注意
『ハリー・ポッターシリーズに登場する人物だが、同名のキャラクターが二名存在する。
- 主人公ハリー・ポッターの親友ロン・ウィーズリーの兄たちのひとりで、ジョージ・ウィーズリーと双子。本記事で解説。
- ジョージ・ウィーズリーの息子で、フレッド・ウィーズリー2世とも呼ばれる。該当記事で解説。
概要
『ウィザーディング・ワールド(魔法ワールド)』の人物。魔法使いの男性。
『ハリー・ポッターシリーズ』に一卵性でそっくりの双子の弟(※)ジョージ・ウィーズリーと共に登場する。
(※本編ではフレッドとジョージどちらが兄か不明だったが、原作者の発言によりフレッドが兄だと明らかになった。)
ハリー・ポッターの親友ロン・ウィーズリーの兄で、ウィーズリー家の四男にあたる。
プロフィール
誕生日 | 4月1日 |
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出身 | ホグワーツ魔法魔術学校 🔴グリフィンドール寮 |
映画版演者 | ジェームズ・フェルプス(※) |
| 尾崎光洋(ジョージと同じ) |
ゲーム(EA)版CV | 本田貴子 |
(※映画版演者はキャラクターと同様双子のフェルプス兄弟だが、兄であるフレッドを弟であるジェームズが演じた。)
容姿
一家共通の特徴である燃えるような赤毛で、顔はそばかすだらけ。
ウィーズリー家の中では比較的背が低いが(弟のロンよりも低い)、体格はがっしりとしている。ただ映画版の演者であるフェルプス兄弟はスリムで高身長なため、FAはこちらの容姿に寄せた作品が目立つ。
外見は双子の弟・ジョージと瓜二つで、気を抜くと家族でさえ区別が付かないほど。
それ故にクリスマスに贈られるセーターのイニシャルのFとGを間違えてプレゼントされ「お袋は俺たちが自分たちの名前もわかってないと思ってるんだぜ?」「そのくらい言えるよな?グレッドとフォージさ」とお約束のジョークを飛ばしている。
人物
陽気で好奇心旺盛、加えて行動的な性格。好奇心から危険なことに首を突っ込む。
大の悪戯好きで教師・生徒からジョージと共に「悪ガキ大将」として広く認知され、日夜悪戯に励んでいる。
しかし過去の先輩達のように悪質な悪戯はしていない。
一見性格も瓜二つに見えるが、フレッドはジョージよりも行動的で冗談を飛ばす回数が多く、ジョージはフレッドよりも冷静で慎重であり、周囲を気遣う発言が多い。
来歴
ホグワーツ有数の問題児であり、教師たちを欺くほどの高度かつ精巧な魔法のアイテムを開発するなど、類稀な才能を有する。
その悪童ぶりはあのジェームズ・ポッター&シリウス・ブラックと互角、という凄まじいレベルに達していた。
6年生の終わりにハリー・ポッターの資金援助で悪戯専門店(ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ)を開設。
7年生の途中でホグワーツを中退し、以降自分達で稼ぎを作っていた。
ちなみに資金提供者であったハリーは優待顧客(優待特典は「宣伝を条件に商品全種好きなだけ無料」)に指定されている。
中には魔法省から大量注文が来るほどの純粋に優れた商品も置いてあるが、年齢制限がかかっている物や、ホグワーツ発送時に別の商品に偽装される程に悪用しやすい薬物など、純粋にヤバい商品も取り扱っている。
ヴォルデモートとの最終決戦において死喰い人と交戦中、ベラトリックス・レストレンジにより殺害された。
これに対し、母モリー・ウィーズリーが仇を取り、ベラトリックスを倒した。
また双子の片割れジョージは、自身の息子に「フレッド」と名付けている。
彼の死は読者達や作者の旦那にハリー達、何よりもウィーズリー家一同のトラウマとなり、特にジョージに刻み込まれたそれは決して癒されることがないほど深いものとなった。
ちなみに作者の旦那が受けた精神的打撃は凄まじく、彼が死ぬことを知った際には作者に対して「殺さないでくれ!」と嘆願したという。