ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
センシティブな作品

注意

同名の人物

ハリー・ポッターシリーズ』に登場するキャラクターだが、同盟の人物が二名存在する。

タグと表記揺れ

結婚前(姓が変わる前)の姿の作品はリリー・エバンズ表記でタグ付けされることが多い。また「リリー・ポッター」よりも「リリー・エバンズ」のタグの方が多い。

そのため「ハリポタ リリー」で検索する方が投稿数が多い。(リリー・ルーナ・ポッターの作品もヒットしてしまうが)

概要

ウィザーディング・ワールド(魔法ワールド)』の人物。両親とも非魔法族(マグル)の家系であるエバンズ家の娘で、所謂マグル生まれの魔女。主人公ハリー・ポッターの母親にしてジェームズ・ポッターの妻。

ハリー・ポッターシリーズ』の本編開始前には既に故人。

アルバス・ダンブルドア率いる不死鳥の騎士団の中心メンバーとして、闇の帝王ヴォルデモートと何度も直接対決した人物。

しかし1981年のハロウィンに、夫のジェームズ共々ゴドリックの谷にてヴォルデモートの手にかかり殺されてしまう。享年21歳。実はこの時ヴォルデモートはリリーは見逃そうと考えていたらしく、再三『どけ』と言ったものの、リリーはその言葉を退け、命を呈してハリーの盾となり彼を守ったことで「愛の護り」と呼ばれる古代の守護魔法を息子に遺した。

後にハリーを引き取るペチュニア・ダーズリーは実姉。グリフィンドール所属。明朗活発な人柄と強い正義感の持ち主で、誰にも分け隔てなく愛情を持って接したため、皆に好かれていた。

プロフィール

NameLilly Evans→Lilly Potter
  • リリー・エバンズ→リリー・ポッター
誕生1960年 1月30日
死亡1981年 10月31日 (享年21歳)
血統マグル生まれ
家族
所属不死鳥の騎士団
出身ホグワーツ魔法魔術学校 🔴グリフィンドール
在学中の地位など
守護霊🦌牝鹿
技能
映画版演者
映画版吹替

容姿

ボリュームのある深い赤毛に、アーモンドのような大きな緑の瞳(息子ハリーにそっくり)を持つ美女。

また作者によれば「ジニー・ウィーズリーのように人気のある女の子だった」なので、かなりモテていたようである。

来歴

生い立ち

1960年1月30日生まれ

マグルの家庭に育つ。理解のある親だったようで、リリーに魔力があると聞いて両親は喜んだ。

姉のペチュニアとは幼い頃は仲が良かったが、魔女になれたリリーに対して、魔力のなかったペチュニアはホグワーツへ入学できず、次第に疎遠になっていった。

実はセブルス・スネイプとは幼馴染で、彼から魔法界について様々なことを学んだ。

だが、スネイプとペチュニアが互いに蔑視し嫌い合ったことが、姉妹間の関係を悪化させる一因となった。

学生時代

ホグワーツ魔法魔術学校在籍時はグリフィンドール所属。

スネイプと共に乗った入学前のホグワーツ特急で、後の夫ジェームズ・ポッター(とその親友シリウス)に出会う。

しかしジェームズがこの際、初対面のスネイプの言葉をいきなり否定して来た事、入学後過激な「悪戯」を行った事、リリーへの見せびらかし癖等から、在学途中まで彼を激しく嫌悪していた。

だが7年生時にジェームズが態度を改め、落ち着きを見せ始めた事から交際を始める。二人ともホグワーツ首席に選ばれた。

同時期にジェームズの友達(シリウスやピーター等)とも、あだ名で呼ぶ程に親密になっていった。

その一方でスネイプとの交流は、彼が闇の魔術に傾倒し、自分の言葉に耳を貸さず、自分の学友を傷付けた死喰い人志望者とつるむようになるにつれ、心の距離が徐々に開いていった。

そして5年生のある日、スネイプがジェームズとシリウスの彼に対する「悪戯」を止めようとしたリリーを、勢いで「穢れた血」と蔑称で呼んだ事がきっかけで完全に愛想を尽かす。彼の謝罪も受け入れず、交友関係は完全に断絶した。

卒業後

卒業後にジェームズと結婚。20歳の時にハリーを出産。

不死鳥の騎士団」の一員として活動し、三度ヴォルデモートの手から逃れた。

ヴォルデモートにハリーの命が狙われていることが判明して以降、ゴドリックの谷の自宅で軟禁状態に近い生活を強いられる事となってしまったが、彼女自身はそれを苦とせず、むしろ軟禁生活に焦る夫のジェームズを案じていたようだ。

1981年10月31日、ピーターの裏切りによりヴォルデモートがポッター家を襲撃。

リリーとハリーを逃し、ヴォルデモートを食い止めようとしたジェームズの死を悟った彼女は、ヴォルデモートの前に立ちはだかり、息子の助命を懇願し、「死の呪い」を受け死亡した。

なお、この時スネイプが予めヴォルデモートにリリーの助命嘆願をしていたため、当初はヴォルデモートはリリーを殺すつもりはなかった。ちなみにスネイプはダンブルドアにもリリーの助命を嘆願しているが、それは「幼いハリーを帝王に捧げる」というもの。

リリーは落命したものの、「自分が助かる選択肢があるにもかかわらず、自らの命を掛けて愛する者の盾となった」という条件による古代からの魔法が発動。「ハリーはリリーの血縁者であるペチュニアの家ではヴォルデモートに脅かされない」そして「ヴォルデモートはリリーの血が脈打つハリーの無垢な肉体に触れることが出来ない(触れると焼け死ぬ)」という血の護りが生まれた。

4巻にてハリーがヴォルデモートと一対一で決闘した際、逆転呪文によりヴォルデモートの杖から殺人の痕跡、霊体となってハリーを支援した。

7巻ではヴォルデモートと最後の闘いに向かうハリーの前に蘇りの石によって姿を現す。

死を覚悟し「僕の傍にいて」と言う息子に対し、"always"と答えた。

人物

聡明で正義感があり、教授や生徒など周囲からの人気は高かった。映画版ではルーピンは「偏見を持たない女性だった」と述べている。

エバンズ姉妹の邦訳問題

エバンズ姉妹、リリーとペチュニアがどちらか姉で妹か分からない、あるいは勘違いしているファンも日本には多いのではないだろうか。

それは邦訳者松岡佑子氏に原因がある

英語では姉と妹を分けて考える概念が薄く、どちらも”sister"となる。それを邦訳者が勝手に姉妹の上下を解釈し、更にその後原作者の発言を受けて修正したり、あるいはしなかったりとよく分からない対応を繰り返した。

1巻:静山社は独断でリリー妹、ペチュニア姉とする

3巻:何の断りもなくリリーを姉に変更

4巻:ふくろう通信で「ペチュニアは意地悪なので姉にしたが作者が妹だと言ったので変えた」と言い訳

5巻:以下、5巻の記述も携帯版もすべてリリー姉に変更

7巻(原書):リリー妹(younger)、ペチュニア姉(elder)だったことが判明

7巻(中韓):中国語版ではずっとリリー妹であることが判明、韓国語版でもずっとリリー妹であることが判明

7巻(日本):リリーが妹であることを表わす記述を省くという荒技で処理

 ※しかしペチュニアが仕切っているのでどちらが年上かは明らか

電子版・文庫版以降:再びリリー妹、ペチュニア姉に戻る

確認だが、公式ではずっと変わらず

「ペチュニアが姉、リリーが妹」である。

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る
  • この花を貴方へ

    リリーとジェームズの結婚前夜のスネイプ先生です。 永遠に。
  • 最後の一粒が落ちるまでは

    最後の一粒が落ちるまでは

    新シリーズは平和な世界線のスネハリです。 両面鏡越しに心を通わせたり喧嘩したりしながらも惹かれあっていく二人のお話。 原作っぽいことは何も起きませんので悪しからず。捏造万歳。妄想全開。 ヴォルデモートがヴォルデモートとして存在しない世界なので全員生きてるしマローダーズとの関係も激しい確執はありません。 そしてハリーとくっつくのはだいぶ先です(何しろまだ子供なので……スネイプをロリコンにしたくない……) 出演者が何人もいるので誰が喋ってるか分かりにくかったらすみません。なるべく頑張ります。 次回はハリーがホグワーツに入学する辺りからになると思います。更新が遅いかもしれませんが気長にお待ち頂けると嬉しいです。 よろしくお願いします!
  • Le Petit Prince

    ジェームズ、リリー、そしてまだ名無しの王子様のお話。 個人サイト時代に書いたSSです。ハリーの誕生日に寄せて再掲。 Happy Birthday Harry!
  • 拝啓、英雄様に仕える一人の騎士から…

    熱ジャンルは熱いうちに書け!! それが私のポリシーです。 ハッピーバースデー!!ジェームズ!! 私がひっそり連載しております… https://www.pixiv.net/novel/series/11612112 世界線のジェームズ誕生日のお話。 微リマ夢あります。 ※解釈違い(口調の迷子) ※誤字脱字 ※原作改変気味?? ※ 所々の知識は浅いので、何でもあり世界線でお願いします。 御不便かけるかと思いますが、心を広くして読んでいただけると嬉しいです。
  • レモンドリズルケーキ

    騎士団時代、ご両親を亡くした後のジェームズとリリーのお話です。 恋人から家族になる瞬間って、案外こういうものかも知れません。 フランク・ロングボトムさんとムーディ先生とポッター家の猫ちゃんも少し登場します。 フランクとジェームズ、先輩後輩として仲がよかったらうれしいなと思いつつ。 全体的に捏造たっぷりです。 実はハリポタに再燃して初めてのハロウィンだったので、何かポッター家のお話をと思って書いていたのですがめちゃくちゃ難航しまして…… 近いうちにそちらも書き上げられたらな〜と思います。
  • 光溢れる世界

    ジェームズ・ポッターと大いなる富豪

    n番煎じですが、もしヴォルデモートがいなかったら?を妄想したハリポタパラレル。最近、pixivで素晴らしい二次創作の数々を読んだらまた妄想が膨らんでしまいました。 誰も死んでおらず、皆仲良し(なぜかブラック家も仲良し)です。一部キャラ崩壊気味です。
  • セブルス・スネイプの二週目の人生

    平成が終る前に勿体無い精神で御蔵出し。弁明させていただくと、この話はバッドエンドですが、私は初めて賢者の石を読んだときからずっとスネイプ先生が好きです。本当に。
    19,083文字pixiv小説作品
  • ハリポタ・短編

    親世代の。【修正】

    あの時、彼らは何を思っていたのか。 n番煎じの文章です。 親世代好きすぎてどうしよう。文章力の無さは流していただけると幸いです。 追記:シリウス抜けてました...ごめんなさいm(_ _)m
  • 再会、そして

    解決

    また投稿が遅れてしまい大変申し訳ありませんでした!! なかなか筆が進まず、気がつけばこんな時期になってしまいました。 今回は一応完結回です。もう一話後日談がありますので、それもお読みいただけると幸いです。 次の投稿がいつになるか作者もわかっていませんが、気長にお待ちくださったら嬉しいです。
  • 光溢れる世界

    セブルス・スネイプとポッター家のクリスマス

    ヴォルデモートがいない場合のハリポタパラレル。今回はシリウス&ジェームズとセブルスの仲直り編。ピーターは引き続き裏切って(?)います。ほぼ登場しませんが、オリオンさんのキャラが崩壊しています。
  • ifストーリー

    奇跡は起こるよ何度でも③

    ifストーリー第3弾。 ジェームズとリリーが、結婚した理由が明らかに。 そして敵の襲撃。 セブルスはとっても強い魔法使いです。 だけど、もうダメかと思ったその時、遅れてヒーローが現れます。 それは誰なのか?
  • ガーネットの瞳

    仲良しのフォロワーさんのお誕生日にハリーとリリーのお話のリクエストを頂き、書き上げたSSです。にも関わらず、ジェームズがいっぱい出てきてしまった(笑) リリーとハリーの瞳はデマントイド・ガーネットをイメージしております。
  • ハロウィンに散った、君たちへ告ぐ

    ハロウィンに散った、君たちへ告ぐ 〜ポッター夫妻へ〜

     ハロウィンに逝った人たち(ジェームズ&リリー・ポッター/ハリポタと、場地圭介/東京卍リベンジャーズ)へ、様々な想いを抱きながら墓参りする人たちの話を書きました。  本当は10月31日にあげたかったけれども、東リベのほうが最終回、どうなるか分からないので書けた本日アップします。  第一弾はジェームズとリリーのポッター夫妻へ。
  • 最愛の子

    マトカリア~Always~

    マトカリアの花言葉は「集う喜び」「深い愛情」「楽しむ心」です。 スネイプ先生が愛を知る物語を紡いでいきたいと思います。
  • 生き残ってしまった彼女は...

    もし、スネイプの願いが聞き届けられてリリーが助かったらというifストーリー 結末は2ページ目がノーマルエンド、3ページ目はバッドエンドです。
  • 最高のストーリーを。

    こちらの界隈では初めまして!! あらゆる所を点々としているやたやたです。 今回はめっちゃ久しぶりに書く気力が湧いたので今ハマってるハリーポッターで衝動書きしました。(2時間クオリティ) 題材はとあるお方の曲(わかる人にはわかったかな)でめっちゃポッター夫妻にピッタリやんと思って書きました。(ジェームズ視点) いつも通り拙い文章ではありますが、最後まで見てくださった方、ありがとうございました!!! これから見る方も楽しんでいただけると嬉しいです! ちなみに余談ですが、私の推しはシリウスとルーピン先生とハリーです。 見事に推しを亡くしてますね。どうして。 というかみんな死んでいくのどうして。(白目) 幸せになってくれほんまに。(切実な願い) それと、私は映画中心で小説は今必死に読んでる勢なのでもしかしたら所々おかしい点があるかもしれません。そこはご了承ください。 ※誤字脱字や何か問題があった際にはコメントでお願いします。 --------キリトリ線-------- ──命ある限り、撮影を続けよう──
  • 送る花言葉

    ファンタスティックビースト見てきてハリーポッター熱が再燃しましたので勢いで作りました! 花言葉って西洋と日本では違う部分もあるようなのですがむりやり詰め込みました! 勢いで作ったので修正等が入るかもしれませんがご容赦を!
    10,472文字pixiv小説作品
  • 【ハリポタ】愛の賛歌

    去年?金〇ロードショーで、ハリポタ祭りを観まして、スネイプ先生の格好良さに爆発し、わあぁあぁああぁっとなって、書いてたものを1年間寝かせ(放置)ていたのを、発見しましたwww。 原作を読んでおらず、かつロードショー程度の知識しかございません。 しかも、スネイプ贔屓です。 スネイプの走馬灯の部分で、独白のような内容になっています。 原作大事!せめてノンカット!な方には向かないです、すみません…
  • 愛しているから

    以前ハリーの誕生日にTwitterで上げたジェリリを加筆修正したものです。 ⚠️公式通りと言えばそれまでですが、ポッター夫妻死後の話になりますのでご注意ください。 * 家族が心から大事が故にかっこつけたがりなジェームズと、守られるだけのか弱い存在じゃないかっこいいリリーという幻覚を見た結果こんな話になりました。 きっと2人はハリーのことをずっと近くで見守っているし、何十年か後にはしわくちゃになったハリーの頭を撫でて2人で抱きしめてくれると信じています。

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

リリー・ポッター
43
編集履歴
リリー・ポッター
43
編集履歴