「良い目をしておるな。燃えるような熱い目だ。」
データ
身長 | 65m |
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体重 | 5万t |
CV | 大塚明夫 |
概要
『ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突』に登場するキャラクター。
ウルトラマンレグロスの回想にて初登場した、頭に角を生やした牛とよく似た姿の宇宙人。
レグロス以前のコスモ幻獣拳の総帥であり、ディアボロが使う『剛力破牛拳』は元々は彼が使い手だった。
L77星とD60星がマグマ星人に襲撃された際に犠牲になったと思われるが、本編に登場するレグロスのいた次元では、その時間軸に介入したアブソリュートディアボロにより自身の紋章と『剛力破牛拳』を奪われる非業の最期を遂げてしまった模様。
そして、『ULTRAMANREGULOS』にてその詳細が明かされる。
ULTRAMANREGULOSでの活躍
当時、兄弟星・盟友関係にあったL77星の王子であるレオ兄弟とも面識があり、生前は彼らの出稽古を受け入れてくれたりと親しい関係を築いていた。
それ以前にも、弟子であるスピカの紹介でD60星にたどり着いたレグロスを見た際、その目を見て彼の中にある秘められた力を感じ、コスモ幻獣拳に入門させる形で彼を暖かく迎え入れた。
しかし、やがてL77星滅亡の悲劇が起き、D60星にもマグマ星人侵略軍が襲撃してきた。
アルーデは剛力破牛拳でマグマ星人の一軍を圧倒するなど幻獣闘士最強の力を見せたが、ヴォルカンから不意打ちとしてマグマ毒手拳を食らってしまう。
その後一命は取り留めたものの、戦闘不能に陥り二度と剛力破牛拳を使えなくなる。
後日には容体が動けるまでに回復しており、トゥバーンの住処に現れてインストラクターフォロスとトゥバーンの争いから二人がレグロスを取り合っていると推測するなど、弟子達の様子を微笑ましく見守っていた。
「2人とも、お前の素質に惚れておるのだ」
再びマグマ星人侵略軍による襲撃が起き、迎撃に向かうレグロスに「感情に呑み込まれるでないぞ」と伝える。その後、ヴォルカンが宮殿へ責めてくるもアルビオとファルードが迎え撃ち、更に護衛としてディアスが駆け付ける。しかしアルビオとファルードもマグマ毒手拳の手にかかってしまい、レグロスが駆け付けた頃にはディアス共々殺害されてしまっていた。
マスターアルーデの死の真相
…と思いきや、実際はディアスとしてその時間軸に介入していたアブソリュートディアボロの手にかかり、コスモバッファローを奪取されていた。
アルーデ自身はディアスことディアボロが悪意を持ってD60星にやって来た事に気付いてはいたが、その正体が未来人にしてアブソリューティアンの戦士である事までは想定外であった。
満身創痍の身でディアボロに一撃必殺を食らわせるが、アブソリュートハートを持つディアボロはそれでも死なず、無念にも紋章を奪われてしまったのだった。
尚、ウルトラマンキングやイグニスと同じくアブソリューティアンに関する知識を持っていた模様。
余談
よく見るとアブソリュートディアボロと同じ紋章が頭部に刻まれている。
声を演じる大塚明夫氏は過去に『ウルトラマンパワード』第12話のヘリパイロットや最終回のパワードの吹替を担当していたことがある。
ちなみに氏の実父である大塚周夫氏は、俳優として『ウルトラQ』や『ウルトラマン』に出演した経験がある。
本作はアブソリューティアンの干渉によって発生した「正史とは異なるパラレルワールド」の側面を持つが、正史のレオ兄弟がアルーデを含めた幻獣闘士達を故人と認識していた事から、干渉に関係無く結局はマグマ星人との戦いで戦死してしまった模様。ただ、本作の出来事自体が正史に組み込まれている可能性も否定できない。
関連タグ
ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突 ULTRAMANREGULOS
牛神超獣カウラ:こちらは牛の姿をした超獣。
マスター・ゼアノート:鎧を纏った姿が似ている。偶然か否か、中の人も同じで大塚親子がそれぞれ初代と2代目を担当している。