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概要編集

コンパイルハートが制作および販売するRPG。略称は『デスリク2』。

キャッチコピーは「死の絶望さえ、ハックしろ」。


PlayStation 4版が2020年2月13日、Steam版が2020年8月19日、Nintendo Switch版が2021年8月19日に発売。

タイトルから分かる通り、同社作の『Death end re;Quest』の続編にあたる。

シナリオは引き続き祁答院慎、キャラクターデザインはナナメダケイが担当した。


ただしストーリーの繋がりは薄く、最悪本作からプレイしてもさほど支障はない。

作風もVRゲームをメインとしていた前作と大きく異なり、西洋の田舎で起こる怪事件を主軸としたサスペンスホラー要素の強い内容になっている。


ストーリー編集

ある少女「東山まい」が、父から育児放棄や激しい虐待を受け続けた末に殺されかけ、必死の反撃によって返り討ちにするという凄惨な幕開けから物語は始まる。


その後施設に保護され正当防衛が認められたまいは、妹さなえが預けられたという呪われた街「リズ・ショアラ」の女子寮「ワーズ・ワース」に来訪し入寮する。

しかしそこに妹の姿は無く、更に寮では少女たちが次々と失踪する怪事件が発生していた。


街でも夜な夜なおぞましく残虐な怪物たちが徘徊していた事を知ったまいは、水梨新なる男が残したPCとハッキング能力で、この街の謎を解くべく探索を始めた。


登場人物編集

主要キャラ編集

本作の主人公。行方不明の妹を求め、リズ・ショアラへやってきた少女。

その生涯から荒みきった冷たい振る舞いを崩さないが、根は優しい。


寮母の娘であるまいのルームメイト。

明るく人懐っこい性格で、寮内のムードメーカー的存在。


物語の途中で入寮する悪魔祓い師を志した少女。

礼儀正しく大人びた雰囲気で、退魔に関して並々ならぬ信念を持つ。


ワーズワース寮生編集

まい達と共にワーズワースで暮らす少女たち。

同時に今回の事件にも巻き込まれる。


  • ヴィーナ・マイルス

いじめっ子三人組のリーダー

新入りに対して「歓迎」代わりにいじめの標的にする…が、ロットには手も足も出ないらしく、彼女に注意されれば即座に手を引く。


  • モリー・ペイガン

いじめっ子三人組の一人。いわゆるヴィーナの腰巾着


  • ピック・ホリー

いじめっ子三人組の一人

過去にヴィーナに助けられた事もあって付いてきている様である。ただ、いじめに関しては乗り気ではないらしい。


内気なメガネっ子。

いらない子扱いされるのが怖く、唯一必要としてくれるヴィクトリエに溺愛している…も、その想いは伝わってない。


誰にも構わず無意識で抱き付いてくるゆるふわな少女。

だがその包容力が、皮肉にもチツバの依存心を加速させている。


  • アビゲイル・ウィリアムス

寮生長…いわゆる生徒会長に当たるおっとり少女。

注意すべき所は厳しく注意し、その点を反省したら優しく赦す、ある意味小さな先生でもある。


  • サラ・パトナム

自他共に厳しい、ある意味風紀委員長な少女。

アビゲイルとは方針が違うが仲が良く、共に行動する時がよくある。


金髪ウェーブの高飛車お嬢様。

一家離散してしまったが自分の出自に誇りを持っており、ワーズワースを出たら一族を再建しようと思っている。

ヴィーナを敵視しており、まい達を自身の派閥に迎え入れようとする。


  • マーシー・ルイス

エリザベスと一緒に居るボクっ子。

性格はある意味エリザベスと正反対で温和かつ消極的。


  • クーラ・シェルドン

口数が少ない本読みっ子。

ただし、自身が興味を持った事に対しては強い好奇心を示す。


  • マコト・フランパー

ムゲンソウルズのリュートみたいに「っす」を語尾に付ける(性格もかなり似ている)。

ただ、自分が頼られなくなる事が怖く、一人で抱え込んでしまう事がある。


  • メアリ・ウォルコット

デコ見せの王道ツンデレ。

裁縫が得意らしく、制服の修繕も彼女が行っている様である。


  • チャーリー・パルフェ

強気でさっぱりした少女。

言葉を選ばず話す事が良くあり、まいと話した際も懸念点をストレートに言ってしまった事も。


  • ベティー・パリス

ワーズワース最年長。歓迎会の時は彼女が先頭に立っていた。

苗字がエリザベスと同じ「パリス」だが、おそらくエリザベスのパリス家とベティーのパリス家は無関係だと思われる。


  • ポーラ・ウォレン

いわゆるアホの子で、まいの事をぱいと呼んだ。

入寮前は育児放棄を受けており、無視されるとその時を思い出し大泣きする。


  • マリー・ピー

ワーズワース最年少で萌え袖がトレードマーク。

だが、まいから渡されたお菓子を簡単に受け取らないなど、意外としっかりした一面があったりする。

なお、英語版では「マリー・ピア」に改名させられている(理由は…お察しください)。


  • セーラ・フロイド

リリアナと同時期に入寮した、事あるごとに泣き出してしまう泣き虫少女。


  • アン・サディー

リリアナと同時期に入寮した。

人見知りで、顔合わせの最も隠れてしまった。


その他登場人物編集

エニグマ社のプログラマーである前作主人公。

何故かリズ・ショアラで行方不明になっており、彼が持ち歩いていたPCはまいの手に渡る。


前作のメインヒロインであるエニグマ社の女性社員。行方不明になった新の手掛かりを得る為にワーズワースのメイドとして働いている。


前作の登場人物で、現在は全員しいなと親交がある様子である。特定の場面ではだれか一人を協力者として呼ぶ事が出来るが...


  • 養護施設職員

まいをワーズワースへ紹介した女性職員。

いわゆる町人Aの様な役割にもかかわらず何故か立ち絵まで用意されているが?



関連イラスト編集

センシティブな作品


関連タグ編集

コンパイルハート ガラパゴスRPG


Death end re;Quest:前作

Death end re;Quest CODE Z:次回作

神獄塔メアリスケルター:この作品に関しては予約特典でも登場した。詳細は主要キャラの各ページにて


ルーマニア:リズ・ショアラの所在地。

セイラム魔女裁判:ワーズワース寮生の名前は当事件の関係者から取られている。

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