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CV:橋本ちなみ

概要編集

エントマ(バグ)に犯されたVRゲーム『ワールズ・オデッセイ』の森に住むハーフエルフの少女型NPC

しかしNPCとしては持ち得ないはずの感情と意識を持つ。

自我を持つ椅子「キマタ」に乗って浮いているが、鎖で繋がれているため自由には歩けない。笑ったような顔を持つ蝿を模したバグゥ・フライを使役している。


エルフは賢明なイメージがあるものの、彼女は何処か抜けている不思議な女の子。

言動も何処か辿々しく、少々子どもっぽいところがある。


混血ということもあってか、故郷の森では迫害と苛めを受けているらしく、しいなたちと出会うまでは信じられるのがキマタと友人エルフのミータしかいなかった模様。

しかし、しいなは「そんな暗い設定は付け足していないはず」と内心首を傾げていた。


関連タグ編集

ハーフエルフ Death_end_re;Quest ワールズ・オデッセイ


※以下、ネタバレ注意


































『いじめっ子が死んだ~♪喜びたいけど喜べなーい、後ろめたいけど嬉しいな~♪』


正体

実はNPCではなく、秘密結社アファシスに拉致・監禁された「スヴェトラーナ・天羽」と言う(デスリク世界で言う)現実世界の少女。

彼女自身も日本とロシアのハーフと言う生い立ちであり、幼少期はその点で周囲から迫害を受けており、そのせいで彼女は「喜び」と言う感情を失ってしまった。

その後は日本に来日し、それなりに落ち着いた生活を送っていたがアファシスに拉致され、ルシルの設定データを組み込まれた上でワールズ・オデッセイ内に監禁。その後は発現させたバグゥ・フライに感情を食われ続けていた。


終盤、エルフの森を襲撃し親友の命を奪ったルーデンスのリプカと対峙するも、その際に苛めていたエルフが苦しんだことに喜んでいたことを暴露され、現実世界の記憶がフラッシュバックしてしまったことで暴走した彼女がグリッジ化して襲い掛かってくる。

シイナ達の手によって正気に戻ると同時に奪われていた「喜び」の感情も取り戻す(尚、この戦闘で敗北するとトラウマ必須のデスエンドを迎えるため注意)。

ちなみにキマタはワールズ・オデッセイにおけるルシルの父親であり、バグの影響で椅子と同化してしまった模様。


その後、「ワールズ・オデッセイのクリア」と同時にエニグマ社のヴェルナー社長と主人公の水梨新の手により現実世界での彼女が解放される。


続編では編集

Death_end_re;Quest2でも中盤以降でアバターという形で他の旧作キャラと共にパーティに加入する他、特定ルートによっては中の人である「スヴェトラーナ」本人が登場。

キャラクターイベントによると、キマタは喋れることが判明。木製の椅子なのでトイレの役割も兼ねていたらしく「いつも通り遠慮なくこい」と立ち上がれない娘のために身体を張るという、勇ましい立派な父親としての姿を見せた。

しかし、本編終盤にて……。


さらに3作目にも登場しており、衣装デザイナーとして有名人になっている様子である。

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