もしかして→不死鳥の騎士団
概要
『ハリー・ポッター』シリーズ第5章。ハリー15-16歳の物語。
ヴォルデモート復活により死喰い人VS 不死鳥の騎士団の戦争が開始。そして魔法省がホグワーツ支配のために暗躍……という暗い展開の章。
4章で広がった世界観はそのまま、非日常から回帰した3章までの従来のホグワーツ生活が描かれる。
但し魔法省から派遣された新任のDADA教授、ドローレス・アンブリッジが欠陥だらけの難物で、ハリーと仲間達はこれに対抗して独自のDADA学習活動を始める。
ただし今までの上級生は卒業、代わりにハリーたちが上級生としてホグワーツの中心となっている。ダンブルドア軍団を組織してアンブリッジに対抗したり、久々にクィディッチなどでマルフォイと対決したりと学園ものの趣きは強い。
ヴォルデモートの影響で色々とストレスMAXになったハリーは今回かなり情緒不安定。しょっちゅうキレている。元々怒りっぽいところはあるのだが……。
ルーナ、ジニー、ネビルがトリオに次ぐメンバーとして台頭するのもこの章。
この巻でも死者が出るが、それはハリーにとっては耐え難い別れであり、更にハリーを待ち受けていたのは過酷な予言の真実だった。
原語サブタイトルは『Order of the Phoenix』である。
なお、“Order”には複数意味があるものの、本作でのOrderは「騎士団」を指し、『不死鳥の騎士団』とはハリーの両親もメンバーだったヴォルデモートへの対抗組織を言う。
本章のダドリー
前章のダイエットは無事成功したのか筋トレの結果ガチムチになりボクシングのチャンピオンに。しかも裏の顔は悪ガキという化け物に成長。しかし吸魂鬼に攻撃され大変なことに。