データ
概要
コスモ幻獣拳の師範。生真面目な性格でコスモ幻獣拳の教えを誰よりも遵守する。
雷を操る「電撃白虎拳」の使い手でタイガーのコスモビーストと契約している。
現総師のマスターアルーデの次に権力が高いため、普段の稽古の指導や有事の際にはアルーデに変わって現場指揮を執っている。
トゥバーンとは兄弟でトップを競い合っていたのだが自由奔放に生きる兄トゥバーンをコスモ幻獣拳から破門にしている(兄の事を性根が腐っていると酷評している)。ウルトラマンレグロスが昼間の稽古で見せた戦法から怪しみ密かに兄に稽古をつけてもらっている事を知った際に再び兄と交戦した。だが実際に兄とは全戦引き分けである。
弟子のスピカは、二人の関係を竜と虎で相性は最悪と評している。
マグマ星人侵略軍の襲撃を受けて、マスターアルーデがコスモ幻獣拳を使えなくなり、L77星のレオ兄弟が襲われて何も出来ずに復讐心に満ちていたレグロスに「怒りで感情に身を任せないで、ただひたすら鍛錬を続けるのみ」と諭している。
その後、トゥバーンの稽古と自分の稽古をこなした事で、格上であるアルビオやファルードと模擬戦で互角に立ち回り才能を開花させつつあるレグロスの様子を見て、相性のいいビーストと契約したらD60出身以外では初めてのコスモ幻獣拳継承者になるかもしれないとこれからの成長に期待を寄せていた。
2度目のマグマ星人侵略軍の襲撃を受けた際には、感情的になったレグロスを諌めた後、数年ぶりにトゥバーンとコンビを組み兄妹喧嘩でコンビネーションを乱したマグマ星人地獄兄妹のユラブとラバを圧倒し無影火炎赤龍脚と電撃白虎脚で倒した。
その後修練場に戻ると、ヴォルカンのマグマ毒手拳で絶命したファルードとアルビオを見て激高して殴りかかろうとするレグロスを抑えてアルーデの護衛に行かせた後、アルビオとファルードの無念と意志をトゥバーンと共に自分の拳に乗せてヴォルカンに挑む。
しかしアルーデとディアスは既に絶命しており、怒りに飲まれてヴォルカンに殴りかかったレグロスを制止しようとするも、これをチャンスと見たヴォルカンの攻撃からトゥバーンと共にレグロスから庇い致命傷を負ってしまう。
死期を悟るとレグロスに自分のビーストであるコスモタイガーを継承させ、「コスモビーストと対話をするんだ」という最後の教えを伝えて、死亡した。
余談
声を担当する津田氏は『ULTRAMAN』のスクルーダ星人・アダドや『シン・ウルトラマン』の外星人第2号ザラブを担当している。
なおゲーム『DEATH STRANDING』でもアルーデ役の大塚明夫氏と共演しているが、こちらにおいても大塚氏演じるキャラクターの部下のような存在を演じている。
また、坂本監督とは、仮面ライダーリバイスのスピンオフ作品仮面ライダーベイル以来のタッグとなる。