さすらい怪獣ロン

さすらいかいじゅうろん

『ウルトラマンレオ』に登場する元、レオのペットだった哀しき怪獣…。

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メインイラストが地球に飛来した時の姿、上記イラストがL77星時代の幸せだったころの姿。

データ

元々は獅子座L77星でレオがペットとして可愛がっていた小動物だったが、マグマ星人の襲撃の際、母星が彼らのために滅ぼされ消滅したときにはぐれてしまい、仲間を探して過酷な宇宙を1人寂しく彷徨っている内に巨大化。

性格もすっかり荒んで凶暴化しまい、目の前にある物を(八つ当たりで)見境なく攻撃するようになってしまい、宇宙のお尋ね者へと変わってしまった…。

そして、当てもない長い旅路の果てに地球に飛来し、地底に潜り、マグマを吸収して力を蓄えMAC相手の大立ち振る舞いを演じる。

主な戦力は口としっぽの先から噴射する8000℃の火炎と白色破壊光線「テール・スパーク」で、光線は目からも放出することが可能である。

かつての主人であるレオの事は覚えていたが、拗ねて彼に降参するように見せかけて襲いかかるという、すっかり捻くれた態度を取ったりもした(自分を見捨てたと思っていたのかもしれない)が、最終的には改心し、レオの縮小光線で縮小され何処か(恐らくはトータス親子と同じく光の国だと思われる)へと連れていかれた…。

なお、物語の終盤、ロンという名の犬がゲンに連れられて、カオルに与えられるが、関係性は不明。

ちなみに現在判明しているレオ兄弟以外のL77星の数少ない生存者である。

何故かベリュドラの胴体を構成する怪獣の1体として登場している。

かつての姿は背中に甲羅状(怪獣化した際の背中の部分)のものを背負った地球の犬そっくりな生物として登場している。レオ達と共に狩りをしていた。

L77星においてロンの種族は、牧場を荒らすモグラ(のような生物)を退治するためにL77星人が家畜化していたらしい。

第27話で登場。

ローン(孤独)→ロンの連想ゲームで孤独のグルメのパロディを行なった。

個人貿易商という設定はおそらくさすらい怪獣という異名が由来なのだと思われる。

当初は四つ足怪獣としてデザインされ、別途で指示書きで「立ち上がり可能」と書かれた線画の立ち姿が描かれていた。

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