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むしまたはちゅう

「虫」と呼ばれる生物のこと。昆虫やクモ、カタツムリなどの小動物が該当する。
目次[非表示]

虫とは

  1. 主に昆虫など陸で栄えた節足動物や微小な生物本項で記述。
  2. 季語。美しい声で鳴く昆虫の総称。マツムシスズムシなど。
  3. 人に害を与える小動物。人の体内に住む寄生虫や、ノミシラミシミなど。→ 害虫
  4. 人間体内にあり、さまざまな考え感情を起こすもとになると考えられていたもの(腹の虫、浮気の虫など)。
  5. 一つの事に熱中する人(本の虫、勉強の虫など)。
  6. ある特定の性向をもっている人。他の語と複合して用い、その人をあざけっていう(泣き虫など)。


このタグは主に1.およびそれをモチーフにしたキャラクターに付けられるタグである。

定義

「虫」と「昆虫」はしばしば同じ意味の言葉と誤解されるが、「昆虫」(英語insect)とは専ら昆虫綱に分類される節足動物を指す分類名であり、広義に後述の「虫」(bug)全般を指す言葉ではない。

昆虫を多くは指し、ほかにもダンゴムシムカデヤスデミミズカタツムリ(デンデンムシ)、タニシなども虫として扱われているが、人によって認識は異なる。

一昔前では「以外の動物」とされ、すなわち爬虫類両生類も「虫」に含んでいたが、現代では爬虫類・両生類を含めて脊椎動物全般を「虫」と呼ばないのが一般的である。

しかし現代における「虫」の定義は曖昧であり、「虫」と呼ばれる生物を全て当てはまる共通点は存在しない。ただ、概ね次の傾向が見られる。

1. よりを中心に栄えた、脊椎動物以外の動物(いわゆる無脊椎動物)が多く該当する

これには節足動物が多く、特に陸上と淡水で栄えた昆虫は言うまでもなく「虫」として代表的なグループである(海棲はウミアメンボなど僅かしかない)。昆虫と同じ六脚類の内顎類(トビムシなど)や、限定的に陸棲の多足類ムカデヤスデなど)も昆虫と同様全て「虫」と呼ぶ。

ただし他の節足動物になると、種類や生息環境により呼び分けられる。甲殻類では陸棲のワラジムシダンゴムシなどは「虫」と呼ばれるが、海棲のものが多いエビカニは淡水棲や陸棲でも「虫」とは呼ばない。鋏角類では昆虫と同じ陸上に栄えたクモガタ類クモサソリダニなど)はもちろん、海棲のウミグモも見た目がクモと似るためか「虫」(ユメムシ)と呼ばれるが、海棲のカブトガニは生息環境とかつてカニのような甲殻類と誤解された経緯もあって、「虫」と呼ばない。

節足動物以外で「虫」と呼ばれる陸棲無脊椎動物では、カギムシや陸棲の蠕虫(後述)、陸棲巻貝であるカタツムリナメクジなどが挙げられる。

古生物のみ知られる無脊椎動物のグループも、ハルキゲニアなどの葉足動物や、節足動物である三葉虫を始めとして「虫」と呼ばれるものが多い(日本語名は学名のカタカナ転写が一般的だが、中国語名は「○○虫」となりがちである)。

2. 体が前後に長く、肢が目立たない無脊椎動物が多く該当する

いわゆる「蠕虫」(ワーム)。これには環形動物ミミズゴカイなど)、扁形動物ヒラムシプラナリアなど)、ヒモムシ線虫ハリガネムシなど数多くのグループが該当する。
前述した節足動物でも、芋虫のように脚が退化的な種類であればこれに含まれる。
全般的に「虫」と呼ばない二枚貝だが、貝殻が退化し軟体部が蠕虫状に進化したフナクイムシが存在する。

なお、前述した条件を満たしているものの、ヒトデウニと同じ棘皮動物ナマコは「虫」と呼ばない。

3. 寄生性の動物が多く該当する

いわゆる「寄生虫」。前述したハリガネムシから甲殻類のシタムシまで、様々なグループ由来の動物が含まれる。

ただし水棲類やカニなど全般的に「虫」と呼ばないグループの場合、寄生性だとしても見た目は同グループの仲間と大して変わらなければ、「寄生虫」より「寄生○○」と呼ぶようになる(「寄生貝」のハナゴウナ、「寄生蟹」のピンノなど)。

4. 裸眼で観察しにくい微小な動物と原生生物が多く該当する

動物はクマムシが有名。他にもワムシコケムシホウキムシ、甲殻類の貝虫などが挙げられる。

一般に「虫」とは呼ばないサンゴイソギンチャククラゲなどが属する刺胞動物だが、ヒドロ虫ヒドラなど)という微小な種類があり、サンゴを構成する小さなユニットを「珊瑚虫」と呼んだりする。

動物ですらない単細胞微生物だが、繊毛虫ゾウリムシラッパムシなど)・鞭毛虫ミドリムシ夜光虫など)・肉質虫(アメーバ)・有孔虫ホシズナなど)のように、原生生物(動物・植物菌類以外の真核生物)であれば「虫」と呼ばれるものが多い。
細菌などの原核生物は「虫」と呼ばないが、スーパー耐性菌(従来の薬剤では死滅しない強力な細菌のこと)は英語では「superbug」(スーパーバグ、"超級虫")と呼ぶ。

漢字

漢字の「虫」の字は本来、単に動物を指す文字であった(のモデルは蜷局を巻いた蛇)。哺乳類は「虫」(もうちゅう)、鳥類は「虫」(うちゅう)、魚類爬虫類は「虫」(りんちゅう)、カメ甲殻類などの節足動物は「虫」(こうちゅう)、そしてヒトは「虫」(らちゅう)と呼ばれていた。

哺乳類である蝙蝠であるも虫偏である(貝類に貝偏が付かないのは、貝が本来お金に関する漢字であることによる)。も虫として扱われ、も「長虫」といわれている。そのため、蛇やによく似た「」にも虫偏がついている。

人間との関わり

虫と呼ばれる動物たちは地球上のあらゆる生態系に多数が棲息するため、人類も必然的に彼らとは密接な関係にある。過去には虫を食用にする(昆虫食)文化が広く存在し、またノミなどの寄生虫は人類にとって身近なものであった。

古来の日本人セミスズムシの声、空を行き交うトンボ四季の移り変わりを感じ、戦前の日本ではを育ててを生産する「養蚕」が盛んであった。

ところが、現代のコンクリートアスファルトで覆われた大都市では小動物が激減しており、季語となっている「虫の声」も聞かれなくなった。「夏の風物詩」であったセミの声もなじみがなく、「うるさい」として嫌う人が増えている有様である。日常生活で目にする虫はハエゴキブリダニなどの「衛生害虫」「不快害虫」に限られがちになっている。そういった虫は発見するやいなや殺されてしまう事が多い。それでも種多様性が高く比較的見栄えのする甲虫などを中心に、野山での昆虫採集などを愛好する人々もいる。

一方で、農業の世界では、現代に至るまで人類と虫たちとの密接な共生関係が続いている。まずあげられるのは、や蝶などの受粉昆虫との関わりで、蜂蜜を生産するミツバチ家畜として飼育する「養蜂」という営みもある。またミミズ線虫の多く棲息するは、良質な作物を育む。もちろん葉や植物の汁を食べてしまう芋虫アブラムシなどの害虫もいるが、こういった害虫を食べてくれるトンボやカマキリなどは「益虫」として農家にありがたがられる。

虫を「主題」とした版権作品

※虫の形をした"憑き物"で、厳密には異なる。

虫と呼ばれるもの


関連タグ

:表記揺れ。
バグ/bug英語

カテゴリー

生物 生き物 動物 小動物 無脊椎動物
節足動物 環形動物 原生生物
蠕虫/ワーム/worm
寄生虫
昆虫/インセクト/insect

特徴

触角  外骨格
 幼虫  成虫
芋虫 毛虫 地虫  
孵化 脱皮 羽化

人間との関わり

益虫 害虫 毒虫
虫取り 昆虫採集/昆虫採取 虫相撲
殺虫剤 標本箱 虫ピン
虫好き 虫嫌い

フィクション・創作

むしタイプ 昆虫族
人外 虫人 虫娘/蟲娘 虫属性 蟲使い 虫獣遁の術
虫擬人化 昆虫擬人化 ぴく虫
虫化 擬虫化

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