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演:冨永美子(現:冨永みーな


概要編集

主人公であるおおとりゲンがインストラクターを務める「城南スポーツセンター」の生徒で、作品の「第三の主人公」ともいえる梅田トオルの妹。8歳。

作品以前に母親を亡くし、第3話でツルク星人に父親を惨殺された後は、山口百子のもとに身を寄せる。

第5話で父親を亡くし自暴自棄になってしまった兄を叱咤し立ち直らせる強さを持つが、一方で歳相応に親(特に母親)がいないことことから、第37話では同じように子を亡くしたマザラス星人の幻想に囚われてしまったことがある。


そして第40話で偶然百子・野村猛と共に買い物に出かけていた先で円盤生物シルバーブルーメの襲撃により死亡した。ウルトラシリーズ初の少女レギュラーはウルトラシリーズ史上初の子役レギュラー死亡というあまりにもあっけない形で退場することになった(レギュラー人物以外では、『ウルトラマンA』第13話でバラバが兄弟の兄を殺害している)。


カオルの死はトオルの心の闇を決定的なものとしてしまい、第49話においては円盤生物ノーバに利用される遠因になってしまう。


余談編集

上記に記載の通り、声優・冨永みーなの子役時代に演じた役であるが、他の共演者が軒並み引退もしくは物故していることからレオ出演時のインタビューに応じたり、イベントに出演したりすることも多い(例としてCSファミリー劇場で放送されていた『ウルトラ情報局』では、『レオ』放送時第2回のゲスト出演者(第1回目はモロボシ・ダン役の森次晃嗣)として出演)。氏自身が特に印象に残ってる回は第23話と第37話とのこと


先述のシルバーブルーメの奇襲による死亡については、「演者の学業優先」により降板した説もある。


企画段階での名前は「かおり」で、宇宙パトロール隊の川上隊長の娘という設定だった。


関連タグ編集

ウルトラマンレオ


高橋和枝:第23話でコロ星人として出演し共演(但し高橋は声のみ担当)。高橋の没後代表作を冨永が引き継いでおり声優アワードでは高橋の名を冠した「高橋和枝賞」を2018年冨永が受賞している。

高島雅羅石丸博也:『ウルトラマンレオ』作中で殺害された声優つながり(高島は第11話でケットル星人に、石丸は第40話でシルバーブルーメに)。

高橋未奈美冨永の所属事務所の後輩。2018年公開の『怪獣娘(黒)〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜』にてカオルを殺害したシルバーブルーメの生まれかわりとも言える存在を演じたために一部でそのことが話題となった。


湊アサヒ美剣サキ:ウルトラシリーズの妹キャラクターつながり。両名とも冨永がウルトラシリーズで43年ぶりに演じたキャラクターと共演することになる。

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