解説
CV:斎藤千和
父親に殺されかけ、鉈でその父親を殺めてしまい行き倒れる。後に養護機関職員に発見され保護、先の件は正当防衛が認められ妹の手がかりを求め「リズ・ショアラ」の女子寮「ワーズワース」への入寮を希望する。
独学でハッキングを習得する程IQが高い。
人物
容姿
上着は赤いコートと黒いフード付きパーカー(恐らく制服ではなく自前の物)。
チェック柄のスカートと黒いスカーフが付いたブラウスでサスペンダーに通す様に十字型の名札をつけている。髪型は茶髪のロングヘアーで渦巻いたアホ毛があり赤いカチューシャを装備。
見ての通り巨乳だが、なんと年齢はロットと一つ違いの14歳。
性格
普段はクールで物静かな性格で人を寄せ付けない言動を取ることが多い。ただし、この性格は上記の過去のトラウマから人と接するのを恐れるが故の自己防衛であり、本来の性格は繊細で心優しい人物。また、人と接する機会に恵まれない環境で育ったことや、ロットやリリアナ、しいなと出会うまで妹以外は心を許せる存在がいなかったこともあって精神面はかなり脆い。特に自暴自棄になると普段の大人びた言動から一変して年不相応の幼稚な言動になることも少なくない(この時は逆に普段子供っぽいロットが大人顔負けのフォローをすることが多い)。
上記の通り、基本シリアス一辺倒の言動をとる彼女だが、一方で人と接するのが不器用なせいで子供を泣かしてしまい落ち込んだり、ロットの世間知らずをいじって楽しんだり、逆にロットから自分の素直になれない性格をいじられて悔しがる(しかもロットに仕返しをすることも考えていた)など、コミカルで人間臭い面を表に出すことも少なくない。本来の優しい性格も併せて考えるとこれがトラウマを取り除いた本来の彼女の姿なのだろう。
ロットとの関係
当初こそ、自分に積極的なロットを疎ましく思っていたが(自分の事情に巻き込ませないためというのもある)、次第に彼女の裏表のない明るさや優しさに触れていくにつれ信頼するようになる。
普段はロットに対する接し方は他者と比べるとかなり辛辣(ロットの自業自得の部分もある)ではあるが、逆に言えば、良い意味で遠慮せずに本音を言える証拠でもある(まいはロット以外の人物には、それこそ友人関係にあるしいなやリリアナにも弱音を言えないほど対人関係に壁を作りがちな部分がある)。実際、作中ではロット以外に自身の弱音を吐くことは滅多にない。また、普段は表に出さないもののロットの自分にはない明るさや芯の強さに対して内心尊敬している部分もある。これはモノローグやとあるキャンプでの会話で覗うことができる。
ちなみに、周囲から見るとまいとロットのやり取りは非常に仲が良いように見えるらしく、リリアナとのキャンプの会話では既に噂がたつほどにまでなっているようだ。実際、プレイヤーからして見ても二人の掛け合いは仲が良い夫婦漫才以外の何物でもなかったりする。
戦闘面
家から持ち出していた鉈を武器として使用する。主に正面範囲と物理攻撃が多く、ノックバグが狙いやすい。属性は星。
グリッジスキルは自身に無敵を付与する為、盾役として重宝する。
バグゥモチーフはカタツムリ。グリッジスキルでかなり伸びる。
ハッカーとしての才
監禁生活を強いられていた彼女だが、ある日父親から気紛れに渡されたスマートフォンが切っ掛けで外の情報を集めるようになる。
その過程でハッキング能力やプログラミングを独学で身に付けていき、驚くことに『エニグマ社』のセキュリティを単独で突破してしまう。
その際に閲覧したファンタジーなゲームデータの数々は辛い生活を癒してくれたらしい。
ロットとの対比
見ればわかると思うが、相方のロットとはあらゆる面で対照的である。具体的には、
- イメージカラー
まいは赤で、ロットは緑(ちなみに、グリッジスタイルだとカラーがお互い逆になる点でも対照的である)。
- 性格
まいは良く言えば冷静沈着、悪く言えば根暗。ロットは良く言えば明朗快活、悪く言えば能天気。
- 精神面
まいは普段は大人びているが追いつめられると自分を見失いがちになるなど、精神面が脆い。ロットは普段は子供っぽいが、追いつめられても自分を見失わず明るく振舞うことができるなど、精神面がタフ。
- 機械の扱い
まいはPCをはじめとして機械の扱いに長けている。ロットは田舎町に住んでいた影響もあって機械にはかなり疎い(さすがに、テレビとレコードは知っていたが)。
- コミュニケーション能力
まいは警戒心が強い上に口下手なところがありコミュ力が低い。ロットは人当たりがいい上に孤児院の子供たちの面倒を見てきた経験もあってコミュ力が高い。
- 家庭環境
まいは妹以外の家族関係が劣悪。ロットは母親と義家族の子供たちとの関係が良好。さらに言ってしまえばまいには姉妹がいるが、ロットは一人っ子である。
- 未知の世界に対しての興味
まいは自分の知らない世界(田舎町の風習等)に対して(自分に関係がない限り)良くも悪くも無関心。ロットは自分の知らない世界(PCやゲームなどのインターネットや機械関連)に対して良くも悪くも興味津々。
- 所持している武器
まいは近接用の鉈を武器にしている。ロットは遠距離用の拳銃を武器にしている。
等が挙げられる。
続編では
しいなや新のいる『アイリス社』でプログラマーとして働いており、失踪した彼に次ぐエースとして活動中。仕事仲間や善き友人にも恵まれ、妹とも友好な関係を築けているようだが、父親との関係は当然ながら上手くいっていない模様。
上記の理由から前作に比べると、性格、言動ともに幾分か丸くなっている。また、前作では目上の人物に対しても呼び捨てかつため口で接していたが、今作では(父と赤木は除く)きちんと礼儀正しく接することができるようになっている。その一方で、自身が気に食わない相手(相手側に問題があるとはいえ)に対しては皮肉を浴びせたり、向こうが喧嘩を売ればすぐに買って出たりする等、喧嘩っ早い一面がある(暴力ではなく口喧嘩といった意味で)。特に、赤城との喧嘩は時に仕事を巻き込むこともあるほどで、そのせいで澄香の怒りを(赤木共々)買ってしまうシーンが存在する。
ロットに対してもかなり素直になっており、行方不明になった時は「妹の次に大切」「早く見つかってほしい」と言い切ったり、再開した時は「どれだけ心配したと思って・・」と人目をはばからず泣いて喜んだり、ロットの寝顔(まい曰く「ぶちゃいく」)を見てイタズラしたり、ロットが不安に駆られたときは進んで手を繋いであげたり、さや香にロットとの関係を怪しまれたときは、否定するところは前作と同じなものの、素っ気ない対応をしていた前作と違って明らかに動揺したり、照れたりする等、かなり微笑ましい関係になっている。
余談
クリア後の特典であるスペシャルコラボで、青鬼に追われたりもする。
ロットの公式ツイッターによると意外なことに注射が苦手なようだ(これをロットに暴露されたまいの心境は如何に・・・)。
関連タグ
Death end re;Quest 2 コンパイルハート 女主人公 茶髪 茶髪巨乳 カタツムリ 鉈 ナタ アホ毛 ※中学生です ツンデレ