概要
J・K・ローリング(J. K. Rowling)はペンネームで、本名はジョアン・ローリング(Joanne Rowling)。
イギリスの女性小説家で、シリーズ累計4億部を達成したファンタジー小説『ハリー・ポッター』シリーズの原作者として広く知られる。
1965年7月31日に、イングランドのグロスタシャー州で、航空機のエンジニアの父とその妻である母の間に生まれる。
幼少時代から物語を書くことを好み、9歳の時に引っ越したタッツヒルにある、19世紀半ばに建てられたゴシック風の建物である「チャーチ・コテージ」やその周囲の美しい庭、近くにあった様々な民間伝承をもつ神秘的な森である「ディーンの森」など自然豊かな土地の中で育ち、こうした経験により彼女の想像力が掻き立てられたという。
その後は結婚したが離婚しシングルマザーとなり、生活手当てを受けながら「ハリー・ポッター」を執筆。これが大ヒットし、作家としては史上稀に見るレベルの莫大な資産と名誉を手に入れた。
ロンドンオリンピック(2012年開催)の開会式にて、読み聞かせ役として登場。名前を言ってはいけないあの人も登場した。
ちなみにハリー・ポッターシリーズのヒット後に、こっそり別名義(ロバート・ガルブレイズ)で探偵小説を出していたがこちらは今ひとつであったそうである。
児童にもとっつきやすいワクワクを駆り立てられる描写やアイディアが豊富な反面、メインキャラがあっけなく死ぬ・腐敗した官僚の生々しい描写など児童文学とは思えないほどハードな作風も特徴である。
ちなみにメイン画像は、ファンからのリプライで彼女自身も目にしており、「I love this so much.」と称賛を送っている。
ワーナーブラザーズと彼女のフランチャイズ契約の下、『ハリー・ポッター』のゲーム化シリーズが始まり、続いて映画シリーズ、『ファンタスティック・ビースト』シリーズ、「呪いの子」、ポートキー・ゲームズなど様々なメディア展開が行われた。
このフランチャイズは『魔法ワールド』の名でユニバース化されており、今後もますますの膨張が見込める一大IPである。
しかし2020年にトランスジェンダーをめぐるSNS上の発言(要約すると「トランス女性は女性ではない」という主張)で炎上。彼女は確固たる信念を元に批判に対してブログ内で長文で反論するが、ハリー・ポッターシリーズの主要演者たちからも猛反発を浴びてしまう。
その翌年に放送された、ハリー・ポッター20周年記念スペシャルでは原作者であるにもかかわらず出演していないという異常事態となり、その後もメディア展開において彼女が表に出ることはめっきり減ってしまった。
著書一覧
などなど