概要
目的は遊びだったり、趣味だったり、研究目的だったりと、人によって様々。
捕まえた虫をどうするかも様々で、そのまま逃がす、家で飼う、標本にするなどがある。
かつては夏の定番の遊びであったが、いつからか環境破壊や子供が外に出なくなったことなどの影響で、やったことの無い子供も増えているという。
ゲーム作品では
「ぼくのなつやすみ」や「オラと博士の夏休み」といったスローライフゲームでの定番の遊びであり、RPG『ペルソナ4』では釣り餌の確保という側面を持っている(こちらで取れるのは「ヘイケクワガタ」や「ゲンジカブト」といった実在の虫をもじった昆虫ばかりだが)。
『ポケットモンスター』シリーズはクリエイターの田尻智氏の昆虫採集体験にルーツを持つシリーズであり、ずつきができる木やあまいかおりのするきといったシステムにその影響が色濃く残っている。
どうぶつの森シリーズ
虫取りの出来るゲームの代表格。
本作の虫は地表、花、木、水上、街灯、ゴミや住民の体、雪玉など海上を除いたいたるところに虫が出現し、外国産や国産の生き物が一つの環境に同居する不可思議な生態系を築いている(虫は昆虫や陸生節足動物だけでなく、ヤドカリなどの甲殻類、カタツムリのような軟体動物を含む。)。
総じて素手で採取する事ができず、「ショボいあみ」(「あつまれ」から)/「アミ」/「ぎんのアミ」/「きんのアミ」を持っていると虫を採取できる。
ガや蝶などの類は近づいてもロストしないが、花や木に止まる虫は一定以上の距離に近づくとロストしてしまったり、バッタなどの跳ねる虫は水中に飛び込んでロストする恐れがあるのでタイミングと距離を見極めてアミを振り下ろそう。
特に巣から出現してからのタイミングを見計らう必要のあるハチや威嚇を無視すると襲いかかってくるサソリとタランチュラの捕獲は至難の技である。
捕獲後の使い道は博物館への寄贈、家での飼育、売却の3つ。虫取り大会では捕獲した虫のサイズ・種類・色づやが争点となる。
なお、シリーズを重ねる中でリストラされてしまった虫もいくつかいる。
でんでんむし→カタツムリやゲンジボタル→ホタルと表記だけ変わった例(ゴマダラカミキリの場合は一時期は「カミキリムシ」表記だあったが、ルリボシカミキリの追加で表記が元に戻っている)やe+を最後にリストラされたオオムラサキがあつまれで復帰したという例もあるので、彼らも今後復活する可能性が無いとは言い切れない。
リストラされてしまった虫
名前 | デビュー | 備考 |
---|---|---|
カニ | e+ | 一作限り。容姿はベンケイガニ科に近い |
コガネムシ | おいでよ | とびだせを最後にリストラ。プラチナコガネは続投している。あつ森では代わりに初代でデビューしたカナブン(コガネムシとは別の昆虫)が復帰した |
ゴキブリ | 初代 | 街へいこうよから捕獲できなくなった |
シオカラトンボ | 初代 | e+を最後にリストラ |
スズメバチ | 初代 | おいでよのみこの表記で、それ以外では「ハチ」。あつ森では「ハチ」名義を引き継ぎながらも、アシナガバチのグラフィックに変わったので事実上のリストラ |
ゲジ | とびだせ | 一作限り |
テイオウムカシヤンマ | 街へいこうよ | とびだせを最後にリストラ |
テントウムシ | 初代 | e+までは黒い方とナナホシの二種類が存在。やがてナナホシテントウだけが続投し、現在ではこちらが「テントウムシ」と呼称されている |
ヒラタクワガタ | 初代 | おいでよを最後にリストラ(外伝の「ポケキャン」では復活) |
ビワハゴロモ | おいでよ | とびだせを最後にリストラ |
マツムシ | 初代 | e+を最後にリストラ |
ヤシガニ | e+ | 一作限り |
ヤママユガ | おいでよ | とびだせを最後にリストラ。あつまれではヨナグニサンへバトンタッチ |
pixivの作品
pixivでは、虫を取っている描写の他、虫取り網や虫かごを持っているなど虫取りの格好をしている場合にもこのタグが使われる。
なお、デバッグのことも虫取りということがあるが、pixivのタグではその使われ方をしていない様子。
関連タグ
昆虫採取 / 昆虫採集 / 虫とり / 虫捕り(別名・表記ゆれ)