなかった。


    このような事情もあり、ハルキと初めて会った際には「私」の一人称を用いて比較的落ち着いた態度を取ろうとしていたものの、時々「俺」になってボロを出していた。第2話以降は慣れてきたのか、多少変な日本語はありつつも一人称も含めてほぼ素の喋り方となっている。

    ……とはいえ、テンションが上がった時やテンパった時にはおかしな喋り方をする。または台詞自体に問題なくても、イントネーションがヘンテコになる場合もある。


    なお、放送当時こそファンの笑いを誘ったゼットの会話だが、3作後の後輩が変身者とほぼ人間らしいコミュニケーションを取ろうとしなかったがために変身者とすれ違いを起こした事が判明すると、不器用ながらも積極的に変身者とコミュニケーションを取ったゼットが逆に評価されるという現象が起きている。



    能力・形態編集

    光の国で開発されたウルトラゼットライザーウルトラメダルを三枚使用する事で、さまざまな形態にウルトラフュージョン(タイプチェンジ)する。『トリガー』においてはGUTSスパークレンスとウルトラメダルを解析して制作されたそれぞれのGUTSハイパーキーによって変身した。


    また、全形態共通の武器としてゼットランスアローがある他、ウルトラゼットライザーも変身後に武器として使用する。武器以外では、共通の必殺技としてゼスティウム光線も使用できる。


    メダルを使用せずに変身する基本形態はオリジナルと呼ばれるが、地球に来てからの戦闘は専らウルトラフュージョンで行っているため基本形態なのに戦闘ではほとんど使われないという珍しい扱いとなっている。


    実際、ウルトラフュージョンは「三分の一人前」と言われているゼットの実力を補う役割も担っており、オリジナルはどちらかというと素体の立ち位置に近い(なお、素体のゼットが特別弱いというわけではなく、単純なスペックなら近年のウルトラマン達と比べても特に差し支えない水準である)。


    ウルトラマンへの変身は、変身せざるを得ない事態に直面した上でゼットとハルキの覚悟ができていることが前提条件となっており、中途半端な心構えでは変身は不可能。


    また、変身中にハルキの心が乱れると変身の維持が困難となるようで、カラータイマーが点滅する描写があるほか、最悪の場合は第12話のようにウルトラフュージョンすら解除されてオリジナルの姿に戻ってしまう。


    過去作に度々あった「安易に力に頼ろうとしたりウルトラマンと意見が一致していなかったりすると変身できない」という設定は久々の登場となる。 ただし、ハルキは安易に力に頼ろうとしたことはなく、上記の通り心が乱れたために解除されている。


    等身大での変身も可能で、第7話や第10話などで披露した。→等身大ゼット

    技の構えやエフェクト、はては飛び去る時の機動までも「Z」を象っている。しかし飛び去る機動は角度によって「N」にも見える事からこんなネタも…


    なお、ゼットの説明によって、インナースペースは時空が歪んでおり内部での1分は外部での1秒である事が明かされている。

    そのため、新世代ヒーローズによくある長めの変身シーンも現実の時間だと一瞬で済ませていたと思われる。


    また、ゼットの意思によってヒーローズゲートという光る入り口が形成され、その中にハルキが入ることでインナースペースでのやり取りが可能になる模様。

    なお、第11話にてたまたま私服だったハルキがインナースペースに入った途端、彼の服装がいつもの隊員服に変化していた。

    なぜこのような現象が起きたのかは定かではないが、変身解除後はちゃんと私服に戻っていたため、おそらくは物理的に服装が変化したというよりも、普段隊員服で活動していることが多いためにインナースペースに精神的な影響を与えていたことが原因と思われる。

    ちなみに第2話でもインナースペースに入った際ヘルメット等が一時的に消える描写があり、ハルキも一瞬戸惑う様子を見せた。また、『Z』に限らず、『X』でもインナースペースに入った途端に大地のヘルメットなどが消失するなど似た現象はたびたび起きており、これらの現象は、昭和シリーズで客演した際の変身する時だけウルトラ警備隊の隊員服になるモロボシ・ダンとよく似た事象なのだろう(メタ的な事情を言ってしまえば、変身バンクの流用を成立させるための現象である)。


    序盤では近年のウルトラマンでは珍しくとどめを刺す時以外はめったに技名を叫ばず、そのため名前が判明していない技も多かったが、先輩たちとの共闘を境に他の技も叫ぶようになった。


    海外向けのミニドラマで苦手な技がテレポーテーションということ明かされた。その苦手具合は、インナースペースでハルキが応援する中訓練をしていると自身ではなく何故かハルキの方が消えてしまったほどである。



    他戦士との関係編集

    ウルトラマンゼロ編集

    ウルトラマンゼット!

    ゼロの弟子としてデビューを飾り、彼の事も師匠付けで呼ぶゼットだが、一方で年若いゼロが弟子を持っている事態に、違和感や疑問を抱くファンも少なくなかった(一応、現実世界におけるデビューから10年後およびシャイニングフィールドでの10年間を加味すれば、彼がウルトラマンになってから最低でも10年から20年前後は経っており、父セブンがレオを弟子に取ったのは恒点観測員であった『ウルトラセブン』から、約7年後程度と推測が出来る為、それを考慮すれば『そこまで不自然とも言えないのでは?』との意見もあった)。


    その後、放送開始に伴うボイスドラマにおいて、ゼットはゼロから弟子入りを拒否されており、ほぼ一方的に師匠呼びし弟子を名乗っていた事が明らかになり、ファンの疑問を払拭する形となった。出会った時点では弟子とは認めてもらえず「弟子を取った覚えはない」とまで言われてしまっている。それもあってか、ゼット本人も「弟子をやらせてもらっている」と言う表現に留めている(弟子というよりは“私淑(ししゅく)”の状態からスタートしており、一方的に弟子を自称していることからも……それが窺える)。


    2人の出会いも、恋愛漫画に登場する初登校の転校生よろしく、出会い頭にぶつかってしまうと言うコミカルかつバツが悪いものだった。ゼットは開口一番師匠付けで呼び弟子入りを志願するも「やだよ。めんどくさい」と即刻で拒否される。ゼロが弟子入りを拒否したのは、「面倒くさい」と言う理由よりは「(自分が)弟子を取れるような偉そうな立場じゃない」との自覚を持っているからであり、師匠にするなら「ウルトラ6兄弟のようなもっと相応しいのがいるだろ」と返している。尚、ゼットがゼロを師事した理由は彼への純粋な憧れもある他、「6兄弟を師匠にしちゃうと恐縮する」事や「近寄り難い程の地位もない」故の親近感からであった(ただ、悪意がないとは言え、失礼に聞こえる言い回しだった為、「俺の事バカにしてるだろ!?」とゼロの機嫌を損ねてしまった)。


    後に第18回では80に勉強見てもらえばいいとアドバイスするゼロに、「ゼロ師匠と違って優しそうですし」と失言してしまい、「お前、今なんて言った?」とキレられる羽目になった(だが、後述する通り、前回厳しすぎる訓練を課したため、この失言が零れてしまうのも無理はない)。

    その後ゼットは6兄弟との対面を果たしており、ゼロの父であるセブンにも挨拶を済ませている。


    なお、あまりにも弟子にしてくれなかったあまりに、勢いで弟子になった風に装ってなあなあに修行に持ち込もうとするというこっすい手口を使い、「案外姑息なとこある」とゼロに失望された(ただし、ゼロもゼロで駄々をこねるゼットに、つい明日何かを教えると約束してしまったため、シャイニングの力で時間を巻き戻し、無かった事にしようとした)。


    自身のことをちゃっかりセブン一門の末弟と名乗るなど、抜け目ない図太さも見せている。

    もっとも、ゼロから『レオ』時代のハードな特訓を聞いたときはその苛烈さにドン引きしていた。

    ……が、そこはセブンの血を引いているゼロ。鍛練の際にはスクワット5万回、腕立て伏せ3万回を課し、ゼットがヤケクソ気味に踏ん張って見せると更にもう1セット追加し、ゼットは「ウルトラショック!」と叫びながら崩れ落ちる羽目になった。


    上記の内容を踏まえると、現状両者の関係は「師弟」よりも「学校の先輩・後輩」の関係に近く(実際、年齢差的にも数千年レベルの差があっても普通にタメ口で話すウルトラ戦士がいることを考えると、そのくらいの差である)、お互いのやり取りもまるでコント。但し、本編にてゼロは異空間に飛ばされる直前にウルトラゼットライザー等のアイテムを託していたり、ハルキのいる地球をゼットに任せて別宇宙に旅立ったりと、根っこでは彼に信頼をおいていた様子もうかがえる。


    また、弟子として認めてはいないものの、なんだかんだでゼロに面倒を見てもらっている限り、お互いの関係が良好なのは間違いないようだ。

    そして、第19回にて心の底ではゼットを弟子と認めていたせいか、さらりと「俺の弟子」と発言した(ただし、その直後にゼロは逃げるようにその場から立ち去ったが)。また、第21回でゼットがメビウスに訓練してもらう事になった時には、わかりやすく不機嫌になっていた。ゼットの警備隊入隊直後を描いた『ウルトラヒーローズExpoTheLIVE』でも、初任務に気合いが入っているゼットの元を訪れ喝を入れるが、実際にはゼットが心配で様子を見に来たことを見抜かれていた。

    一方、ゼットはゼロを師匠として慕っているが決して心酔している訳ではなく、上述の時間を巻き戻された時は違和感に気付いて問い詰めており、以前に「セブンガーはウルトラマンレオが呼び出した」と教わり、宇宙警備隊採用試験・筆記部門でそれが間違いだと知った際には泣きながら責めていた(正しくは、変身能力を失ったウルトラセブンが呼び出した)。


    特に後者の場合、自己採点でその事を知ったせいで以後の回答にも響き、留年する可能性があったため、ゼロも謝っていた(なお、筆記試験はギリギリで通過できた)。

    他にも、ギャラクシーレスキューフォースの説明のためだけに、多忙なリブットを呼び出した事にツッコミを入れたりすることもあった。


    なお、ゼロの仲間であるウルティメイトフォースゼロメンバーとも面識があり、グレンファイヤーの事は師匠の友人という事で『準師匠』『セミマスター』と呼ぼうとして「準レギュラーの『準』だよな!?レギュラーより一段落ちるアレだよな!」「言い方変わったけど、中身変わってないね」とツッコまれて却下された。もちろん、ゼットに悪気はない。

    ジャンナインに対しても散々兄の方と間違えまくったうえ、何故かモロボシくんの方が先に出たため「もう知っている人はいないだろ。何年前のネタだと思っている」とメタ気味にツッコまれる。

    更には名前を聞いた直後キングジョーと共にゼロ達に喧嘩を売って泣かされた」「いつの間にか一人称が僕になって、キャラ付けに苦労している」と、彼についてゼロから聞いたらしい珍妙な事をありのままに言ってしまった事でジャンキラー化するほどに怒らせてしまい、大慌てで止めに入ったゼロ共々攻撃され逃げ回る羽目になってしまった


    やはり、ゼットに悪気はない……と言いたいが、普通に考えれば言ったら怒るのはわかりそうな事をあっけらかんと喋ったことは完全に自業自得であり、後日そのことを聞かされたゼロも「ああいうのはさぁ…その場のノリでちょっと盛って話すものなんだよ……ね…?…それをそのまま伝えちゃったら……そりゃあ怒るよ!そういうところ直さないと、社会に出てからキツいぞ!」とゼットを窘めていた(そのゼットにいらぬ事を吹き込んだゼロも大概であり、ゼロ自身もそのことは自覚していたのかあまり厳しい口調で叱責しなかった)。

    こうした様子を見る限り、やはりアホの子というかどうも馬鹿正直な面が目立つ。


    ウルトラセブン編集

    彼を本編中ではセブン師匠と呼んでいるが、ゼロのいる場では「セブン大大師匠」と呼ぶ(自分の師匠の師匠の師匠であることから)。

    『ウルトラヒーローズ EXPO THE LIVE ウルトラマンゼット』第一部にて過去に対面済みであったことが明かされた。

    ゼロの師匠であるレオとも同ステージの本編の後日談に当たる第二部で会っている。

    ウルトラマンジード編集

    師匠ゼロの戦友であるジードとは既に知り合いである。

    彼に対しても、彼がゼロの弟子だと勝手に思い込んでおり(ジード自身はゼロの弟子になった訳ではない)、これまた勝手に兄弟子扱いしていただけである(ちなみに『アメトーーク!』のウルトラマン芸人にてゼロが紹介された際にちゃっかりジードも弟子にされていたことで一部で話題にされていたこともあった)。

    なお、ジードが光の国の反逆者ウルトラマンベリアルの息子だと知っており、それを承知の上で兄弟子と呼び慕っている(また彼が父親であるベリアルを打ち倒した事はM78星雲で広く知れ渡っているらしい)。


    ボイスドラマでは2人の出会いは描かれていないが、前日談である『ウルトラヒーローズEXPO THE LIVE ウルトラマンゼット』第一部にて馴れ初めが描かれており、前述した初任務でデビルスプリンターの調査として惑星ロインに赴いた際、先行してゼロ及びセブンと一緒に調査していたジードを、デビルスプリンターの影響を受けた宇宙人だと勘違いして襲いかかるという最悪の出会い方をしてしまう。

    その後、黒幕であったカイザージードダークネスとの決着を経て「むやみに名乗るのではなく、みんなからご唱和されるようなヒーローになる」と決意、これが決め台詞である「ご唱和ください我の名を!」の原点となる出来事となった様子。


    運命の衝突』では、テレビ本編以来の共闘。

    デビルスプリンターの調査をしてたジードとXそしてウルトラリーグの召集でジードたちの元を訪れたタイタスがベリアルの遺産である帝国に蔓延っていたダークロプスゼロレギオノイドの大軍に苦戦してるところを救援に行き(その際、ギャラクシーライジングのフュージョンに必要なギンガ、X、オーブのウルトラメダルを返却している)、その後もジードと行動を共にしている場面が見られ、増援としてニュージェネレーションゾフィーに加勢している。


    ウルトラマンエース編集

    最後の勇者

    ウルトラ6兄弟の一員にして、ゼットの名付け親。ゼット曰く「昔世話になった」とのこと。バラバ戦にて共闘し、超獣との戦い方と名前に込められた意味を教え、激励を送った。ゼットはエースのことを「エース兄さん」と呼んでいる。

    ちなみに共演自体は同年のウルトラマンの日記念特別動画が先。

    ゼットのトサカにはエースと同じウルトラホールが存在し、いざというとき普段は閉じられているホールが展開、強力な技を放つことができる。

    ゼットの出身に何気に謎が多いことと、エースが名付け親になったことから「ゼットは光の国外の惑星の孤児で、子どものときにエースに助けられたのではないか」とする説が挙がっている。ちなみに、エース本人も両親を事故で亡くし、ウルトラの父と母に養子として引き取られたという設定があったりする。

    また、トサカの形状やアルファベット一文字の名前から一時期は親子説も囁かれていたが、その割には見た目がかけ離れすぎていることやゼットが「兄さん」呼びをしていたことから、否定意見もあった。


    上述のバラバ戦での教えは最終回にて実を結び、ベリアロクを弾き飛ばされても、ウルトラフュージョンが解けても攻撃の手を緩めずデストルドスを撃破することができた。


    ウルトラマンヒカリウルトラマンメビウス編集

    ヒカリの研究室に顔を出している事を、ボイスドラマで語られているが、ゼットとヒカリが顔を合わせている描写は今のところはない。ゼットはヒカリを『ヒカリ先生』、メビウスを『メビウス先輩』と呼ぶ。

    しかし、ヒカリはゼットの事を「将来有望な若者」と評価しており、彼の戦友であるメビウスもヒカリからゼットの事を聞いていた。


    メビウスはゼットにとって「もう一人の指導者」と言うべき立場にあり、ゼロに代わって指導を行ったりアドバイスを送ったりする事が少なからずあった。

    当初、ゼットがゼロの弟子(非公式)である事を知らなかったが、ゼットからそれを聞いたとたん、「ゼロは昔から素直じゃないからな」「このままゼットを(自分の)弟子に取っちゃおうかな」と冗談を口走り、当時の彼を知るファンからは驚かれると共に、染々と彼の成長を感じていたとか。ちなみに、最初こそメビウスはゼットから『先輩』呼びされていたが、初対面した際には「ウルトラ兄弟の一員に数えられてるから」という理由で、以後は『メビウス兄さん』と呼ばれるようになる。

    一方、『大いなる陰謀』でゼットがタイガに「ウルトラマンゼロの弟子」と名乗った時は、(初対面のタイガに堂々と名乗ったこともあってか)呆れ気味に「弟子になる予定だろ?」とツッコんだ。

    『ウルトラヒーローズ EXPO THE LIVE ウルトラマンゼット』第一部にて、ヒカリはエースと共にシミュレーションルームを提供して、多数の敵を想定した仮想の敵を用意してゼットの特訓を見ている。

    このため、セブン一族の末弟を名乗っておきながらも、タロウ一門としての側面と要素も大いに持っている。


    ウルトラマンタイガ編集

    前作の主人公で、ゼットから見れば年下だが、宇宙警備隊のメンバーとしては先輩に当たる為、「タイガ先輩」と呼ぶ。

    『大いなる陰謀』第8話でウルトラコロセウムでメビウスとの訓練中に訪ねてきた彼と知り合うが、ゼロの弟子を名乗るゼットの空気に押され気味であった。

    宇宙恐魔人ゼットの戦いでは未熟さ故に突っ走り気味のゼットを快く許した。その心意気に応えるようにゼットスラッガーやゼスティウム光線を放ってアシストし、レインボーストリウムバーストに繋いだ。


    ウルトラマントリガー編集

    こちらも作品や変身者的にはゼットの方が年上だが、厳密には三千万年以上もの年の差がある疑惑がある人。先のジードとの一件からか、変身者がウルトラマン御本人という事情をいち早く見抜いていた。ゼット自身は単に「トリガー」と呼び捨てで呼んでいる様子(一応ハルキはトリガーをさん付けで呼ぶスタンスを取っている)。


    ウルトラウーマングリージョウルトラマンロッソウルトラマンブル編集

    『大いなる陰謀』での事件にて知り合う。

    『ウルトラヒーローズEXPO2021 ニューイヤーフェスティバル』にて本格的に絡む事になり、ゼットは彼女を『グリージョ姐さん』と呼んでいる。

    兄であるロッソとブルに関しては本編の前日談となる『ウルトラヒーローズEXPO THE LIVE ウルトラマンゼット』第1部にて既に対面済み。どこかコミカルな彼らに対しては「ああいうウルトラマンもありな時代なのか」という印象を持っている。それを君が言うか…。

    運命の衝突』にて、怪獣墓場でルーブ兄妹や新世代の先輩達と共に共闘した。

    タルタロスによってグア・スペクターが顕現した際、ルーブ兄妹がギンガ達と新世代最強の切札であるウルトラマンレイガとなってグアを倒した直後、レイガ最大のデメリットであるエネルギーの消費により、まともに戦えない所を狙われた先輩達の援護に行こうとしたゼットだったが、並行同位体ウルトラマンベリアルに襲われ、自身もグアが呼び出した怪獣に最強形態で相手しており、体力が限界近いだったのもありまともに抵抗できずベリアロクを奪われ押し倒されたところをギナの最期を近くで見届けてたルーブ兄妹に支えられた。

    その後グリージョとは、光の国でほかの同年代のウルトラマン達とアストラとゼロの立ち会いを見ていた。君達少し落ち着こうね?


    ウルトラマンエックス編集

    メダル自体は本編で使用しているが、本編完結後の『ウルトラヒーローズEXPO2021 ニューイヤーフェスティバル』にて救援に現れた本人と出会う。

    ゼットがエックスをよく知らない様子を見せていた為、他のウルトラヒーローと比べて知識があまりないのかもしれない。

    運命の衝突にて共闘し、ベリアルの遺産である帝国にてデビルスプリンターの調査を共にしてたジードとウルトラリーグのメンバー招集に来てたタイタスが苦戦してたところを援護にやってきて共闘した。

    『NEW GENERATION THE LIVEトリガー編』では、ゾフィーからの召集を受け光の国へ戻ってる最中に、敵の襲撃を受けたところを同じくゾフィーから呼び出されたエックスが助太刀に入り共闘。その後、ゾフィーからトリガーとティガが何者かに襲われたことを聞き、同じく次元を超えることが出来るゼロ師匠とダイナと共にトリガーの世界へ向かい、ティガと盟友であるトリガーを助けるため共に戦った。


    ウルトラマンオーブ編集

    メダル自体は使用しているが、運命の衝突で共闘している。状況が状況だったため、ちゃんとした挨拶をする時間はなかったが、ジャグラスジャグラーという共通の知り合いがおり、ウルトラマンニュージェネレーションスターズで話す機会があった時にそれぞれ自分の知ってるジャグラーについて話し合った。


    ウルトラマンタイタス編集

    大いなる陰謀で初めて会ったが、本格的に絡んだのは運命の衝突。ウルトラリーグのメンバー招集に来てたタイタスと、ベリアルの遺産である帝国にてデビルスプリンターの調査を共にしてたジード、エックスがレギオノイドとダークロプスの大軍に苦戦してたところを助太刀に入った。

    この時、ベータスマッシュにウルトラフュージョンした時、「中々の筋肉だ」と褒められ、息の合ったシンクロ攻撃を見せる。

    この後、仲良くなったのかタイタスからある体操を教えてもらったことが発覚する

    敵との関係編集

    セレブロ編集

    TVシリーズにおける因縁の相手。

    文明自滅ゲームを阻止するためにハルキやストレイジの仲間たちと苦戦を強いられながらも倒している。


    アブソリュートタルタロス編集

    師匠ほどでは無いにしろ、TVシリーズでのゼットがセレブロと戦うきっかけを作った因縁の相手。

    後述の『ウルトラヒーローズEXPO2021 ニューイヤーフェスティバル』でストレイジを襲撃してきた際には、ハルキがタルタロスのことを(初対面故に)「すげぇかっこいい」と評するも、ゼロと光の国の精鋭を手負いまで追い詰めた強さと狡猾さを知ってるゼットは「人を見た目で判断するな」と注意している。


    客演編集

    ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀編集

    「紛らわしい名前しやがって…俺はゼット!ウルトラマンゼット!ウルトラマンゼロの…弟子だ!」

    『Z』本編前の時系列で登場。

    光の国でのウルトラコロセウムにてメビウスの元で特訓に励んでいた。今の実力ではゼロの弟子になれないと言われつつも、闘志を燃やして必ずなってみせると宣言した。


    その際自身を鍛え直すために兄弟子であるメビウスに会いにきたウルトラマンタイガと初対面し、ウルトラマンゼロの弟子と名乗り困惑させた(上述の通りメビウスに窘められた)。


    突如ユリアン達の救難要請に対してメビウスとタイガに同行を願うも一度は「君にはまだ早い」と断られるが「俺だって宇宙警備隊です!」と意地を見せ、無茶をしないことを条件に許可される。


    そして惑星エビルへ到着しゼットン軍団と対峙(その際宇宙恐魔人ゼットが自分と似た名前の為紛らわしいと愚痴った)。タイガに一人で戦わず協力しようと諭されるが自分一人で大丈夫だと言いゼットン軍団に単身で突撃し袋叩きに合うが(それでもカラータイマーが鳴らないあたりスタミナだけはあった模様)ゼロ率いるウルトラリーグの登場により難を逃れ、ゼロから「一人でなんでも出来る気でいる内は大事な事が分かってないって事だ」と叱責される。

    そこでウルトラ戦士達が協力し合い、怪獣を撃破していく様子を見て、


    「凄い、これが仲間を信じ絆を築いたウルトラ戦士達の…光の使者達の力!」


    と感激していた。

    これを機に仲間と協力することの大切さを目の当たりにしたこともあってか、今度はトライストリウムとなったタイガと協力して宇宙恐魔人ゼットに挑み、タイガが連続攻撃で隙を作ったのを見て、ゼスティウム光線で大ダメージを与え、勝利に貢献した。


    宇宙恐魔人ゼットが撃破された後、アブソリュートタルタロスに敗れてワームホール(ナラク)から吹っ飛ばされてきたゼロの元に駆けつけ、ユリアンを拉致したタルタロスを追おうとしたが、ベリアルトレギアの光線により足止めされて逃げられてしまう。その直後、光の国へ奇襲してきたゲネガーグによりウルトラメダルを強奪される事件が起こったことをヒカリからのウルトラサインで確認し、ゼロ達の許可を得る前に、独断で自らメダルとライザーの回収に向かった


    タルタロスへの対処をウルトラリーグに任せたゼロはゼットを追う形でゲネガーグの一件やデビルスプリンター事件の対応に回ることとなり、この後の動向が『ウルトラマンZ』第1話に繋がっていく。


    本作では『Z』の前日譚ということもあり、本編と比べると精神的にも未熟な面が描写されている。その為、ここでの失敗を糧にトライストリウムやセブンガーとの共闘を実行に移している事からも、ゼットが地球に降り立った時点で肉体面・精神面で如何に成長したかが窺えることにも繋がっている。


    また、なし崩しではあるが、何気にこの慌ただしい旅立ちをウルトラリーグに参加していた者達を含め、錚々たる面々に見送られていた事も判明した。

    何て贅沢な奴だ。

    また前述の名乗りは、師匠の初陣であるウルトラ銀河伝説でベリアルに向けて言い放ったセリフのオマージュである。


    なお後述の『ウルトラヒーローズEXPO2021 ニューイヤーズフェスティバル』にてタルタロスがZの世界を襲撃してきた際には、ハルキにアブソリューティアンとの事を話してなかったようである(アブソリューティアンの確かな情報を知ってるのが極一部ののみで光の国でも確かな情報を掴んでないため仕方ないとも言える)。


    ウルトラマンクロニクルZヒーローズオデッセイ編集

    宇宙の真理を知ってしまったウルトラマンZ

    第18話、第19話に登場。『Z』本編終了後でハルキと宇宙を見る旅をしていた。そしてハルキが寝た隙を見てゼロと再会、再びゼロの弟子入りを頼み渋られたため彼の最後の戦いを語った。

    話の後、今回の健闘にゼロから「妙な剣がついてきているらしいが…」と思いながらゼットの健闘を褒めた…が、自分の修行にハルキを巻き込みたくないと考えるゼロがあくまでゼットの弟子入りを認めることはなく、たまらずゼットは項垂れていた。


    その直後ゼットはハルキが起きた気配を感じ戻ろうとしたが、そんな彼にゼロは『お前とはここまでだ』と言う。驚くゼットに対しゼロは三分の一人前のゼロの弟子『ゼット』ではなく一人前のウルトラマン『ウルトラマンゼット』としてお互い自分達を鍛えぬいていこうと伝える(つまり今回のゼロの視点から考えると今回の一件で様々な成長を進めたゼットは自身を追いかけていったから自身に追いつくどころか先に超えようとしていたと思われる)。師匠…もとい、ゼロの思いを受け取ったゼットは、また会った時の土産話を期待していると伝え去っていった。


    ウルトラマントリガー編集

    センシティブな作品

    「ナイスチューミーチュー、私はウルトラマンゼット」

    第7話「インター・ユニバース」にてまさかのゲスト出演。前作の主役ウルトラ戦士がTV本編にゲスト参戦するという展開は『X』におけるギンガ・ビクトリー以来の珍しい展開であり、ましてや新作の放送前に直近の別作品のキャラクターが登場することが告知されるのはシリーズでも異例であった。

    ちなみに『トリガー』の原点と言える作品『ウルトラマンティガ』においても、過去作の戦士がゲスト出演する回が存在している。


    第7話「インター・ユニバース」編集

    インター・ユニバース

    「おぉ…これがウルトラマントリガーなんだな…!」

    バロッサ星人(四代目)ケダミャーに強奪されてしまったキングジョーを回収しようとした所を狙われ、ブルトンの異次元空間によって前作のゼロよろしくバロッサ星人諸とも引きずり込まれてしまう。


    また、四次元空間でのイザコザの結果、ゼットライザーを破壊された上にウルトラメダルを強奪されるというアクシデントに遭ってしまい、一時的にウルトラフュージョンできなくなるという割と洒落にならない状況になっていたのだが、『トリガー』世界の地球の防衛隊であるGUTS-SELECTの協力を借りてバロッサ星人の事件とキングジョー回収に挑むことに。


    また、ゼットライザーの代用品としてアキト隊員から渡されたGUTSスパークレンスと自身のGUTSハイパーキーにより、オリジナル状態とはいえ変身能力が復活。トリガーやハルキたちと共に、バロッサ星人と激しい戦いを繰り広げる。

    ……とはいえ、GUTSスパークレンスによる初変身では、ハルキがアキトから使い方を半分しか聞いておらず、銃形態のまま使用して発射された光線にビビり、更にはハルキが「おかしいなぁ」と言わんばかりにもう一度引き金を引き、光線がインナースペース内を乱反射して足に直撃するという喜劇を起こした。幸い、ゼットがGUTSスパークレンスの構造に気付いたことで、三度目にしてようやく変身できた。


    本編『Z』から更に研鑽を積んできたのかオリジナルでも充分敵と渡り合える程度には格闘能力が向上し、しかもデルタ抜きでベリアロクを使いこなせるようになるほどの成長を見せた(逆に言えば、デルタライズクローにフュージョンしていなくてもベリアロクを使用できるようになったとも考えられる)。最終的には二代目と同じく逃げ去ろうとするバロッサの羽をデスシウムクローで破壊した後はトリガーにトドメは譲り、イグニスからウルトラメダルも返還された。


    尚、巨大化して初めて公に姿を見せた場面では外野の反応は特に描写されていなかったが、画面の外では「トリガーとは別のウルトラマンが現れる」という事態に当然ながら面喰らっており、戦闘終了後にGUTS-SELECTは「何だったんだ、あのウルトラマンは?」と訳もわからず呆然とした様子を見せている


    第8話「繁殖する侵略」編集

    「ハルキ、トリガー!パワーで押すぞ!!」

    依然ゼットライザーは使用不能となっていたものの、バロッサ星人(とイグニス)から奪還したウルトラメダルのパワーを応用してアルファ・ベータ・ガンマ・デルタの四形態のハイパーキーをアキトから入手、擬似的にではあるがライザー抜きでのウルトラフュージョン能力が復活。

    自前の能力で機械類をジャックすることができるパワードダダによって侵食されてしまったナースデッセイ号とキングジョーを取り戻すため、トリガー(ケンゴ)と共に同時変身して戦いを挑む。


    暴走したキングジョー相手にはウルトラフュージョン形態をもってしても苦戦を強いられるが、パワードダダがナースキャノンで倒された後は事実上の二対一になり、既にダダの組織が入り込んでしまったキングジョーをトリガーとの同時攻撃で泣く泣く撃破、その後はキングジョーを『Z』世界へ送り返すべく、ベリアロクで次元を切り裂いて『トリガー』世界を後にした。


    また、流石に天才科学者のアキト隊員と言えど光の国のオーパーツといえるゼットライザーを完全に修復することはできなかったらしく、アキト隊員本人の了承を経てライザーが直るまでの間は当分GUTSスパークレンスを借りてハルキと変身することになった。


    ウルトラマントリガーエピソードZ編集

    初めて銀幕に登場。ハルキと共に再び『トリガー』の世界を訪れる。

    何らかの理由で脱走したセレブロを追ってきたのだが、そのセレブロとライラーの罠に嵌められたハルキが肉体を乗っ取られてしまい、左目が赤くなったレッドダメージの姿へと変身し暴走。イーヴィルトリガーと共にトリガーとトリガーダークに攻撃を仕掛ける。


    ゼット自身はハルキに呼びかけるのが精一杯の状態であったがケンゴの必死の行動もありハルキが自力でセレブロを追い出すと、今度はトリガーダークと共にセレブロが召喚したデストルドスと衝突。

    グリッタートリガーエタニティとの連携でデストルドスを撃破した後、巨大化したイーヴィルトリガーをも倒し、辛うじて勝利する。

    戦いが終わった後は捕獲したセレブロを連行しストレイジに連れ戻すため『Z』の世界へと帰還した。


    なお、今回もガンマフューチャーに変身はすれどガンマイリュージョンを使用することは無く、ゼロと縁がある世界の出身者であるシズマ・ミツクニと対面する機会も無かった。


    ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突編集

    前作から引き続き登場。先輩のニュージェネレーションヒーローズと共に怪獣軍団と戦う様子が描かれている。ハルキとは一時的に分離しており、その事をジードに説明していた。ハルキと分離してるため、本作の変身シークエンスも全部ゼットが行っている。


    ベリアル銀河帝国跡地でベリアル軍の残党に苦戦するジードやエックス、タイタスの元に颯爽と助太刀に現れ、ジードにギャラクシーライジングの変身に必要なウルトラメダルを渡した。

    更にこの時、ベータスマッシュの肉体美をタイタスに褒められたりしていた。


    その後は怪獣墓場にジード達と飛来し、グア・スペクターが召喚したメカバルタンサイバーメカバルタンの相手を引き受けた。

    グア・スペクター撃破後に突如襲来してきたアーリーベリアルやアーリートレギアに対してベリアロクを手に立ち向かうが返り討ちにあい、アーリーベリアルにベリアロクを奪われてしまった。


    怪獣墓場での決戦の後、つかの間の休息として、アストラが救出作戦の任務の前にゼロと訓練をしてるのをジードやタイガ達同世代のウルトラマン達と共に見ており、

    終盤の惑星ブリザードでの最終決戦でもブリザードに向かったゼロ達の別働隊として兄弟子のジードと共にメビウスと合体のために離脱したゾフィーと入れ替わる形で合流。


    デルタライズクローに変身してジード・ギャラクシーライジングと共にアーリーベリアルに立ち向かう。

    戦いの中、ベリアロクを取り返すことに成功し、新たな形態への強化変身を果たし、アーリーベリアルを撃退する。


    ちなみに今までベリアロクはゼットよりもハルキを大層気に入っており、ゼットには雑な対応をすることが多かったが、今回はベリアロクから「本来の持ち主」と言われており、明確にゼットも認めていると考えられる。


    アブソリューティアンとの戦いに一区切り付いた後、レグロスとゼロの手合わせを見た後レグロスと手合わせしてみないかというゼロの誘いを断り、ハルキと合流してハルキのいた世界の地球に戻ることを宣言。

    バロッサ星人の生き残りの噂を話していた事から、今作は『ウルトラマントリガー』第7話の前の時系列と考察できる。


    ベリアロクを『トリガー』にてオリジナルやアルファエッジの状態で使えていたのも、ベリアロクがアブソリューティアンとの戦いでゼットのことを認めたからだと思われる。


    ウルトラマンニュージェネレーションスターズ編集

    本作においては他の新世代ヒーローズ共々、ゼロに代わり列伝・クロニクルシリーズの新たな語り手ポジションとしての役目を担うことになった。

    第1話から登場し、光の国からウルトラマンたちの記録が消えた為、失われたニュージェネレーションヒーローズの歴史を取り戻す為にゼロから託された複製ディメンションナイザーを使って行動する。


    現場ゼット

    ...のだが肝心の本人は「本人か、本人と近しい戦士の記憶でしか作動しない」というディメンションナイザーの仕様を理解しておらず、他のヒーローの事を考えるばかりで、何もアクションを起こさないという相変わらずのアホの子っぷりを発揮する有様だった。同じ頃、別の場所でディメンションロードを行おうとしていたギンガにツッコまれ、呆れられている。


    この時は自分に大役が任されたと思い込んでおり、他のの面々にディメンションナイザーが配布されていると知らなかったらしい。思わず「ゼロ師匠、肝心なところ教えてくれないんだから...」と呟くが単にゼットの確認不足だったのか、師弟で似た者同士であったのかは定かではない…


    4話では、ハルキ(※)と共に特空機の事を振り返る中でゼットのナイザーも反応しかけたが、途中から他の時空のライドメカやデッカーのディメンションカード怪獣を振り返ってしまったため、またしてもディメンションロードを実行できなかった。


    続く5話にてエースとの共闘を振り返り、自らの名付け親であるエース、師匠として見守ってくれるゼロ、共に戦ってくれるハルキや、そして力を貸してくれる先輩方など様々な人たちとの出会いがあり今の自分があると再確認。その思いに応えるかのようにナイザーが起動し、遂にディメンションロードに成功する。

    他の新世代ヒーロー達も必ずそれぞれの記憶を取り戻すであろうと信じてエールを送るのであった。


    ※3話のビクトリーのように実際には登場しないが、ゼットと会話している体で物語が進行している。


    また、振り返りシーン以外でのゼットの変な動きは、ゼットのスーツアクターである岩田栄慶氏のアドリブでそれにゼット役の畠中祐氏が声を当てており撮影を見てた後輩から岩田さんの頭の中どうなってんすか?聞かれると笑いながら話しており、畠中君いつもありがとうねと笑いながらお礼を言っており畠中氏もいつも笑いながら声を当てておりますとリプライを返している


    続く16話では、ストレイジの隊長であったヘビクラジャグラスジャグラーの事をジャグラーの宿敵であるオーブと共に振り返っていくが、オーブから聞いたジャグラーとストレイジでのジャグラーはまるで別人のようであった。


    その中で自分の知るジャグラーの事をオーブに話すと道は違えどもジャグラーとの中に絆があることを確認したオーブを見てオーブとジャグラーの関係性をゼットは「腐れ縁」と評すと、オーブのディメンションナイザーがジャグラーの記憶を読み取り、オーブと共に今まで築いてきた絆に答えるために戦い続けることを誓った。


    また、ジャグラーと一度だけ別の惑星で再会したことを語っているが、これは『セブンガーファイト』のことだと思われる。(「ウルトラヒーローズEXPO2023 ニューイヤーフェスティバル IN 東京ドームシティ」の夜の特別イベントとして開催された「INTO THE STORY ウルトラマントリガー -超古代の秘宝-」でも再会しているが、こちらはケンゴの過去改編によって事件そのものがなかったことになっている)


    本作ではジャグラーのことをヘビクラと呼んでいる描写がありゼットとしてもジャグラーへはオーブ同様に複雑な心境で思っている。


    DARKNESSHEELS -Lili-編集

    第3話のイーヴィルティガの回想にてシルエットとしてではあるがアルファエッジが登場。

    「現在の光の国にはウルトラマンの力を封じ込め、その力を結合して使うことまで可能としている」ということを説明するための事例として、オーブ・バーンマイトジード・ロイヤルメガマスターと共に引き合いに出された。


    ウルサマボイスドラマ2022編集

    光の国のコロシアムでグレンとパワー対決してる時、ゼロからかつてゼットも行ったことのある新世代TDの時空に宇宙浮遊物体スフィアと強烈な闇の反応が現れたため、先行してるエースと共にベリアロクの力でエースと共にトリガー世界に行ってくれという指示を受け、指定ポイントでエースと合流。

    任務の合間、ベリアロクを片手にエースに今の自分の力を見てもらうため組手を行うも、剣技は全ていなされてしまい負けた。ベリアロクからは「ゼットとエースでは経験と歴戦の重みが違う」とダメ出しを食らった。


    ライブステージでの活躍編集

    ウルトラヒーローズEXPO2021 ニューイヤーフェスティバル編集

    本編の後日談に当たるこのステージでは、ハルキと一緒にストレイジのある地球に帰っておりセブンガー達とつかの間の休息を取っていると、突如アブソリュートタルタロスがZの世界を襲撃してきた(その際、初対面の為にタルタロスを「良い人そう」と評したハルキに「人を見た目で判断するな!少なくとも味方ではない!」と注意している)。


    タルタロスに何故現れたのか問いただすと、地球の人間を餌にウルトラマンをおびき寄せて倒すことが目的と言い、ウルトラダークキラーダークネスを差し向けられる。ウルトラフュージョンを駆使して戦うも、ダークキラーの差し向けたジャミラの生い立ちを聞いたハルキがトラウマを起こしてるため戦いに身が入っておらず、ピンチに陥っていまう。

    ジードとグリージョが加勢に来るも、ダークネス達の圧倒的な強さに屈服しかけるが、会場の光を受けて立ち上がりデルタライズクローに変身、タイガ・トライストリウムとゼロ、エックスも合流し、ジードにギャラクシーライジングのメダルを渡して総力戦を挑む。


    ダークキラーとダークネス達をゼロ達に任せ、ジャミラを相手取る。ベリアロクに何をしたいか問われた際には、「心の闇を切る」と決めデスシウムスラッシュでジャミラの怨念と心の闇を断ち切ることに成功。

    その後ゼロ達とタルタロスを相手取るも、タルタロスのナラクからアーリー・ベリアルとアーリー・トレギアの並行同位体、そしてトレギアの手によってかつて新世代ヒーローズ総力を持って倒した邪神魔獣グリムドが現れピンチに陥るも、ウルトラ6兄弟が加勢に入り最終決戦を仕掛ける。

    最後は全ウルトラ戦士の合体光線でグリムドを倒しストレイジと平和を守ることに成功した。


    ウルトラヒーローズ EXPO THE LIVE ウルトラマンゼット編集

    ゼットがハルキに昔のことを話す形で、警備隊に入隊してすぐの出来事とゼットとジードの馴れ初めが書かれている。


    『TDG THE LIVE ウルトラマンティガ編 in 博品館劇場』編集

    おそらく本編完結後のゼットだが、全編通してゼットの人格で進行し、ウルトラフュージョンも使用しない。

    キリエロイドの罠に嵌められ、人質に取られてしまうが、ナイスの活躍で観客からウルトラチャージ受け取って復活。ゼロに人質に取られた事を咎められた。

    なお、ティガに対しては敬語で話すが、呼び名は「ティガ先輩」ではなく、呼び捨てとなっている。


    NEW GENERATION THE LIVE ウルトラマンデッカー編編集

    STAGE1編集

    ゼネキンダール人と彼を呼び出したヌアザ星人イシリススフィア合成獣達の強さと恐怖心から弱腰になってしまいトリガーダークが倒されてしまい怒りで拳を握っているウルトラマンデッカー/アスミ・カナタの前にエースと共に現れてその拳は怒りではなく人々の希望を守るために握るんだと諭した。


    復活したトリガーダークと立ち上がったデッカーと共に怪獣軍団と交戦。かつてのバラバとの戦いのようにベータスマッシュの姿でエースと背中を合わせて戦い自身とエースに因縁深いヤプールとデストルドスと宇宙人軍団と戦いエースをサポートしエースブレードでのトドメに繋げた。

    怪獣達を倒した後ゼネキンダール人が悪あがきとしてスフィアザウルスを召喚して連戦続きなのもあり苦戦するがHANE2の起点により、イグニスがゼキネンタール人から奪い返した叫びの壺に観客の光を集めてその光を受け取ったことで合体光線でセキネンダール人とスフィアザウルスを諸共撃破した。


    戦いの後、トリガーで一緒にただ事のあるイグニスをエースに紹介し、イグニスの持つトレジャーハンターとしてのスキルに目を着けたエースによって彼を今宇宙警備隊が戦ってる闇の勢力の救出任務に参加させている(半ば無理やりな形で)。


    NEW GENERATION THE LIVE スターズ編編集

    「未来へ繋ぐ戦士たち」、ウルサマ2023「新世代の戦士たち」「巡る願い星 SIDE スターズ」に登場。

    「ニュージェネレーションスターズ」の展開をイメージしたスターズ編では共通して、ゼットがナレーションを務める。


    未来へ繋ぐ戦士たち編集

    イベントで有名なウルトラマンナイスに代わり前説の任を任され、会場の観客に注意事項を伝えており、「工房でお米をおかわり」といういかにもそれらしい故事成語を述べたり(正しくは「弘法も筆の誤り」)、師匠のゼロと兄弟であるウルトラマンゼットのモノマネという、もはや物真似としても成立していないネタを披露しようとするなど(直前でNGが入るが、時期的には中の人ネタの可能性も…?)、やりたい放題な感じで前説を進めていた。

    そのコメディリリーフっぷりは本編の『デッカー編』でも発揮され、開始早々に眠りこけるデッカーをよそに『デッカー編』を終了させ次の『トリガー編』を始めさせようとし、『デッカー編』のハチャメチャ具合も相まって観客の笑いを誘っていた。

    『最終決戦編』では見ているばかりではいられないと、ピンチに陥ったデッカーとトリガーを救うべくゼロと共に登場。頼もしい先輩としての姿も見せつけた。


    新世代の戦士たち編集

    地球侵略に来たメトロン星人の野望を食い止めるべくギンガ、ビクトリー、エックスと共に戦う。

    メトロン星人の「争いを続け、永くも生きられない地球人に対して何を期待しているのか?」という問いかけに対してゼットは「言わせておけば……!」と激昂。感情的になっている所をギンガ達に冷静になるよう促されるが、その隙を突かれギンガ達がメトロン星人の罠により石化させられてしまう。


    自分のミスで石化してしまった先輩達を救うべく、孤軍奮闘するも多勢に無勢でピンチに陥るゼット。

    しかし、会場の人々の応援を聞き傷ついた身体を起こし立ち上がる。


    「俺はここで負ける訳にはいかないんだァッ…!」


    戦力的に不利と分かっていながらもゼットは敵に喰らいついて立ち向かう。


    「それでこその一番弟子だ!

    更に、そこに会場の人々の声を聞き駆けつけたゼロが一番弟子の危機を救う。


    息のあったコンビネーションで敵を圧倒していく師弟。会場の人々の助けもありギンガたちも解放され、反撃に転じる。

    メトロン星人配下の怪獣軍団に立ち向かい、ゼットは会場の人々に向かって叫ぶ。


    ご唱和ください、我の名を!ウルトラマンゼェェェェット!


    その声に応える様に会場の人々も叫ぶ。


    「ウルトラマンゼェェェェット!」


    鼓舞されたゼットは怪獣・宇宙人軍団を打ちのめし、形勢は逆転したかのように見えた。しかし、メトロン星人はここに来て虚空怪獣グリーザと同質の存在メトロンシロイド、メトロンクロイドを召喚。新世代ヒーローズは再びピンチに陥るも、応援に来たセブンの激励と観客の声援を受けゼロがワイルドバーストに変身。会場の応援を光に変え、強大な敵を撃破した。


    戦いが終わった後、ゼットはゼロが救援に駆けつけた際に自分の事を一番弟子と言っていた事を聞き逃していなかったようで、その事をゼロに突きつけるも彼からは「知らんな!」と一蹴され再びうやむやにされてしまった。その後は師弟ともに更なる任務の為、何処かに向かって行くのであった。(この師匠ほんとにツンデレである。)


    巡る願い星 SIDE スターズ編集

    ゼロ、トリガー、デッカーと共にとある世界山怪獣と共に封印されていた願い星を悪用し全時空の支配を企むノダチザムシャー、そしてまたもや自分の手元から離れたベリアロクに立ち向かう事になる。


    願い星で強化されたノダチザムシャーを前に苦戦するウルトラ戦士達。そんな中ゼットはベリアロクに対して上手くやれていた自信がなかった事、ハルキの言う事しか聞かない上、ウルトラワガママな奴だと思っていた事、それでも苦楽を共にした仲間だと思っていたと感情を爆発させ思いの丈をぶちまけた上で戻ってくるように説得を試みる。


    それでも冷徹に突き放すベリアロク、ノダチザムシャーと共に全世界を支配する旅に出る...と思われたその刹那、ノダチザムシャーが願い星を出したタイミングでベリアロクが離反、願い星を奪い取りどこかの時空へと放り投げた。


    ノダチザムシャーが願い星を手にした情報を掴んでいたウルトラ戦士達はベリアロクに潜入してもらい、願い星を確保するタイミングを狙っていたのだ。しかし、当のゼットにはハルキから「ゼットさんに演技なんてできないから、ゼットさんには内緒にしてた方がいいっす」との打診があった事から知らされていなかったようだ。


    それでもゼットの熱い心が状況の打開に作用したのは紛れもない事実であった。そのゼットの熱い心に応えるが如く、彼を持ち主と認めたベリアロクはゼットに対し「派手に暴れやがれ」と発破をかけ、ゼットもまた全力を引き出しデスシウムライズクローへと進化する。

    地球の人々の応援を受け、フルパワーの新世代ヒーロー達にはもはや敵はなく、最後は光線技の同時攻撃でノダチザムシャーを撃破した。


    ベリアロクに対して願い星の「確保」ではなく異次元の放逐を行ったことを咎めるゼロ、それに対しベリアロクは「お前らの言う事全部聞くのが癪だった」と返し、ゼロはベリアロクをゼットの手からぶんどり、ゼットはベリアロク共々どこかへと行く師匠の背を追って行くのであった。


    余談ではあるが、ウルサマ2023のステージでは声出し応援の解禁ということもあり、現行のブレーザーはもちろんのことコロナの影響により人々の声が届いていなかったゼット、トリガー、デッカーに対し応援の声を届ける事を意識した展開が随所に見られた。

    ゼットの名を共にご唱和したり、ゼットと共にトリガー、デッカーの名をご唱和するという展開であったり、またゼットが人々の声を聞き「俺やっと聞けました、地球のみんなの光!」と感動するなど、人もウルトラマンも待ち望んでいた時を象徴するようなシーンが多くあり、感慨深く感じる人も少なくはなかったのではないだろうか。


    また、Zのメイン監督である田口監督もライブステージやイベントでファンや子供達が掛け声として出しやすいようにという願いを込めて作られた「ご唱和下さい我の名を」のフレーズが3年の時を経て、イベントでご唱和された事に感慨深さを感じたらしく、その思いを綴っている。(出典)

    余談編集

    声を担当する畠中祐氏は前作に出演した寺島拓篤氏と同じく、ランティスをレーベルに持つ歌手兼任の声優であり、奇しくもランティス所属から二年連続でウルトラマンが出る事となる。当初畠中氏は歌には関わらなかったものの後に後期エンディングを担当する事となった。

    ちなみにオーディションのようなものはなく、サンプルボイスを聴いた田口清隆監督からのオファーで選ばれたらしい。


    また、畠中氏は幼い頃に訪れたウルトラマンフェスティバルでウルトラヒーローを見た事でウルトラマンに憧れを持ちウルトラマンになるという夢を叶えるため、俳優でもある両親の勧めもあり声優業界に進んだ経緯があり兄弟子であるジード先輩を演じてる濱田龍臣とは、幼い頃なりたいと願ったウルトラマンになったという共通点がある。


    意外にも放送前に4形態公開されたウルトラマンはゼットが初(大半はバランス型、パワー型、スピード型の3形態で4つ目は強化形態にあてられる)。

    また合体系の先輩達と違い、先輩の力を使わない形態が基本形態になっている(本来の姿が先輩の力を使っていないのはオーブオリジンも同様だが、あちらは基本形態であるのと同時に最終・最強形態でもある)。


    何気に一体化する前の人間主人公と主役ウルトラマンの共闘が早々に実現した初の事例となった(人間と一体化していない状態でウルトラ戦士が直接登場するのは通常ゲスト扱いである場合が多い)。ついでにゼットの一人称は「俺」を用いる事から新世代ヒーローズでは人間の主人公と一人称が被る初めてのケースでもある(これまでウルトラ戦士相棒にする場合の主人公の一人称は被っていなかった。師匠と関りあるもその一人)。


    ニュージェネ以降では新規ウルトラ怪獣以外では過去の怪獣の流用が行われるのが定番で、過去の強豪怪獣と対決するのも少なくはない。が、ゼットの場合は前半の時点でも過去作のラスボスや劇場版のボスとも戦ったりと、新人が戦うにしてはかなりの戦力のインフレが起きている(もっとも、ゼット単体でこれらの敵に対処したというよりは、複数のウルトラ戦士と協力したり、様々な好条件が重なったことで何とか勝てたという状況が主だったりする)。


    なお、最初から地球防衛をする為に地球に来たのではなく、宇宙の悪魔の欠片を内包する怪獣を追って来たのであり、地球に留まったのは死んでしまった若者の命を救うと同時に(ウルトラメダルの回収も兼ねて)地球に迫る脅威から地球を防衛する事を選択したからである。つまり地球防衛の経緯は初代マンのそれをなぞっていると言える。

    また、第24話でデストルドスに敗北した際のハルキとの会話シーンも、初代の最終回における初代マンとゾフィーの会話シーンをなぞっている。


    最終回にて人間の主人公と融合したまま地球を旅立つという、昭和シリーズのようなラストを飾ったウルトラ戦士であり、『新世代ヒーローズ』では初の事例となる(人間とウルトラマンの融合自体なら『ダイナ』以来、ウルトラマン自身に元々人格があるケースに限定すれば『A』以来となる)。


    カラータイマーのデザインは初稿だと丸い形状だったが、ゼットという名前になったことからZの形状に変更された。当初は「ゼクロス」などZから始まる名前などが考案されたが、吹原幸太の考案で「ゼット」になった。

    当初はまだ半人前ということでカラータイマーがなく、最終的にカラータイマーを手に入れるまでの物語となる予定だったが、円谷プロから「理由は話せないが今カラータイマーがないウルトラマンはまずい」と言われたため最初からつけている設定となった。


    関連タグ編集

    ウルトラマンZ

    オリジナル レッドダメージ アルファエッジ ベータスマッシュ ガンマフューチャー デルタライズクロー シグマブレスター デスシウムライズクロー


    ジャンヌウルトラマンフーマ…ゼットとは設定年齢が同じウルトラマンたち。


    宇宙恐魔人ゼット:ショー限定の怪獣だが、ウルトラマンの名前と怪獣の名前が被る珍しい構図になっている。ちなみにアルファベットの名を持つ先輩似た構図になっていた。後に『大いなる陰謀』にて対峙することに。


    ウルトラマンギンガウルトラマンビクトリーウルトラマンオーブ:一時的ながらゼロから直接手ほどきを受けた彼らも、ある意味でゼットの兄弟子と言えるかもしれない。特にオーブとはデザインや能力などに類似点が多い。ボイスドラマでは3人共さん付けで呼び、彼らを理由にゼロを説得していたが、そもそもゼロが彼らに修行をつけたのは、彼らが早急に力を付けなければいけない状況だった為である。もっとも見栄を張りたがるゼロの事、ギンガとビクトリーに関しては本人達がいない所でだが「俺の弟子」と称した事もある。


    トライスクワッド(タイガ/タイタス/フーマ)→ウルトラマンゼット→ウルトラマントリガー/トリガーダーク

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