概要
ヤママユガ(山繭蛾)とは、鱗翅目のうちヤママユガ科(学名:Saturniidae)に属する蛾の総称。同時にその中の一種「ヤママユ」の別名でもある。
成虫は分厚い毛に覆われた丈夫な胴体を持つ。翅は大きく、派手な模様を持つものが多い。総じて大型で翅を広げて10cm位のものが多く、中で24cm位のヨナグニサンは世界最大級の昆虫の一つでもある。
成虫は口器が退化し、食事はしない。止まった時は翅を左右に平たく畳む。触角は櫛状で、オスの場合は羽毛のように発達している。
幼虫(芋虫)は体節ごとに数本の棘が並び、終齢は体長5~10cmの大型である。蛹は糸で作られた繭に覆われ、幼虫の食草や落ち葉にくっつく。
系統的にはスズメガやカイコガなどに近い。またカイコガと同様、丈夫な繭は絹糸として利用される。
主な種類
フィクション・創作関連
どうぶつの森シリーズでは、ヨナグニサンがヤママユガとして登場。
実際のヤママユガについてはともかく、名前に関しては認知されている虫、かもしれない。
ムシとり大会のためにしばらく部屋にヤママユガの入っている虫かごを置いていた人もいると思われる。
新甲虫王者ムシキングにもおたすけムシとして2016セカンドより参戦。レアリティはN、属性はパー、肩書きは繭の特性から「ダイヤモンド・ファイバー」。
おたすけ技は体力半分以下の時パーで勝つと数ターン継続回復を付与する「癒しの眼差し」。
割と大型の蛾なのにレアリティは最低のNである。おたすけムシのレアリティは昆虫の体長にあまり関係なく設定されているが。