概要
『ウィザーディング・ワールド(魔法ワールド)』の人物。魔法使いの男性。
ロン・ウィーズリーらの兄で、ウィーズリー家のウィーズリー兄弟の長男。
本名は「ウィリアム・アーサー・ウィーズリー」で、「ビル」は愛称。
ハンサムで快活、何事も卒なくこなす。母モリー・ウィーズリーにとって自慢の息子。父アーサー・ウィーズリーにも信頼されているほか、弟や妹にも頼りにされている。
本編開始時点ではホグワーツ魔法魔術学校を卒業済みで、グリンゴッツ魔法銀行の呪い破りとしてエジプトで宝を発掘する仕事をしている。
不死鳥の騎士団にも所属。
プロフィール
Name | William Arthur Weasley
|
---|---|
誕生 | 1970年 11月29日 |
血統 | 純血 聖28一族 |
家族 |
|
出身 | ホグワーツ魔法魔術学校 🔴グリフィンドール寮 |
在学中の地位 | |
職業 | グリンゴッツ魔法銀行 (呪い破りとしてエジプト勤務だったが1995年度以降はイギリスでデスクワーク) |
所属 | 不死鳥の騎士団 |
守護霊 | 不明 |
ボガート | 不明 |
映画版演者 | ドーナル・グリーソン |
映画版吹替 | 佐藤拓也 |
容姿
長身の美男子。赤毛。
ワイルドなファッションが好みであり、髪を伸ばしてポニーテールにし、片耳に大きな牙のピアスをしている。なお母のモリーは短髪の方が似合うと思っており、ビルの髪を隙を見てはカットしようとしている。(長髪派のジニーがそれを阻止している。)
しかし後述するようにフェンリール・グレイバックに顔を噛まれたことでハンサムな顔は崩れてしまった。(映画版では目立つ傷を負うだけで、顔立ち自体は崩れていない。)
来歴
生い立ち〜学生時代
ウィーズリー家に長男として生まれる。
ホグワーツ魔法魔術学校在学中はグリフィンドール寮所属。ホグワーツ監督生とホグワーツ首席をつとめた優秀な生徒だった。
またブラジルの魔法学校のカステロブルーシューの生徒と文通していたが、ビルが金銭的な問題で留学できなくなったため関係は決裂した。
]
卒業後
卒業後はグリンゴッツ魔法銀行に就職。呪い破りとしてエジプトで活動。
三大魔法学校対抗試合の際、フランスの魔法学校であるボーバトンから来ていたフラー・デラクールと知り合う。
フラーは卒業後ビルと同じグリンゴッツに就職し、二人は恋愛関係となる。(当時ビルは不死鳥の騎士団の活動を行うため、呪い破りを辞めてデスクワークの通常の銀行員としてイギリスに戻っていた。)
1996年度、ホグワーツ魔法魔術学校の天文台の塔の戦いにて、人狼フェンリール・グレイバックに襲われ、顔に無残な傷を負う。ハンサムな顔は崩れてしまい、アラスター・ムーディを思わせる人相になった。
しかしフラーは「私の夫が勇敢である証」だとしてビルの顔については意に介さず、変わらぬ愛をビルに注いだ。
(登場人物の容姿に厳しい人が珍しくベタ褒めしたほどのビルのイケメンに傷がついた事に関しては「私が常人の倍美しいから何も問題はない」とも)
これには当初2人の結婚に対して反対していたモリーもフラーの愛が本物であることを認めざるを得ず、これが2人が挙式する最後の一押しとなった。
二人は結婚すると「貝殻の家(Shell Cottage)」に住んだ。不死鳥の騎士団として死喰い人に抵抗し、分霊箱探しの旅から一時的に離脱したロン・ウィーズリーを支援した。また、マルフォイの館の戦いから命からがら逃げ出したハリー・ポッターたちを匿った。
ホグワーツの戦いにも妻フラーや他のウィーズリー家の魔法使いと共に参加。戦いの最中、弟フレッドを失う。
余談
演者はアラスター・ムーディ役の息子。
関連イラスト
関連タグ
チャーリー・ウィーズリー パーシー・ウィーズリー フレッド・ウィーズリー ジョージ・ウィーズリー ロン・ウィーズリー ジニー・ウィーズリー