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解説編集

CV:大原さやか

霧の町「リズ・ショアラ」にある女子寮「ワーズワース」を取り仕切る寮母。

数人のメイドを従えており、女子寮だけでなく教会の司祭や街の理事も兼任しているため、街の中心人物ともいえる存在。


人物編集

身寄りのない子どもたちを預かる者としての慈愛に満ちた優しい女性で、時に厳しく指導するなど寮生たちの母親代わりでもある。

実は本作のヒロインであるロットことロッテン・ドールハートとは血の繋がった親子であり、立場上他の寮生と同様に接しているが親子仲は至って良好。基本的に真面目な人物だが、とあるキャラクターイベントではロットを一流のアイドルにするべく熱血ダンスレッスンを行うなど天然かつズレたところも(このことからロットのおバカな一面はおそらく彼女譲りなのだと思われる)。


容姿編集

実年齢よりも若く見られる美貌の持ち主で、一児の母とは思えないほどのプロモーションを維持した儚げで薄幸な雰囲気を併せ持つ美人。公式サイトの紹介曰く、そこを褒められるとデレるらしい。


関連人物編集

ロッテン・ドールハート


関連タグ編集

Death_end_re;Quest2 コンパイルハート






この先ネタバレ注意


実はこれまでの怪奇事件と同じく物語開始時点で既にシャドウ・マターの侵食を受けており、寮生や外部からの招かれざる者を狂気のままに殺害していた。当然ながらメイド長含めたメイドたちも殆どがグルであり、会話の流れからマルバスなる悪魔に捧げるための生贄を集めていた模様。


そして物語終盤、リズ・ショアラで行われるカーニバルの日にまい、ロット、リリアナを除いた寮生たちを全て殺害すると遂に巨大な異形型のシャドウ・マターへと変貌してしまう。逃げた彼女たちを追跡して町に現れるや否や、その場にいた者たちすらも襲撃。結果としてミドラはまいたち三人に撃破され、そのまま命を落とすが、神を信仰していた彼女が何故悪魔を崇拝し生贄を欲していたのかは謎のままに終わってしまった。












「神様……どうして……!何の罪もないこの子にこのような仕打ちを……!」


実は三十年前のリズ・ショアラで暮らしていた人間。本来の彼女は序盤に見せていた通りの、厳しくも優しい誰にでも慕われる女性だった。

しかし、外に出ていたロットが一緒に遊んでいた寮生を庇ったことで交通事故に巻き込まれて重傷を負ってしまう。寮母と寮生という立場を通していたが、たった一人の愛娘が死んでしまうという事実にこの時ばかりは神を怨み悲嘆していた。

その時、ロットの症状を診ていた医者が意味深な言葉を耳打ちし、藁にも縋る想いで彼女は今回の惨劇を引き起こすことになる黒幕と接触を果たし、その日の夜に寮生の一人を生贄に捧げてしまう。ロットが助けた寮生を狙ったのは単なる偶然か、それとも親としてのやり場のない怒りから来るものだったのか、兎にも角にも寮生の命を犠牲にしたことでロットは息を吹き返し、罪悪感を抱きながらも娘が助かったことに喜んだ。


だが、黒幕側は生き永らえたロットの命に限りがあることを告げると更に生贄を捧げるように強要。流石の彼女も抗議したが、背に腹は代えられず深夜に寮生たちの命を奪い続ける日々を送る羽目になる。悪魔の贄を集める自分、寮母として振る舞う自分、何も知らずに自分を慕ってくれるロットの笑顔にミドラの精神は遂に発狂。そして、カーニバルの日に寮にいた全員を殺害すると自分の所業を罰するかのように銃口を咥え、自ら命を落としてしまった。


このようにミドラは本編開始時点で既に故人であり、現在の彼女は黒幕がマルバスの生贄を集めるのに魂を再構成された存在……分かりやすく言ってしまえば、魂を素材に作り出したNPCのようなもので黒幕から与えられたコマンドに沿って動かされていた被害者の一人でもある。

トゥルーエンドは自らの行いを悔いた本来の彼女が登場する。この時、真相を知ったうえでけじめをつけるため死ぬことを受け入れようとしたロットを止めて、優しく抱きしめながら「あなたを愛している。幸せに生きなさい。」と告げ消えて行った。その時の彼女の姿はまごうことなき愛情深い母親のそれであった


関連タグ(ネタバレ)編集

悲しき悪役 ダークヒロイン

煮ても焼いても食えない…事件を起こしたのは上記の通り、娘を助けるためだったのだが、後に助かった娘は黒幕たちの野望に巻き込まれた上に、真相を知って罪の意識に苛まれることになり却って娘を苦しめることになった。まさしくこの言葉が当てはまる。

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Death_end_re;Quest2 ですえんどりくえすとつー

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