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データ編集

別名殺し屋超獣
身長75m
体重8万5千t
出身地異次元

概要編集

殺し屋超獣 バラバ

第13話「死刑!ウルトラ5兄弟」第14話「銀河に散った5つの星」に登場。

異次元人ヤプールが、地球上のある生き物と宇宙怪獣を合成して作り上げた超獣の一体。


両腕をそれぞれ鎌と鎖鉄球に置換した、バフォメットなどの双角の悪魔(顔付きは辺り)を思わせる非常に禍々しい風貌をしている。


びふぉーあふたー

合成された地球上の生物だが、外見からは想像もつかないがアゲハチョウ幼虫だとされている。

アゲハチョウの幼虫といえば目玉模様のある青虫といった外見が一般的だが、

バラバに関しては面影が微塵も感じられない事がファンの間でよく議論されていた。

強いて言うなら、後述する眼球のギミックを幼虫が威嚇に用いる「臭角」に見立てられる程度だろうか。


デザイナー曰く、デザインの下地は一般的なアゲハの幼虫ではなく、孵化直後の「0齢幼虫」と呼ばれる姿がモチーフとのこと。

鳥のフンに擬態するために白黒のトゲトゲした姿をしており、これを怪獣の体表に見立てている。ちなみに腕の皮膚などは、以前からジャコウアゲハの幼虫に似ているとする声が上がっていた。


左手の鋭い鎌(地球上のものならなんでも切り裂く)と右手のトゲトゲの鉄球、頭頂部に装備された射出・遠隔操作が可能な剣状の一角から放つショック光線、鼻先からの火炎放射等、殺し屋の二つ名に恥じない多彩で凶悪な武器を持つ。剣の大きさは約15mとなっている(出典:「ウルトラマンオフィシャルデータファイル」より)。

鉄球にはアンカーが備わっており、相手を拘束したり鞭打ったりして攻撃できる。10万トンのタンカーであれば簡単に引き寄せられるだけの怪力を有する。


第13話では、ヤプールが降らせた放射能の影響で、ミサイル等の兵器が一切通らない反則級の防御性能を得て暴れ回る。TACアローに搭載していたアンチラ星人の置き土産のウルトラレーザーが唯一攻撃が通る武器だったが、そのアローもあえなく撃墜されてしまう。


『A』に登場する超獣の中では最重量級の超獣(次いでブロッケンの8万3千トン)で、ヤプール絡みの超獣ではUキラーザウルス・ネオに次ぐ重さだが、劇中では全くそれを感じさせない俊敏さを見せている。


後に『ウルトラマンタロウ』のタイラントの両腕パーツになり、ウルトラ兄弟を苦しめた。ただしデザイン画では両腕の武装がオリジナルと同じだったが、実際のスーツは何故か逆の配置になっている(ついでに言うと鉄球や腕のヒダの造形も若干アレンジされている)。


メディアへの露出は少ないものの、『A』のメジャー回に登場し、強豪怪獣の力の一部になったことからそれなりの知名度はあり、凶悪さ全開の秀逸なデザインも相まって隠れた人気を持つ超獣である。


活躍編集

最初は街中に自分の姿を映し出す程度の活動をしていたが、ウルトラマンエースウルトラ兄弟がマイナス宇宙のゴルゴダ星におびき寄せられたのを見計らって活動を開始。放射能の雨の影響でTACの攻撃を無効化し、暴れる。


帰還したエースの猛攻でボコられ、死んだふりをして奇襲をかけるものの、頭部の剣を奪われてあわや惨殺寸前と言う所まで追い込まれたが、ヤプールがウルトラ兄弟を人質にしてエースが手出しできなくなった(エースの援護をしようとしていたTACも攻撃する事ができなかった)ことで逆襲に転じ、一度は敗退させる。


再びエースがゴルゴダ星に向かったのを見計らい進撃を再開するも、エースキラーを片付けて戻ってきたエースと再び戦闘になる。

今度は多少善戦するも、射出した剣を投げ返されて大量の血を吐き、後頭部を殴打されて眼球が飛び出し、トドメに鎌まで奪われて首を切断されるというウルトラシリーズ全体を見渡しても類を見ないぐらいのオーバーキルで最期を迎えた。


映画『ウルトラマンZOFFY』のエースパートにて再戦時の映像が抜擢されており、主題歌(ウルトラマンA)付きの戦闘を楽しむことが出来る。


その後は全く再登場の機会に恵まれず、また、平成以降のゲームでタイラントの露出が急増したこともあり、タイラントの腕パーツとして使われたことの方が有名になってしまった。

ボウリングをするバラバとタイラント

しかし、その不遇の時代もようやく終わりを迎えることとなった。


ウルトラマンZ編集

殺し屋超獣 バラバ(ゼット版)

「エース…エース……エースゥゥゥッ!!」

「エース…!ウルトラマン…!ホロビヨ……ホロビヨォォォッ……!!ハッハッハッハッハ…!」


CV:金子はりい


第19話「最後の勇者」に登場。

異次元からやって来た超獣で、空がガラスのように円形に割れ、そこから地上へと降り落ちた稲妻から実体化する形で出現。同時に市街地を破壊し始める。

ストレイジの特空機が到着すると、エースメダルを持っているハルキの搭乗するウインダムを見るなりエースと思い込み襲って来た。


ヘビクラ隊長(エースに対する)ヤプールの怨念が実体化した存在(本編作中では「残留エネルギーが実体化」)と推測しており、『A』後半に登場した超獣やUキラーザウルスに近い存在だと思われる。このため、下記のロストヒーローズの個体同様に言語を話す事が可能で、ひたすらエースへの殺意を口にしている(というよりは、実質ヤプールの残留思念がバラバの口を借りて喋っているようなものだと思われ、バラバ自体は言葉の意味を解していないのかもしれない)。


頭部の剣を介して次元の裂け目を自在に発生させる事が可能で、剣の発光と共に生じた次元の裂け目で敵の放ったミサイルや光線技を吸収して無力化し、そのまま強力な稲妻状のエネルギー波を敵に放つカウンター攻撃が可能。


また、以前交戦した時のデータをもとに改良を重ねた(あるいは自己進化を経た)のか、体に仕込まれたギミックも大幅にパワーアップしている。新たに鼻先から連射可能で強力な大型ミサイルを発射する「デスミサイルショット」、目からエースのメタリウム光線に匹敵する破壊光線「スネークヘルサンダー」を放つようになったほか、頭部の剣「テリブルソード」を分離させた際に稲妻状の光のロープで「テリブルソード」と頭部が繋がるようになり、かつてのように投げ返される危険性の排除に成功している。


さらに頭部を振り回すことで連動して「テリブルソード」がバラバの周囲を回転することになるため、これを利用して光線と剣による攻撃で周囲に甚大な被害を発生させることを可能とする。


今回の改良で武装の強化や特殊能力が追加され、それを存分に振るいまくった一方、初代にあった放射能の雨を降らせる描写は披露していない。ただし、『A』第13話の劇中でのヤプールの発言から、放射能の雨を降らせていたのはヤプールであり、バラバ自前の能力というわけではない模様(また、令和の世になった今ではメタ的な意味で使えなくなってしまったという事情も絡んでいるのだろう)。


遠距離攻撃の応酬で相手の得意を積極的に封じる戦法でデルタライズクロー相手に終始優位に立つ。戦闘開始時から最大の武器であるベリアロクをはたき落とし、「テリブルチェーン」で動きを封じて回収を阻止、圧倒的なパワーで劣勢に追い込み、ゼットがビルに倒れ込んだと同時に「デスミサイルショット」を発射し、起き上がった瞬間に着弾させてオリジナルに戻ってしまうほどの大ダメージを負わせ、初代より格段に強く知能も高くなった事実を視聴者の目に焼き付けた。トドメに放った頭部の「テリブルソード」による攻撃も、(間一髪サーキュラーギロチンで防がれこそしたが)ウルトラ族共通の弱点であるカラータイマーを的確に狙うという徹底ぶりである。


こうした戦闘能力の高さは、長きに渡ってウルトラマンを苦しめてきたヤプールの陰湿さの賜物と言える。


エースの参戦以降も、高い撃破率を誇るバーチカルギロチンを鎌で真っ向から打ち砕き、エースブレード相手には鉄球の威力を上乗せして叩き折り、メタリウム光線には目からの光線を使い紙一重で相殺する(さすがにノーダメージとはいかず、相殺した反動が来たのかふらついていたが)など、粘りに粘り続け、最後まで互角以上に戦った。おまけに特空機の総攻撃やエースの光線技にも耐えているなど本体の防御力も非常に高く、ゼットにも「しぶといヤツだ!」と言わしめた。


ツイッター1時間お絵描き其の197

エースとゼットを散々手こずらせたものの、最期はエースとベータスマッシュの合体必殺技スペースZを浴び、 ヤプール死すとも超獣死なず というかつて巨大ヤプールの残した捨て台詞を吐き、真っ二つになって左半身から先に崩れ落ちるように倒れ、爆散した(爆発の直前に初代同様眼球が飛び出している。芸が細かい)。

この最期を見てヘビクラは、「バラバが……バラバラ………フッ(微笑)」一人親父ギャグを呟いていた。


初代が武器を奪われて倒されたのに対し、今回の個体は武器を全く奪われずに撃破されたことが彼の強さを印象付けていると言える。また、その最期から実質的にエースキラーのポジションも兼ねていたことにもなる。


なお、バラバが残した「テリブルソード」は地球防衛軍によって回収され、第21話で超兵器の開発に応用されることになるが、この兵器が事態を大きく激変させることになり、死して尚も物語に大きな禍根を残す結果となった。


ちなみにだが、今回のバラバの出現には(以前のケースのように)前回の事件対処の仕方が関わっているという考察がファンの間で囁かれていたが、劇中の様子から今回はエースへの復讐に燃えるヤプールの怨念が、ゼットの世界の地球にバラバを送り込んだと言えるため、おそらくたまたまニアミスしただけで無関係だった可能性が高い。

ゼットがバラバとの初戦闘でデルタライズクローに変身したのは、同じく異次元に干渉できるベリアロクの能力で対処しようとしたからだと思われる。


TVシリーズに再登場するのは48年ぶりであり、着ぐるみは完全新規造形。

かつてと比べて外見がややシャープになり、面構えもより凶悪かつどことなく知性を感じさせるものへとブラッシュアップされている他、背中の背びれのような部位が以前と比べてやや大きくなっているのも特徴。


これまでは「エースキラーの前座(実際は少し違うが)」「タイラントの腕パーツ」など散々な言われようであったが、今回は本来の能力に加えてさらに強化されたことで、強敵として絶大なインパクトを残した。

また作中でエースが「超獣には感情も痛覚も存在しない」と説明していたことも相まって、超獣が普通の生き物ではない生体兵器であることを改めて視聴者に印象づけることとなった。


なお、『A』第14話での目玉が飛び出した状態でパニックになったかの如く暴れる様子についても、上記の設定を鑑みるに、機械やコンピュータでいうバグに近い状態になっていたのかもしれない。別の見方としては、直前に後頭部を蹴られた衝撃で一時的に素体となった生物の本能を取り戻し、エースの鬼気迫る様子に恐怖心を抱いたと考えることもできる。


ちなみに再登場した超獣と言えば、他にもベロクロンバキシムドラゴリールナチクスがいるが、これらの着ぐるみは『ウルトラマンメビウス』で新造されて以降長らく重宝され、後者2体は『ウルトラファイトビクトリー』、前者2体は『ウルトラマンオーブTHE_ORIGIN_SAGA』の時点で既に撮影に耐えられる状態ではなくなったため今回登場できなかったとされている(ベロクロンとバキシムとドラゴリーはアトラクション用として使用されることになったらしい)。


この時点で撮影に使用出来る超獣の着ぐるみはアリブンタしか残っておらず、しかも『ファイトビクトリー』、『オーブ』、『R/B』、『タイガ』等最近の作品で割と頻繁に出演していたため、今回は登場が見送られたものと思われる。


加えて、数ある超獣の中でも見た目の禍々しさが強敵に相応しかったことや、ソフビ人形の定番になっているほどの知名度があり、隠れた人気があるにもかかわらず不遇な存在だったことから、スポットを浴びせるという意味でも、バラバに白羽の矢が立ったのではないかと考えられる。


Z本編登場後の列伝枠内でもニュージェネTV本編では数少ない昭和ウルトラ戦士の競演回でAや超獣の紹介ができるという点、2クール目に入ってからシリアスな展開が多いZの話の中で「強敵のバラバを恩人のAと一緒に倒す」というバトル中心の比較的分かりやすいエピソードという事もあり、特空機やゼロ&ジードとの共闘と共に再放送再編集で扱われており超獣はおろか昭和2期怪獣内でも一気に恵まれた存在と化した。


昭和第2期シリーズの怪獣が登場してゼットと戦ったのは今回のバラバが初めてであり、本編第23話でタッコングと戦うまでは唯一だった(『Z』自体への登場なら、同話及びデビルスプリンターの回想シーンに登場したベムスターが先に特空機と戦っており、味方サイドも含めるならセブンガーも同様)。


『A』の個体同様、合成によって目が飛び出すようになっている。



ULTRAMANREGULOS編集

後編に登場。

マグマ侵略軍提督ヴォルカンがヤプールとの取引で手に入れたものでウルトラマンレグロスに差し向けられた。

真のコスモ幻獣拳に覚醒したレグロスを追い詰めるも、ヴォルカンに倒されたアルビオファルードのコスモビーストが宿ったオーブがレグロスに託されたことで形勢逆転され飛翔精鶴陣で防御され動きを封じられた後幻影水蛇弾と精鶴水蛇拳をくらい倒された。

着ぐるみは、ゼットで作られた物を使っている。

また、登場シーンではBGMに『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』の物が使われており、Zの時に使った次元の裂け目を切り裂いて攻撃を無効化と言った特殊能力は使わず火炎放射攻撃やスネークヘルサンダーと言った遠距離攻撃とデリブルソードとテリブルチェーンを用いた肉弾戦で戦っている。


ウルトラマンブレーザー編集

第16話「恐怖は地底よりにて、モグージョンが作業員に見せた幻覚としてバラバの尻尾が登場。劇中では「巨大なサソリの尻尾」として認識されているが、バラバの素材にはサソリは含まれていない。


イベント・ステージ編集

ウルサマ2022 ボイスドラマ編集

第5話「帰ってきたトライスクワッドボイスドラマ」に登場。レイブラッド星人ギマイラと共に召喚され、タイタスフーマと交戦することになった(タイガはレイブラッド星人の復活を宇宙警備隊に報告するために戦線を離脱した)所でボイスドラマが終了した。


派生作品編集

ウルトラマン超闘士激伝編集

「朱の鍵」の守護者であるヤプール軍の幹部。

体にある武器はどれも着脱可能で、仲間が扱う事も可能である。さらに両腕の武器をパージしている際には右腕から二本の触手を伸ばして戦う。自らの武器で武装したガマス(忍者超獣という原典にちなんで只の鎌でなく鎖鎌を構える)、ドラゴリー、カメレキング闘士ゼットンのメテオセイバーによって全員瞬殺され、自らも頭の剣を腕に武装する事で対抗するが、ゼットンにあえてメテオセイバーを使わずに倒すと宣言され、激昂して向かっていった所に素手での一撃を浴びて倒された。


ロストヒーローズ編集

最初のボスとして登場。

何故か流暢に喋ることができ、ウェザー・ドーパントからインビジブルメモリを受け取り、透明化してネモ達を次々に襲っていた。

ヒーロー達に倒された後はウェザー・ドーパントにインビジブルメモリを回収され、更にタイラントの作成のために死体から両腕を持ち去られた。


余談編集

  • 第13話の戦闘シーンでは放射能の雨の雨中であるが、市民が避難するシーンやTACがタックアローやタックスペースで攻撃するシーンや地上で攻撃するシーンやタックパンサーのカーチェイスのシーンではなぜか雨が降っておらず、晴れている。また、第13話の予告では何故か次回の第14話の予告も使用されている。
  • 第13話冒頭で、新聞配達をしていた兄弟の兄を殺害(自身の姿を見た兄弟がTACに通報しようとしたため、それを阻止した)。ウルトラシリーズにおいて、「怪獣(超獣)の攻撃による子供の死亡場面」が描かれた初の例となった。後に次々回作『ウルトラマンレオ』においてシルバーブルーメがカオルや百子(未成年者なので一応子供)を殺害するまでは唯一の例だった。「子供が犠牲になる」という意味では初めての例とはいえないが(子供の姿でのゼラン星人の射殺、坂田アキ(設定上未成年、役者は成人)の殺害、バキシムが化けた少年がヤプールに殺されていたという設定などが既に存在)、「怪獣(超獣)の攻撃による死亡」という限定を付すればバラバが第1号である。生き延びた弟は兄の敵を討とうと、パチンコでバラバに立ち向かう。ちなみに弟の昭二を演じた染谷利貴は円谷作品では『レオ』第11話や『ミラーマン第21話にゲスト出演している他、東映特撮にも出演歴があるが、不幸な少年の役が多い。
  • スーツアクターは『A』では図師勲が担当。ちなみに、河合徹に代わって図師氏が初めて担当した超獣で以降第23話の巨大ヤプールまで図師氏が『A』の超獣のスーツアクターを担当。
  • 後編に当たる『A』第14話のクライマックスは対バラバ戦であり、対エースキラー戦ではない。エースキラーの方がはるかに知名度が高いことから意外に感じるかもしれないが、上記のようにバラバは前編の冒頭で何の罪もない少年の命を奪っており、それを倒すことで前後編の物語を締めくくっているのである。
  • 令和ウルトラマンシリーズでは現時点で雨の特撮が制作されていないため、仮に『Z』で放射能の雨が使用されていた場合、令和シリーズで初の雨の特撮演出となっていた(設定がアレなため無理だろうが)。その後、雨の特撮は次回作『ウルトラマントリガー第1話カルミラゴルバー戦が初となった。
  • 『Z』第19話の予告のテロップの「大ピンチ!ゼットを救え!」は『A』第45話のサブタイトル「大ピンチ!エースを救え!」のオマージュと思われる。同話の中には、野次馬として監督の田口清隆武居正能越知靖の三氏が出演している。
    • また、辻本監督によれば、ヘビクラが呟いた親父ギャグは脚本には無く、「青柳氏によるアドリブ」とのこと。
  • 翌年のデストロン怪人も好きな小林晋一郎氏はバラバは生物兵器としての超獣らしさでお気に入り。左手の武器は斧と称する。
  • 『Z』にて高峰圭二氏がエースの声を演じたが、当時口の中を手術したばかりだったこともあり、出演しようか悩んでいたところを奥さんから励まされて出演したという。
    • また、辻本監督は高峰氏の声を映像に焼き付けたいという思いから、批判も承知で敢えてエースに技名を叫ばせる演出を採ったとのこと。
  • 名前の由来はキリスト処刑の際に、キリストの代わりに釈放された囚人バラバから。また、『A』エピソードの舞台となったゴルゴダ星は、キリストが処刑された丘と同じ名前でもある。
  • 1993年のソフビはシャンプーボトルに例えられることもある。
  • 「DXギンガスパーク」でこれとシーゴラスイカルス星人ベムスターレッドキングキングクラブハンザギランの7体のスパークドールズを立て続けにリードさせて、トリガーを引くと・・・。
  • ヤプール的にはゴルゴダ星でウルトラ兄弟を全滅させて、バラバはTACだけを相手にする作戦を立てていたようで、エース相手では分が悪かった模様。
  • エースロボットを作ってる暇があったのなら、最初からエースキラーとバラバの二体掛かりで戦うべきだったんじゃないか?という突っ込みはよく聞かれる。もっとも、ウルトラ兄弟からエネルギーを頂戴する前のエースキラーがどの程度の強さかは不明であり、ヤプールにとっても2体まとめて倒されるよりかは、バラバをエースキラー起動時までの時間稼ぎ要員として使う方が都合が良かったのかもしれない。
    • その後、エースキラーはメビウスキラービクトリーキラーと言う後継機を含めた再登場、エースロボットはサロメ星人製のニセウルトラマンエースと言う形での再登場がされていた中、バラバだけは長らくタイラントの腕パーツのみの登場というあまり恵まれない扱いだったが48年の時を経て『Z』にてようやく再登場し、タイラントのパーツを構成する怪獣の中で4体目の着ぐるみが現存する事となった。ちなみにウインダムの鳴き声はハンザギランと同じである。
  • 当初は『Z』の初期の企画段階では「エースの客演とそれに伴う超獣の出現」というプロットは確定だったが、登場する超獣はこの時点ではチョイスされておらず、当初はカメレキングなどの比較的スリムな体形の超獣が候補となっていた。その後、製作段階になって着ぐるみ造形を担当するLSSから、「ウチでバラバ作りたい人がいるからバラバでどうですか」というリクエストが来た事でバラバが登場する事になった。

関連イラスト編集

殺し屋超獣 バラバ死刑!ウルトラ5兄弟

超獣バラババラバ


関連項目編集

ウルトラマンA A怪獣 ウルトラ怪獣

超獣 鎖鎌

暴君怪獣タイラント


地帝司令バラバ:15年後の昭和戦隊第11作に登場する同名の敵幹部

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