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曖昧さ回避編集

  1. アゲハチョウ科に分類されるの総称。本項で記述
  2. アゲハチョウ科の一種(ナミアゲハ)の別名。→ ナミアゲハ
  3. ポルノグラフィティの楽曲『アゲハ蝶』。→ アゲハ蝶

概要編集

アゲハチョウ(揚羽蝶)とは、鱗翅目のうちアゲハチョウ科に分類されるのこと。

世界中で約600種、日本には約20数種(台風などで海外から飛ばされてきた迷蝶を含めると30種ほど)が確認されている。


ナミアゲハアオスジアゲハなどが有名。大型で鮮やかな模様を持つ種が多いが、クロアゲハなどの黒い翅をもつ種や、ギフチョウなどの小型種も存在する。


「尾状突起」と呼ばれる突起を後に持つ種が多いく、これは主に鳥などの捕食者に頭の位置を誤認させて捕食や致命傷を逃れる効果があるとされる。アゲハチョウの英語名「swallowtail」("燕尾")がこれに由来する。なお、アオスジアゲハなどの一部の種はこれを欠く。


生態編集

ほとんどの種はに止まってをすする時やを飲む時も絶えず高速で翅をはばたかしており、これが「揚羽蝶」と呼ばれる所以と考えられる。オスは大規模な吸水集団を形成する事があり、毎日同じ場所を周回する行動を行う。そのルートは「蝶道」と呼ばれ、採集する際に見失っても、その場で待てばいずれ現れる。


幼虫(芋虫)は盛り上がる胸部が特徴的で、大きな頭にも見える(本当の頭は先頭の丸い部分)。天敵に襲われると、うなじから「臭角」という臭い匂いを出す二股状突起を伸ばして身を守る。


ジャコウアゲハトリバネアゲハなどでは、幼虫時代から毒のある植物を食べて体内に毒を成虫までためこみ、鳥などの天敵に襲われないようにしている。一方、毒を持たず、代わりに毒を持つ別種の蝶の擬態して身を守る種も存在する。


著名な種類編集


フィクション・創作関連編集


関連タグ編集

 昆虫  常世神


表記揺れなど(別の意味で使われているものも含む)編集

アゲハ あげは 揚羽 アゲハ蝶 揚羽蝶

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