ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要編集

酸素発生を伴う)光合成能力を得た細菌藍藻とも言うが類ではない。原核生物では唯一、多細胞性の系統があり、目で見えるサイズになることがある。


先カンブリア時代30億年も前に現れ、地球上に初めてまとまった量の酸素をもたらした偉大な存在。シアノバクテリアがなければ植物はもちろん、動物の出現もなかった。


今でもなどいたるところに普通に生息し、「アオコ」などとして水面の変色で気づかれることがある。「スイゼンジノリ」や「スピルリナ」として食用にされることもある。原核生物の中で単独で食用になるのはシアノバクテリアのみである。かつては最も原始的な藻類として植物の祖先と見なされていたが、今では藻類や陸上植物とは全く系統が異なることがわかっている。しかし、陸上植物や藻類に含まれる葉緑体真核生物に取り込まれたシアノバクテリアに由来すると考えられているので、シアノバクテリアは植物の起源と関係がある。


シアノバクテリア以外にも光合成を行う細菌(「光合成細菌」と総称される)がいくつかあるが、その方法はシアノバクテリアや植物とは全く異なり、系統的関連性はない。酸素発生を伴う光合成を行うのははシアノバクテリアのみである。


シアノバクテリアの学名は、かつて藻類とされていた名残りで国際藻類・菌類・植物命名規約に基づいて命名されてきたが、近年は原核生物命名規約のもとで取り扱う議論がされている。


関連タグ編集

細菌 光合成 原核生物 植物

クロレラ - 単細胞緑藻類の総称で(つまり真核生物)、シアノバクテリアではない。

関連記事

親記事

細菌 さいきん

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 43

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました