ピクシブ百科事典

ウデムシ

うでむし

鋏角亜門・クモ綱・ウデムシ目に属する節足動物の総称。腕のような鎌と細長い脚を持つ奇妙な動物である。
目次[非表示]

概要

偏平な体と長い足を持つ。名前の通りに触肢は腕に様に張り出し、強大な鎌になっている。触肢が長く発達したものが印象的であるが、短い触肢をもつ種類も少なくない。
また、8本脚のうち第1対が体長の何倍よりも長い触角らしき感覚器官になるのも特徴的である。

世界中の熱帯地方を中心として広く分布する、日本には分布しない。種数は200以下、節足動物にしては小さなグループである。

蜘蛛サソリモドキに類縁。形態上は特にサソリモドキとの類似点が多い。

英語は「whip spider」(鞭蜘蛛)および「tailess-whip scorpion」(尻尾のないサソリモドキ)と呼ばれたが、近縁とは言え、自ら「ウデムシ目」として独自に分類された動物である。

生態

肉食であることと禍々しい外見に似合わず、普段の性情は大変大人しい。普段はゆったりしたペースで歩くが、逃走や捕食する度には素速いスピードで移動できる。夜行性の捕食者であり、弱い視力の代わりに上述の長い第一脚で獲物の位置を確認し、口元の顎(鋏角)と触肢で瞬発に獲物を確保する。

婚姻ダンスをすることもあり、雌はと幼生を腹部に付けて保護する。多くの種類は第一脚で同種と交流し、洞窟で集団生活を送る。

人間との関わり

上記の生態に加えて毒も無く、人間に無害な動物である。
その異様な外貌から、日本においてはヒヨケムシサソリモドキと並んで「世界三大奇虫」と呼ばれ、しばしばペットとして流通する。

海外では一時期、質の悪い飼い主にいじられて狂えるウデムシの映像がネットで拡散され、そのせいでウデムシのイメージが酷く風評被害されてしまうこともある。

関連項目

節足動物 鋏角類 クモ綱 
蜘蛛 サソリモドキ ヒヨケムシ

pixivに投稿された作品 pixivで「ウデムシ」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 207131

コメント