もしかして→炎のゴブレット
概要
『ハリー・ポッター』シリーズ第4章。ハリー14-15歳の物語。
全体的に祭典がテーマとなっており、夏季休暇中のクィディッチワールドカップ、授業再開後の三大魔法学校対抗試合という二大イベントが一年の中心となり、外国の魔法学校の存在も明かされ世界観がぐっと広がるのが特徴。
唯一クィディッチの寮対抗戦がないが、(映画版では)ハリーとドラゴン(ハンガリー・ホーンテイル)のドッグファイトが描かれた。
外部の学校や魔法省の関係者がホグワーツに来訪、本作からヴォルデモート支持者を指す死喰い人の語が使われ始め、誰が敵なのか味方なのか分からない状況において、ハリーは厳しい試練を乗り越えていくこととなる。
今回から初めて恋愛要素が出てくるなど、思春期がやや意識されている。
また、後半戦の開始ともいえる章であり、一気に物語のページ数が増える。(第1章の倍以上)
終盤は第1章の原点回帰にして、最悪の祝祭たるあの人の復活が遂げられ、ハリーと彼の一騎打ちとなる。
そしてとうとうシリーズ最初の死者(準レギュラーキャラでそれも未成年)が出てしまった。
今章のダドリー
めちゃくちゃデブっている。もはや子鯨と例えられている。とうとうスメルティングズ校の養護の先生に太り過ぎの烙印を押され、ダーズリー一家(と巻き添えでハリー)全員でダドリーのダイエットに突き合わされる羽目になる。
ハリーもダドリーのダイエットに付き合わされたため、命の危険を感じ友たちに支援を求めた。ロンたちからの支援物資が無ければハリーは危うく飢え死にしていたかもしれない。(ペチュニアはダドリーのやる気を保つ一番良い方法は少なくともハリーよりもダドリーのほうが沢山食べられるようにする事だと思っていたため)
そしてダイエット中のダドリーはフレッド&ジョージが落とした(わざと)お菓子を拾い食いした結果、ベロがめちゃくちゃに伸びた。