曖昧さ回避
- 植物プランクトンの一種。当記事で解説。
- SFC版『46億年物語』に登場するキャラクター。→ボルボックス(46億年物語)
概要
丸っこい形をした植物プランクトンの一種。大きさ0.5~1ミリくらい。
ちなみにボルボックス(Volvox)は学名で、和名はオオヒゲマワリ。ヒマワリではなくヒゲマワリ。
転がって移動するので「マワリ」。
分布・生息
世界的に広く分布し、池や川、田んぼ等の淡水に生息。水がきれいで流れの少ないところを好むが、ごくありふれた生物なのでちょっと注意深く探してみればすぐに見つかるだろう。
繁殖方法
基本的に無性生殖だが、環境が悪くなると有性生殖を行い、子孫の代の適応力を高める(ミジンコなども同様)。
ちなみにボルボックスの中にある粒は子供にあたり、そのボルボックスについてあるイボは、その親の孫に当たるボルボックスである。
春~秋の繁殖期になると子供のボルボックスがひっくり返り、孫世代を孕んで親から飛び出す。
2回生み出すと寿命。
近縁種
ボルボックス目クラミドモナス科。
藻類だが雪を赤く染める事がある。
そのクラミドモナスとボルボックスの中間生物としてゴニウム、ユードリナ、プレオドリナ等がいる。