概要
『ウィザーディング・ワールド(魔法ワールド)』の人物。魔女。
『ハリー・ポッターシリーズ』に登場する。
ハリー・ポッターの親友ロン・ウィーズリーの妹。ハリーと後に恋人同士になる。
プロフィール
Name | Ginevra Molly Weasley → Ginevra Molly Potter
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誕生 | 1981年 8月11日 |
血統 | 純血(聖28一族) |
家族 |
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学校 | ホグワーツ魔法魔術学校 🔴グリフィンドール寮 |
在学中の地位など | |
杖 |
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守護霊の形態 | 🐴馬 |
映画版演者 | ボニー・ライト |
映画版吹替 | |
舞台版演者 | ポピー・ミラー |
舞台日本版演者 | |
ゲームEA版CV | 石田未来 |
人物
本名はジネブラ(アーサー王伝説のグィネヴィアに由来する可能性が高い)。
ロン・ウィーズリーの妹で、ハリー・ポッターとは一学年下であり、レイブンクローのルーナ・ラブグッドとは同学年。得意技は、コウモリ型の巨大な鼻糞を飛ばす呪い。
多産なのにずっと男続きだった純血聖28一族ウィーズリー家の家系に生まれた久しぶりの長女。
子ども扱いする兄たちに反発するなど気が強く、ルーナを虐める生徒にしばしば注意するなど正義感が非常に強い。その一方、フレッド&ジョージと共にふざける陽気で悪戯好きなところもある。
兄弟の中では特に長髪のビル・ウィーズリーになついており、ロックバンド「妖女シスターズ」のファンで不死鳥の騎士団のメンバーであるニンファドーラ・トンクスとも仲が良い。
作者曰く、七人目の子供なのは「ジニーが才能ある魔女だから」だそう。参考)
兄と親友になったことで身近に接するようになった憧れのハリー・ポッターを目前にして赤面し、無口になる事が多かった。
そのためハーマイオニー・グレンジャーの「色々な男で恋を楽しんで経験値を上げた方が良い」という合理的かつ現実的なアドバイスを実行してマイケル・コーナー、ディーン・トーマスとボーイフレンドを乗り換えながら克服。それでも本命を譲らないところは強かで情熱的な人物といえる。
クィディッチのシーカーやチェイサーを務めている。運動神経が良く、シーカーも得意だが、得点する方が好きなのでチェイサーがメイン。
容姿
外見はウィーズリー家特有の赤毛。
性格が明るくなった(素の性格を出せるようになった)ことで14歳~15歳頃から垢抜けた美人に成長した。(そのおかげでハリーにも「親友の妹」ではなく「女性」として見てもらえるようになった。)
ハーマイオニー・グレンジャーが原作では特にそこまで美人設定ではない(出っ歯を治した後は、髪を整えれば美人)のに対して、スリザリンのブレーズ・ザビニにも一応認められるほど男子からモテるようになる。またネビル・ロングボトムと三大魔法学校対抗試合のユールボール(クリスマス・ダンスパーティ)に行った。
来歴
2巻の「秘密の部屋事件」ではトム・リドルの毒牙にかかる。
5巻の「魔法省の戦い」をハリー達と共に戦い抜く。
6巻以降ではハリーのアプローチを待っていましたとばかりに受け入れ、無事恋人同士に。
7巻で分霊箱捜索の旅では距離を置くが、再会後の「ホグワーツの戦い」で共に戦う。
19年後
ハリーと結婚して息子二人と娘一人をもうけた。
クィディッチの実力を生かしホリヘッド・ハーピーズでクィディッチのプロとしてプレイした。後に引退し日刊予言者新聞のスポーツ欄の記者となった。なお、ハーピーズのキャプテンはホラス・スラグホーンのお気に入りでスラグ・クラブのメンバーのグウェノグ・ジョーンズ。ジニーはスラグホーンからグウェノグに繋いでもらって、プロ入りが出来た可能性が高い。
余談・裏話
ジニーの杖の木材であるイチイはトム・リドル(ヴォルデモート)と同じである。
以下、公式サイトの「ギャリック・オリバンダーのメモ」から引用。
「イチイの杖は珍しい部類に入る。
理想的な持ち主もまた、たぐいまれなる力を持つ者で、悪名高い人物の場合もある。イチイの杖は所有者に生死に関わる力を授けるとされている。むろん、それはどんな種類の杖にもいえるわけだが、イチイの杖は特に決闘や呪いの分野において、恐るべき不穏な評判を博す。
とはいえ、イチイの杖を使う者が闇の魔術に引かれやすいという説は、真実ではない(杖に関する伝承ついて不勉強な者は、よくそう言うものだが)。イチイの杖に最適な魔女や魔法使いは、その強大な力で他者を守ることもあるからだ。
イチイという極めて長寿の樹木から切り出した杖は、しばしば英雄、あるいは悪人に所有されてきた。イチイの杖と共に魔法使いを埋葬すると、通常地中の杖が芽吹いて木となり、死んだ持ち主の墓を守る。
私の経験上、はっきりと言えるのは、イチイの杖は決して平凡な人物や取るに足りない人物を持ち主に選ばないということである」
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