概要
肉眼では見えず、顕微鏡を使ってその存在が初めて捉えられるようなごく小さな生物の総称。多くは単細胞生物だが、多細胞生物や細胞群体である場合もある。
一般的にはミジンコ(甲殻類、体長1ミリメートル前後)などの辛うじて肉眼で存在が捉えられる生き物がイメージされる場合も多いが、生物学上の微生物はもっと小さいものを指す。通常は微生物とされるゾウリムシも体長1ミリに達する大きなものがあり、微生物とはされないことがある。
微細藻類、酵母などの真核生物と、細菌(バクテリア)、古細菌(アーキア)などの原核生物に分けることができる。ウイルスを含む場合もある。
微生物名
藻類(光合成を行うもの)
菌類、原生生物(光合成を行わないもの)
細菌(バクテリア)
シアノバクテリア(藍藻) ※ネンジュモの一部など巨大化するものもある。
古細菌(アーキア)
メタン菌