概要
『ウルトラマンレオ』にて初登場したウルトラマンレオとアストラの二人のこと。
M78星雲・光の国の生まれではなく、獅子座L77星出身。また映像作品での明言はないが、王族王子とされている。
平和に(『ウルトラマンSTORY0』では王子として父であるアルス王や臣下、民と共に)暮らしていたがマグマ星人の侵略によってL77星は全滅しており、二人はその際に離れ離れとなっていた。
レオは母星に似た地球へと逃げ延び、そしてアストラはマグマ星人に捕らえられていたが後にウルトラマンキングの手で救出された。この二人が現在判明しているL77星の唯一の生き残りとなっている。
ウルトラ戦士では数少ない血縁関係が明言された兄弟である。
作中では明言されないが、外部資料では基本的に双子とされている(あまり似ていない理由は資料にもよるが、大手術を受けたためとされている場合が多い)。
兄弟仲はよく、共闘することも少なくないが、弟のアストラが若干フリーダムかつ謎が多いためか、偽物に騙されたり、兄が弟の現況をよく知らなかったりしていた。
昨今はウルトラ兄弟および宇宙警備隊にも所属しているが、縁深いウルトラマンキングと一緒にいることが多い様子である。
原作がスポ根ものであったことの影響からか、近年では宇宙警備隊でも屈指の武闘派として描かれることが多くなってきている。
ウルトラセブンから託されたウルトラマンゼロを心技体に優れた戦士へと鍛え上げたのは彼らである。
『ウルトラファイトビクトリー』に客演した際には、怪獣よりも強力とされる超獣を相手に息の合ったコンビネーションを見せ、相手にさしたる抵抗も許さぬまま完勝して見せた。
最近では他のウルトラ戦士が束になっても互角もしくは劣勢に追い込む程の強さを持つアブソリュートタルタロス相手にも一歩も引けを取らないどころか逆に圧倒していた。
また、彼らの修行の厳しさはニュージェネレーションヒーローズたちの間でも広く知られているようで、『ウルトラギャラクシーファイト』ではビクトリーがルーブ兄弟に対して「ゼロ…いや、いっそのことレオ兄弟に鍛えてもらった方が良いんじゃないのか?」 と告げている(肝心の彼らは「レオって誰だよ…」「知らないって…」と小声で話していたが)。
運命の衝突のプロローグでは、キング星にて(まるで助さん格さんのように)キングの横に立っていた。
関連タグ
リーオーバーフィスト - レオ兄弟の力を使ったフュージョンライズ形態
アルス王 - 『ウルトラマンSTORY0』での二人の父親でL77星の王
マグマ星人 - 故郷の仇
ウルトラセブン - 師匠
ウルトラマンゼロ - 弟子
ウルトラマンゼット - 孫弟子
ウルトラマンレグロス - 旧知の仲
ウルトラマンR/B - 初の兄弟ウルトラマン同時変身作品